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リスニングが苦手な人は「発音」が悪い

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アップル・ジャパン元社長がはじめた英語塾「コミュニカ英語塾」のレポート(第2回)。徹底した発音矯正で世界に通用する英語力を身につける、独自のカリキュラムとは?今回はその内容をレポートします。

英語名で呼び合い、アメリカで課外授業

ビジネスの現場で通用する英語力を身につけたい!──本気でそう願う人たちだけが集う、東京・南青山の英会話学校「コミュニカ英語塾」。元アップル・ジャパン社長の山元賢治氏が代表を務める英語塾です。

今回は、巷の英会話学校とはひと味もふた味も異なる「コミュニカ英語塾」のレッスンについて、その内容を詳しくレポートします。

コミュニカ英語塾のコンセプトや山元氏のビジョンについてはこちらの記事でもご紹介しています。あわせてご覧ください。

gotcha.alc.co.jp

2カ月の発音矯正で「聞こえる」ように

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左:講師の小西麻亜耶さん、右:代表の山元賢治さん

──コミュニカ英語塾のレッスンは、レベルに応じて「英語難民コース」「初級者コース」「中級者コース」「上級者コース」の4つに分かれていますね。それぞれの内容を教えてください。

小西 「英語難民コース」では、Where are you from?のように頻繁に使用する簡単なフレーズを覚えていきます。このコースの一番の目的は、英語で話す抵抗感をなくすこと。毎回、英語ネイティブに来てもらい、彼らの英語を聞き取れるか、自分たちの英語を聞き取ってもらえるかを楽しみながら体験します。

「初級者コース」では、英語のスキットをくり返し練習し、英会話のリズムを実践で体得していきます。カリキュラムの内容は、講師である私が日本語と英語を交えて説明します。「中級者コース」からは、授業にプレゼンテーションも採り入れていきます。塾生自身が資料を作り、みんなの前で、英語でカリキュラムを説明します。中級者コース以降は、レッスンで日本語を使うことはほぼありません。

「上級者コース」では、山元が執筆したビジネスマインドの指南書『覚悟108』を題材にしたディスカッションを行います。「情熱を注ぐ」「謙虚であれ」というように、ビジネスリーダーに必要な108個の覚悟をひもといた本です。例えば「情熱を注ぐ」の項目を取り上げるなら、「あなたは何に情熱を注いでいますか?」といったテーマを設けて、英語で話し合います。

──どのコースでも発音矯正を行うのでしょうか。

小西 発音矯正のルールを手取り足取り教えるのは、中級者コースまでです。ですから、TOEIC900点以上でかなりしゃべれるという人でも、発音に難があれば中級者コースで矯正してもらいます。

意外に思われるかもしれませんが、発音矯正を1、2カ月ほど行うと「リスニングができるようになった」とおっしゃる方が非常に多いんですよ。コミュニカのコンセプトは「話せない人には聞こえない」。逆に言うと、話せるようになれば聞こえるんです。

また、特に上級者コースでは、発音に加えて「自分の意見を持っていること」も重要になります。宗教や移民、ジェンダーの問題など、世界で日々、目にするニュースに関心を持ち、イエスかノーかを言えるようにしておかなければなりません。そして、Why(なぜそう思うのか)を問われたときに、理由も説明できるようにしておく必要があります。

──今年からは「TOEICコース」も新設されたそうですね。

山元 コミュニカの塾生たちは、皆、リスニングから点数が上がっていくんです。ただ、リーディングの点数が悪いんですよ(笑)。読むのが遅い。そこで、TOEICのリーディング対策ができるコースを作りました。多くの企業でTOEICテストを評価基準にしていることもあって、このコースは人気がどんどん上がっていますね。

小西 TOEICコースの受講者は、半年間で平均100点ほどスコアが上がっているように感じます。中には、260点上がった人もいました。

英語名で呼び合い、別人格になる

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コミュニカ英語塾のWebサイト(トップページ)

──コミュニカ英語塾には、どんな人が通われていますか。また、英語力が伸びるのはどんな人でしょうか。

山元 ビジネスパーソンと大学生が多いですね。ビジネスパーソンといっても会社員に限らず、美容師、農業経営者、カメラマンなどさまざまな業種の方が通われています。

小西 英語力が伸びるのは、やはり、まじめに練習している人です。レッスンは基本的に週1回ですから、それ以外にどれだけ練習するかで、成果がまるで変わります。家では、英語モードのiPhoneでSiriに話しかけ、聞き取ってもらえるまでくり返し練習する方法を勧めています。

