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クリスマス和製英語4択クイズにチャレンジ!全部わかるかな?

クリスマス和製英語4択クイズにチャレンジ!

日本に在住して18年。北九州市立大学准教授であり、和製英語の研究者でもあるアメリカ人のアンちゃんが、クリスマス特別企画「和製英語4択クイズ」を作ってくれました。和製英語と、本物の英語の区別がついているかチェックしてみましょう!

ハロー!!言葉と文化が大好きなアンちゃんです。

私はいつも、「文化の背景がわからないと、その国の言葉を完全に理解することはできない」と言っています。クリスマスのお祝いひとつを取っても、言葉と文化の繋がりをはっきり見ることができます。

日本はいいとこ取りの得意な国です。他の国の言葉や文化を取り入れて、形をちょっと変えて、自分のものにします。日本語の語彙の50パーセントは中国から取り入れたと言われているし、10パーセントはほかの外来語でできています。そして、取り入れた言葉の発音も日本人が発音しやすいように変えたけん、立派な日本語になりました。どんな国でも少なからずこういうことはありますが、日本語は他の国より多いと思います。

日本は言葉だけでなく、文化も取り入れます。

日本のクリスマスは他の国のクリスマスと全然違います。プレゼント、クリスマスケーキ、サンタクロース、パーティーなどはあるけれど、クリスチャンの国ではないから、キリスト教の関係のものをあまり取り入れていませんね。

そして、ケンタッキーのチキンを食べること!これは完全に Made in Japan のクリスマスの風物詩やね。

以前 GOTCHA!で和製英語の連載をしていましたが、実はクリスマス関連の和製英語もあるバイ!やけん、今日はクリスマスの和製英語クイズを用意しました。さて、始めよう!

【第1問】次の4つのうち和製英語はどれ?

第1問

A:ローストビーフ
B:フライドチキン
C:フライドポテト
D:クリスマスケーキ

正解は、Cのフライドポテト!

フライドポテトはアメリカ英語で、“French fries”と言います!

ケンタッキーでチキンと一緒にポテトやコールスローなどサイドメニューを頼みますよね!「フライドチキン」は和製英語じゃないけど、「フライドポテト」は和製英語だから気をつけてね。

ケンタッキーはアメリカ発のお店なのでアメリカでももちろん有名なのですが、「ケンタッキー」とは呼ばず、「KFC」と略して呼びます。やけん、「ケンタッキーに行こうよ!」という意味で、“Let’s go to Kentucky!” と言ったら、「え、何でケンタッキー州に行きたいの?」と、と思われるかもしれません。

それから、アメリカではクリスマスにチキンを食べる習慣はありません。代わりに七面鳥(ターキー)ハム、ローストビーフをよく食べます。

そのほかの選択肢は、roast beef、 fried chicken、christmas cake と全て英語です。

Christmas cake は一応英語でも言いますが、日本人が食べるクリスマスケーキとは全然違います。生クリームと苺をたくさん使ったようなクリスマスケーキは、日本独自のデザートです。ヨーロッパ人はフルーツケーキやストーレンを食べ、アメリカ人はパイをよく食べるバイ!

【第2問】次の4つのうち和製英語はどれ?

第2問

A:クリスマスリース
B:ホワイトクリスマス
C:クリスマスイルミネーション
D:クリスマスカード

正解は、Cのクリスマスイルミネーション!

クリスマスイルミネーションは通じなくはないですが、英語圏では “Christmas lights” と言う方が自然です。

アメリカ人の Christmas Lights に対しての愛情はハンパない!本格的に凝る人は、ものすごくお金を賭けて自分の家の周りを装飾します。私が小さい頃は、家族で車に乗ってイルミネーションを見に行ったことをよく覚えています。最近は、日本の家のイルミネーションもどんどん規模が大きくなっていて、アメリカといい勝負です!

日本では、クリスマス以外のイルミネーションもたまにありますね。このときも、英語で言うなら、lightsで良いと思います。ちょっと物足りない気もしますが、他の言い方がありません。クリスマスリースは英語ですが、つづりは気をつけてね。「リース」やけん r から始まりそうな気がするけど、英語は “wreath です。

ホワイトクリスマスはバリ和製英語っぽいけど、英語です。毎年全国のアメリカ人は、I hope it’s a White Christmas! と言います。ホワイトクリスマスはバリバリ雰囲気が素敵バイ。つい、“I’m dreaming of a White Christmas.~”と口ずさみたくなってしまいます。

そして、クリスマスカードも英語です。多くのアメリカ人は友達や親戚にChristmas cards を送ります。日本の年賀状のような役割です。たいてい家族写真が載っているので、もらったら冷蔵庫にたくさん貼り付けて写真だらけにすることがアメリカのクリスマスの特徴です。

【第3問】次の4つのうち和製英語はどれ?

第3問

A:クリスマスソックス
B:クリスマスマーケット
C:クリスマスクッキー
D:ホットココア

正解は、Aのクリスマスソックスです!

クリスマスの飾りに使う靴下のことは、stocking と言います。

アメリカでは、家族全員分の Christmas stocking を用意します。暖炉の脇にかけておくと、夜中にサンタさんが中にたくさんのキャンディーや小さいプレゼントを入れてくれます。日本語でいうストッキングには、女性が履くパンストの意味しかないですね。英語でもそれも stockingと言いますが、panty hose、hose と言うこともあります。

けれど、間違いなくあのバリでかくて、プレゼントが入る靴下は、ソックスじゃないバイ。stocking と言ってね。

クリスマスマーケットは英語です。よくヨーロッパで行われています。この間、私は生まれて初めてクリスマスマーケットに行きました。福岡の博多駅前で毎年やっています。素敵なイベントやったけど、寒いのが苦手なアンちゃんは、我慢ができなくてすぐホットココアを買いました!

ホットココアも英語なんだけど、アメリカでは、hot chocolate の方がよく使われます。hot cocoa と言うときの発音に気をつけてね。「ア」は発音しないからさ。「ホットココ」と言ってね。

最後に、クリスマスクッキー。これも英語です。多くのアメリカ人は、11月の感謝祭からクリスマスまで食べてばかりです。延々とクリスマスクッキーとキャンディーを作っています。この期間にアメリカ人の体重は平均3キロくらい増えると聞いたことがあります(笑)。それから、クリスマスクッキーは英語ですが、アイシングクッキーや、デコレーションクッキーは和製英語です!気をつけてね。

 

そういうわけで、クリスマスの和製英語クイズが終了しました。どうだった?満点やった?

満点なら、サンタさんからストッキングにプレゼント入れてもらえるかもね!ドキドキ!

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アン・クレシーニ

文:アン・クレシーニ
アメリカ生まれ。福岡県宗像市に住み、北九州市立大学で和製英語と外来語について研究している。自身で発見した日本の面白いことを、博多弁と英語で綴るブログ「アンちゃんから見るニッポン」が人気。Facebookページ更新中!

編集:末次志帆