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日本人の英語発音の歪みを直す、Eテレ人気講師の指導ノウハウを凝縮した本

日本人の英語発音の歪みを直す、Eテレ人気講師の指導ノウハウを凝縮した本

きれいな英語の発音を身に付けたい!英語を学習する人なら誰もがそう思うことでしょう。では、そのためにはどんなトレーニングをするのが最も効果的なのでしょうか。その方法を詳しく指導してくれる本『最強の英語発音ジム』を紹介します。

最強の英語発音ジム ~「通じる発音」と「聞き取れる耳」をモノにする~

最強の英語発音ジム ~「通じる発音」と「聞き取れる耳」をモノにする~

  • 作者: 高山芳樹
  • 出版社: アルク
  • 発売日: 2019/02/20
  • メディア: 単行本

日本人は /l/ と /r/ や、/f/と/v/の発音が苦手…といった指摘は、英語学習者の共通認識に近い形で存在します。でも、そんな認識に対して『最強の英語発音ジム』の著者、高山芳樹さんは次のような意見を述べています。

このようなミクロのレベルで日本語にない音を正しく身につけることはとても重要です。でも、英語発音のコア(体幹)を鍛え、自己流の通じない発音をマクロに矯正し、より通じやすい発音を習得することを目指す発音学習の重要性についても、もっと多くの人に知ってもらいたいと考えました。(本書「はじめに」より)

一つ一つの音に細かくこだわる前に、まず、日本語流の発音の癖を見直し英語流に直す。さらに、発音の歪みを直すことで、リスニング力もぐんと伸びる。そんなトレーニングを本書は展開します。

本書の構成を見てみましょう。

pp.4-5 目次

Mission 1 余分な「あいうえお」を切り離せ!

ほとんどが「子音+母音」の組み合わせで構成される日本語からの脱却、つまり意識して母音を切り離すトレーニングを行います。口の形や舌の位置などを、イラストを交えた解説で分かりやすく学び、発音のトレーニングでは次のようなことを行います。

k, k, k, k, k, k, k, k, k, k, k, ...(10回以上連続で言ってみよう)
ssssssssss ...(10秒以上、途切れないようにして連続して音を出そう)

シンプルな練習に思えるかもしれませんが、これが本当によく効きます。

英語らしい発音が体の奥底から生まれてくる感覚というのでしょうか。そういうものを味わえます。

p.23

Mission 2 音のかたまりを数えよ!

例えば「プログラム」と“program”という言葉を見てみましょう。日本語では全ての音に母音が付いているため、「プ・ロ・グ・ラ・ム」と音のかたまりは5つ。一方の英語はというと、pro+gram で2つしかありません。

英和辞書などを見ると pro・gram のように表記されていて、これで音のかたまり(=音節)の数が確認できるとのこと。では、例題です。

1.comic は com・ic だから何音節?
2.desk は desk だから何音節?

簡単ですね。comic は2音節で、desk は1音節。こんな根本的な違いを、意識せずに使い分けられるようになるトレーニングを、本書では全11章にわたって徹底的に行います。

また、解説は先生と生徒との会話形式になっていて、堅苦しさがなく容易に理解できます。

pp.38-39

テレビで人気の英語講師のノウハウが凝縮

ちなみに、著者の高山芳樹さんは東京学芸大学の教授で、2014年度にNHKラジオ「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」を監修。さらに2015年度からはNHK Eテレ「エイエイGO!」の講師を務めています。

本書は、この「エイエイGO!」での指導内容をベースに高山さんが執筆。日本人特有の発音の歪みを矯正するメソッドは、番組でも大好評だったそうです。

2020年の東京オリンピックを控え、ますます英語のアウトプットが重要になる今、皆さんもこの画期的なメソッドで、英語の発音に磨きをかけてはいかがでしょう。

英語を学ぶ方々に向けたエールを、高山さんより頂きました。

日本人英語のままでいいという意見に私も賛成です。しかし、それが相手に全く通じなかったり、相手とのコミュニケーションの流れをいつも邪魔したりするようであれば大問題です。相手が誰であろうと自分の話す英語がコミュニケーションの道具として「通じる英語」になっていること、これが最も大事なことです。本書を通じて自己流の歪んだ英語発音を矯正し、これまで聞き取れなかった英語も聞き取れるようになりましょう。
――高山芳樹

最強の英語発音ジム ~「通じる発音」と「聞き取れる耳」をモノにする~

最強の英語発音ジム ~「通じる発音」と「聞き取れる耳」をモノにする~

  • 作者: 高山芳樹
  • 出版社: アルク
  • 発売日: 2019/02/20
  • メディア: 単行本

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取材・文:GOTCHA!編集部
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