山元 まったく練習しない人には、レッスン料をお返しして退塾してもらうこともあるんですよ。やる気のない人がいると、クラスの士気が下がりますから。

小西 逆に、すごく練習してきてくれている塾生がいると、私もうれしくなってレッスンに熱が入ります。お互いのやる気がどんどん高まる好循環が生まれるんですよね。

──コミュニカならではのユニークな指導法はありますか。

山元 入塾したらまず、塾生自身に英語名を決めてもらいます。日本語と違って、英語で話すときはすぐに結論を出さなければなりません。別人格にならないといけないんです。英語名は、それを助けるための工夫ですね。英語人格に切り替われば、「日本人の前で英語を話すのは恥ずかしい」といった気持ちもなくなります。

それから、年に1度のDiscovery Weekは、コミュニカならではの一大イベントです。僕と小西がアメリカのどこかの都市を訪れて、塾生にも来てもらいます。ツアーを組むのではなく、各自が自力で現地を目指すんです(笑)。Airbnbで宿を探したり、Uberを使って集合場所に向かったりして、できるだけ英語で話す機会を増やし、自分の英語がどこまで通用するかを試す実践の場です。

──「ネイティブによるマンツーマン指導」をうたう英会話スクールも多いですが、「日本人によるグループレッスン」のメリットは何でしょうか。

小西 日本人である私が教えるメリットは、日本語と外国語の違いや、日本人がどういうところでつまづくのかを理解し、その部分を丁寧に説明できることです。「ネイティブはこう話すけれど、日本人の耳にはこう聞こえているはずだ」といったことは、外国人講師にはなかなか説明しづらいと思います。

グループレッスンの特徴は、人と比較して自分の英語力がどうなのかが顕著に分かること。発音矯正のときも、クラス全員の前で「あなたはできています」「あなたはできていません」とはっきり伝えます。

山元 英語が上手そうな人が実際はそうでもなく、発音を直されることもあるんですよ。逆に、のんびりした印象の塾生にStarbucksと言わせたら、発音がすごく上手だったり。そうすると、周りの塾生がドキッとして刺激を受けるんです。

日本のビジネスパーソンに必要なのは、情熱とビジョン

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山元氏はビジネス書の著書も多数

──最後に、日本のビジネスパーソンが世界で活躍するために必要な心構えを教
えてください。

山元 今、日本で働く東南アジアの人々も増えていますが、彼らのほとんどは母国語、英語、日本語の3カ国語を話せます。語学の面においては、日本人のレベルが非常に低いという事実を認識しなければなりません。

日本のビジネスパーソンに最も足りないものは、情熱とビジョン。自分はそもそも、何のために生まれたのか。会社を今後どうしていきたいのか。もはや、「いい大学を出ていい仕事に就けば一生ラクできる」という時代ではありません。

日本はとてもいい国なのに、これから衰退していくのではもったいない。山元塾とコミュニカ英語塾を通じて、もっともっと多くのビジネスリーダーを育成していくことが、僕の目標であり生きがいでもあります。

塾生の声(1):発音を学べたことがリスニング力アップにつながった 

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石崎達也さん(会社員/中級者コース)

ビジネスで本格的に英語を使用する状況になり、きちんとした発音で正確に自分の意図を伝えたいとの思いから入塾しました。発音のコツを体系的に学んだことが、リスニング力向上に大きく役立っています。実際、海外での会議でも以前より相手の発言をつかめるようになりました。

小西さんからのコメント

ドイツ留学経験があり、入塾時からコミュニケーション力が高かった石崎さん。声がよく発音もきれいなのですが「英語っぽくかっこつけた感じの発音」でした。母音の発音を徹底的に強制することにより、石崎さんの発音はネイティブに近いレベルにまで改善されました。

塾生の声(2):ナチュラルな英語の発音ができて、話し方に自信が持てた

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近藤紗也子さん(会社員/上級者コース)

ネイティブのように自然な発音と英語表現を学びたいと思い入塾。発音矯正を受けたことで、今ではあまり意識しなくてもナチュラルな英語の音を出せるようになりました。話し方に自信を持てるようになったため、海外の顧客相手に話すときも会話の内容だけに集中できます。Maaya先生からは、英語だけでなく、世界のビジネスにおいて大切な心構えや知識も教えていただきました。

小西さんからのコメント

最初は声が小さく、プレゼンの際に緊張して震えてしまっていた近藤さん。レッスンを重ねるごとに私からのフィードバックをどんどんものにし、プレゼン能力が格段に上がりました。とても素直な方なので、指導している私もやりがいがあります。英語でのプレゼンに自信がつき、今では海外出張を積極的に志願するようになったそうです。

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