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英語が「どこでも勉強できる」アイデア10選【超時短イングリッシュ】

超時短イングリッシュ

勉強は「机の上だけ」と決めつけていませんか?書籍『英語が身につく ちいさなノート術』の著者Marieさんは家事、育児、仕事をこなしながら、「いつでもどこでも勉強」を実践し、複数の外国語を習得している「時短学習」のプロ。前回に続き、すきま時間を使って最大の学習効果を上げる方法を教えてもらいましょう。

「どこでも勉強」するメリットとは?

こんにちは!Marieです。この連載では、飽きっぽい私が期限のある目標を達成するために、自分の暮らしに取り入れている外国語学習Tipsを紹介していきます。

例えば、TOEICや英検などの「試験を受ける」と決めたら、まず取り掛かるのが、「どこででも勉強できる」環境を整えることです。

学習時間を確保しようとするとき、スケジュール帳に「何時から何時まで」と学習予定を書き込む、という人も多いと思うのですが、実際やってみると、なかなかその通りにはいかないものです。

家庭を持っている場合は特に、家にいる時間の多くは家族の予定に振り回され、決まった時間に学習時間を取りづらいのが現状です。

仕事が休みの週末ですら、毎週まとまった時間を取るのは難しく、たとえ事前に時間を確保できたとしても、急なトラブルで予定を変えざるを得なくなることも多々あります。

そこで、まとまった学習時間を取ることはあきらめ、細切れの時間をメインに進めていく方法を考えるのも一つの手です。

事前の「仕込み」が大事です!

とはいえ、すきま時間の多くは、想定外に発生するもの。

数分の空き時間ができたそのときになって、「さて、何をしようかな」と考え始めたのでは、結局何をすることもなく時間が流れていってしまいます。

そこで、「決まった時間にコレをする」というルールではなく、「この場所ではコレをする」というルールに変えて、場所と学習内容を結び付けてみることにしました。

その場所でどんな勉強をするか、教材までしっかり準備できていれば、「空き時間ができた、さて何をやろうかな」と考える必要がなくなります。

「その場所」にいるときに、5分でも空き時間ができたら、「あらかじめやると決めていること」を即座に始めましょう。

そのためには、その場所に学習ツールの仕込んでおくことが必要です。「この場所でコレをやる」が習慣化されてくると、考える前に体が動きはじめるので、勉強への面倒くささが軽減され、学習時間の確保がラクになってきます。

「場所とやること」を結び付ける

実際に手と体を動かして勉強してみるのはもちろん、事前にどこでどんな勉強ができるかのアイデアを、ノートに書き出してみましょう。

アイデアを実際に試してみて、無理なく効率的に取り組めそうだったら、どんどん実行して、生活の中に組み込んでいきます。

超時短イングリッシュ

「場所×勉強」のアイデア10選

  • ダイニングテーブル:机の上でしかできないこと。時間を計ってTOEICや英検の問題を解く、印を付けておいた例文をノートに書き出す。
  • キッチン:リスニング。水音や換気扇の音で、教材音声が聞こえなくなることも多いので、一度聞いたものを再聴。集中力が途切れてもよい「ながら聞き」。覚えられない単語を壁に書いておいて覚える。
  • お風呂・トイレ:語彙強化。覚えるために書きなぐったメモなどを再利用して壁に貼る。お風呂は音読など声を出すトレーニングも。
  • 洗濯物干し・アイロン・洗面所そうじ:リスニング。(子どもが小さいころはイヤホンを使っての「ながら家事」ができなかったので、各所の棚に再生機器をセットする場所を確保していました。)
  • 車の中:待ち時間用に、車内に教材を置いておく。教材は新しいものではなく、一度やったものの復習をメインに。単語アプリ。
  • 通勤電車:アプリ・洋書読書。立っていてもできることと、座ったらできることを準備しておく。できるだけ耳を使う。
  • 通勤(徒歩):シャドーイング・リピーティング
  • ベッド:Kindleで洋書読書。読み始める前に単語帳機能を使って語彙の復習。
  • 職場の昼休み:ディクテーション・模試を解く
  • リビング:解説をじっくり読みたいテキストを常備。単語アプリ

すきま時間の活用で学習時間をこまめに確保

「暮らしの中のあらゆる場所で『勉強タスク』が待っている環境を整える」と聞くと、ずいぶん窮屈になりそうだ、息が詰まりそうだ、と感じるかもしれません。

しかし、成果を出すためには、一定以上の学習量が必要になってきます。

例えば、TOEICのスコアを上げるために必要な学習時間の目安は、一般的に500点から600点に上げるために200~300時間必要と言われています。

半年間で300時間の勉強時間を捻出するのに、週末だけ(50日)を使うなら、1日当たり6時間を確保しなければなりません。

一方、毎日平均的に確保するなら、1日当たり1.7時間。

毎日2時間近く勉強しなければならないとなると、かなり負荷の高いプランだと感じるのではないでしょうか。

平日に2時間まるっと確保するのは、私にとってはあまり現実的なプランではありません。しかし、細かく分けて実行することで、それほど大変と感じずに学習時間を積み上げることができています。

「すきま学習」を積み上げる

1日当たり1.7時間を必ず勉強時間に充てると決めます。

通勤時間のうち、40分を学習時間に使えば、残りは1時間。

朝少し早起きして30分、夜30分を勉強に使う。

そんなふうに考えると、実現可能な計画に思えてきませんか?

この方法なら、極端に睡眠時間を削る必要もありません。

加えて、すきま時間での学習をコツコツ積み上げ、お休みの日に少し多めに時間を取れば、半年で400時間の学習時間確保という目標も、現実的なプランとして進めていくことができます。

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Marieさんの本

英語が身につく ちいさなノート術

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「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル

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Marie


執筆:Marie

二児の母。
2006年より運営するブログ「Mandarin Note」(https://mandarinnote.com)では、Kindle・スマホなどガジェットを活用した英語・中国語学習法や、手帳術・タスク管理など、デジタルとアナログの両方を使って暮らしをマネジメントする方法を紹介している。バックパック一つでアジアやヨーロッパを旅した若き日の記憶が忘れられず、今も時々、子どもを引き連れ旅に出る。

Blog:https://mandarinnote.com
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