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英語を楽しく漫画で勉強!紀伊國屋書店の洋書バイヤーおすすめ3選

洋書バイヤーの角さん

本を読むことが英語上達のために必要とわかっていても、いきなり洋書で読書はハードルが高いですよね。そんな方におすすめしたいのが、日常会話の宝庫であるマンガの英語版を読むことです。

本記事では書店員さんに、日常英会話がよくわかる「読みやすい英語のマンガ」をおすすめしていただきます。今回は新宿南口にある紀伊國屋書店「Books Kinokuniya Tokyo」に行ってきました!

海外の本屋さんみたい!「Books Kinokuniya Tokyo」

店長の舟木さんと洋書バイヤーの角さん

お店のコンセプトは「普通の本屋だけど、全部英語の本」という「Books Kinokuniya Tokyo」は国内最大級の洋書専門店。洋書の専門店というだけあって、海外の本屋のような雰囲気で、英語のあらゆるジャンルの本を置いています。

今回、英語マンガを紹介いただいたのは、店長の舟木さん(写真右)と、洋書の仕入れのプロ、チーフバイヤーの角さんです。

日常英会話がよくわかる!おすすめ英語マンガ3冊

紹介の英語マンガ3冊

今回紹介の3冊は、英語中級者向け「辞書を引けばわかるレベル」のマンガです。

  • 『Orange』
  • 『In this Corner of the World』
  • Awkward

1.日本の高校生ライフを英語で楽しめる『Orange』

『Orange』

写真引用元:紀伊國屋書店ウェブストア公式サイト

角さん:原作は『月刊アクション』にて連載中の高野苺による大人気のマンガで、世界9カ国で翻訳出版されています。普通の高校生の日常に起こる、不思議な出来事を描いたSF青春ラブストーリーです。SFですが、日本の高校生ライフが丁寧に描かれているので、親しみやすさが英語の学習に適しています。

アクション系の「パンチしてバーン!」といった擬音が多く、文字が全部大文字のマンガは、英語の勉強になるかと言われたら少し微妙ですが、このマンガはちゃんと会話になっていて、話の流れもイメージしやすいのでおすすめです。

購入はこちら! *「紀伊國屋書店ウェブストア」サイト

2.「この世界の片隅に」の英語版『In this Corner of the World』

『In this Corner of the World』

写真引用元:紀伊國屋書店ウェブストア公式サイト

角さん:こちらは映画になった『この世界の片隅に』の英語版です。上中下巻の3冊全部が1冊にまとまっています

戦時中の貧しくて厳しい生活の中に、楽しさを見いだして過ごす女性が主人公です。

戦争が主題の悲しいラブストーリーですが、日常生活がベースになっており、ほのぼのとした会話が楽しめます。日常のささいなやり取りが読める点がおすすめ。ストーリーの評価が非常に高い本です。

原作は方言で書かれていますが、英語版では方言の表現はなくなっており、普通の英文になっているので読みやすくなっています。

外国人のお友達に「昔、日本で戦争があって」といったことを、英語で説明するのはとても難しいと思いますが、このマンガに出てくる表現を学ぶことで、背景も含めて説明ができるようになり、読後に感じたことなどを語り合えるようになる、そんな本ではないかと思います。

購入はこちら! *「紀伊國屋書店ウェブストア」サイト

3.日本のマンガに影響を受けたアメリカのマンガ『Awkward

『Awkward』

写真引用元:紀伊國屋書店ウェブストア公式サイト

角さん:こちらはアメリカのマンガです。かなり日本のマンガに影響を受けた作風で、絵やコマ割りがコメディタッチで描かれている所が面白いです。

本のタイトルAwkward』は「気まずい」といった意味です。舞台はとある中学校。女の子が転校生としてやってきますが、彼女は初日に、廊下でみんなの前で転んでしまいます。そのときに手を差し伸べて助けてくれたのがこの表紙の男の子なのです。でも、この男の子はいつも一人ぼっちで若干いじめられているタイプ。

「いじめられている男の子に助けられた」という理由で周りが「付き合っちゃえよ」とはやしたてるので、彼女はすごく恥ずかしく感じて、彼を突き飛ばしてしまい、気まずくなります。ここから話が始まり、学園ドラマ的な出来事がさまざま起こります。

舞台はアメリカの学校なので、国際的な雰囲気が楽しめます。ストーリーが良く、学生らしい会話が楽しめます。友達とトラブルがあったり、いじめっ子がいたりするのは万国共通ですよね。

購入はこちら! *「紀伊國屋書店ウェブストア」サイト

マンガ以外で人気の洋書ジャンルは「ヤングアダルト」

ヤングアダルトコーナー

ここからはマンガではなく人気の洋書ジャンルについても、お伺いしてみました。

舟木さん:実はここ数年で一番人気は、13~19歳のティーンエイジャー向けの「ヤングアダルト」という小説ジャンルに区分される作品です。売上が伸びています。

「ヤングアダルト」とは英語圏で中学生・高校生をはじめとする10代の人を対象とした呼び方です。 児童書の本は卒業したけれど、一般の大人向けの本は難しい。 どんな本を読んでいいかわからない。もともとはそんな人たちにおすすめの本なのです。

「ヤングアダルト」は人種差別やさまざまな家庭の事情、親子の愛情、友情など実生活で直面している現実の問題がリアルに描かれています。

本格的な現代小説ほどではありませんがあらゆるテーマを扱っており、いわゆる大人向けの小説を書いていた小説家もヤングアダルトジャンルに進出しています。

今回紹介したマンガは人気の「ヤングアダルト」の小説が扱うようなテーマのマンガを選びました。

これらの英語マンガを気に入っていただき、洋書にもチャレンジしたいと思った方は、ぜひ「ヤングアダルト」ジャンルから始めることをおすすめいたします。英語レベルも割りと易しいので読みやすいと思います。

英語絵本や児童書も充実!おトクな情報はSNSで

児童向け英語書籍

「Books Kinokuniya Tokyo」は上の写真のように、絵本や児童書も充実しています。ハロウィーンやクリスマスなどの時期には、子ども向けの楽しいイベントを行っているそうです。

毎週水曜日は洋雑誌が20%オフで、毎月最終金曜日、プレミアムフライデーは洋書も洋雑誌も10%オフ。年始は初売りセールを行ったり、夏にはバーゲンを行うことも。FacebookTwitterからも、いろいろな情報を入手できます。

さらに、紀伊國屋書店のポイントカード会員は店頭で100円購入ごとに5ポイントもたまります。

店舗内に洋書バイヤーが常駐している書店は全国でも珍しいそうです。ぜひお店に足を運んでみてくださいね。

また、公式ウェブサイトもご覧ください!

「Books Kinokuniya Tokyo」

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取材協力:紀伊國屋書店 洋書専門店 「Books Kinokuniya Tokyo」
編集:GOTCHA! 編集部