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イマドキ映像翻訳事情とは?編集部員が英語の通教受講してみた

映像翻訳

働き方が多様化する昨今、長く働き続けるために、英語好きの方なら翻訳を仕事にすることを考えたことがあるのでは?でも、文書の翻訳とは違う「映像翻訳」は少し特殊な気がして、学習に踏み込めない方もいるかもしれません。今回が初回のこの連載では、そんな一人だったGOTCHA!編集部員が、日本映像翻訳アカデミーとアルクが共同開発・運営する「映像翻訳Web講座」に挑戦する様子をお伝えします!

なぜ今、映像翻訳なのか?

翻訳の仕事は多岐にわたり、厳密にカテゴリー分けすることは難しい場合もありますが、一般的には「実務翻訳」「出版翻訳」「映像翻訳」の3つに大別されます。実務翻訳はビジネスに関わる文書など、出版翻訳は小説やノンフィクションなど出版される本などを扱います。そして、映像翻訳は、その名の通り映像の内容を伝える翻訳(字幕や吹き替え)ですが、皆さんも日々、多くの動画に接しているように、「映像」の範囲はどんどん広がってきています。

映像翻訳は映画やドラマや番組だけではない!

映像翻訳といえば、「映画やドラマやドキュメンタリー番組とかが好きな人がやるんでしょ?」と思っている方も多いのではないでしょうか?実は私もそうでした。

DVDができたころには特典映像の翻訳が増加し、BSやCSの時代には翻訳が必要な海外の番組数が急増し、といった歴史は耳にしていましたが、最近はもっと映像翻訳者の活躍の場が広がっているそうです。

Netflix (ネットフリックス) やHulu(フールー)といった動画配信サービスの映画やドラマはもちろん、それ以外の分野の映像翻訳も増えています。特に、ビジネスでは企業などによるPRや研修用などの社内外向け動画、教育では大学などのPR動画やMOOC(大規模公開オンライン講座)のための動画などの翻訳の必要性が高まっているそうです。

映像以外の翻訳にも役立つクリエイティビティーを磨ける

さらに、映像翻訳に取り組むことは、映像以外の文書の翻訳にも役立つと思います。

映像翻訳は通常の文書の翻訳よりも字数などの制限が厳しく、そのルール内で翻訳する必要があります。映像を見るときには、文書を読むときとは違い、視聴者が字幕を読んだり、せりふやナレーションを聞いたりするスピードをコントロールできないため、映像が流れる時間内で読める字幕、聞き取れる吹き替え原稿を作成する必要があるからですね。

つまり、全てそのまま訳したのでは映像翻訳にならないということです。思い切った取捨選択や発想の転換が時には必要になってきます。その際に物を言うのは、確実な英語理解力と豊かな日本語表現力(英日翻訳の場合)に加えて、「創造力(creativity)」ではないでしょうか。

この創造力、実は映像翻訳以外の翻訳でもますます重視されるようになってきています。AIによる機械翻訳、自動翻訳も一般的になっている中で、文の意味を正しく翻訳するのは機械が大部分を担えるようになるでしょう。しかし、創意工夫が必要なマーケティング翻訳などは、今のところはまだ人間の方が機械より得意です。そのため、ただ訳すのではなく、文化の違いや言葉のニュアンスに気を配って訴求力の高い翻訳もできる翻訳者は重宝されます。

こういったトランスクリエーション(translation[翻訳]+creation[創作])の力を、映像翻訳の学習を通して鍛えられるのではないか、という期待もひそかに抱きながら、私は受講に臨ませていただきました!

場所、時間、年齢などに縛られない働き方

フリーランスで活躍する人が多い翻訳の仕事。企業などでも少しずつ多様な働き方が可能になってきていますが、育児、介護、家族や自身の病気などで勤務し続けるのが困難になる場合も残念ながら多いですよね。

フリーランスの翻訳者としてなら、実力を付けて翻訳会社などとの関係づくりができれば、キャリアの中断や少ししか働けない時期があっても、地方や海外に住むことになっても、年を重ねても、やる気次第で、本業または副業として働き続けることが可能です。

可能なだけでなく、多様な経験を積むほど、翻訳に生かすことができます!(これは翻訳の仕事に限りませんね)

※参考文献:「映像翻訳Web講座 ベーシックコース」の「映像翻訳ハンドブック」

「映像翻訳Web講座」ってどんな講座?

実績のある通学コースのプログラムをウェブで

「映像翻訳Web講座」は、業界屈指のプロデビュー実績がある日本映像翻訳アカデミーが、映像翻訳講座の通学コースで培ってきたノウハウを生かして開講したウェブ講座です。インターネット環境とWindows PCさえあれば、いつでもどこでも受講可能。課題提出と課題への個別のフィードバックを通して、映像翻訳の基礎からプロデビューに直結する翻訳技術を身に付けることができます。

www.alc.co.jp

プロに必要な広範囲の実力を基礎から身に付けられる

本講座では、「プロまでの道のり」として、4つの本科コース(受講期間は全22カ月)とスキル強化コース(各3カ月)が用意されています。本科コースを順番に修了し、トライアルに合格すると、プロの翻訳者としてデビューすることができます。

映像翻訳

今回、私が受講するのは最初の「ベーシックコース」です。受講期間3カ月で、課題は全6回。1回分を2週間で受講するスケジュールになります。

受講開始レベルの目安はTOEIC L&R 600点程度、翻訳未経験でもOKです。入門・基礎コースながら、短編映画とドキュメンタリー番組字幕と吹き替え、の両方の映像翻訳(英⇒日)を学べるので、お得感があります。

次回はいよいよ、「ベーシックコース」の実際の学習体験をお伝えします!

今回のポイント!

  • 映像翻訳の需要は、映画やドラマはもちろん、ビジネスや教育などの分野でも拡大している。
  • 映像翻訳では「創造力」特に必要で、この力は映像以外のマーケティング翻訳などにも生かせる。
  • フリーランスで働くことが多い翻訳の仕事は、場所、時間、年齢に縛られずに臨機応変に続けることができる。
  • 「映像翻訳Web講座」は、翻訳未経験でもOKの「ベーシックコース」から始めてプロデビューが可能。
  • 「ベーシックコース」は3カ月で6回の課題取り組み、英⇒日の短編映画とドキュメンタリー番組字幕と吹き替えを学べる。

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時間の制約や通学距離などの事情から、通学受講を迷っていた方々におすすめ!パソコンがあれば、どこにいても受講できます。最短22カ月間で、プロの映像翻訳者になれます。まずは、ベーシックコースから。

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受講体験者・文:アンズ(GOTCHA!編集部)
「手に職」をと、実務翻訳や文芸翻訳の講座を受講したことあり。映像翻訳は字幕・吹き替えともに未体験。最近はビジネス分野の実務翻訳でも動画の字幕・吹き替えの需要が増加しているという話を聞き、今回の受講へ。