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オンライン英会話レッスンを50回受けた私が、レッスン内容とその効果を大公開!

イングリッシュブートキャンプ「ジム」のオンライン英会話体験談

2日間の英語集中合宿「イングリッシュブートキャンプ」から生まれた、約12週間の新プログラム「ジム」。GOTCHA!編集部員が実際にフルで参加して体験レポートします。

英語を話すことを徹底的に体にしみこませ、英語が癖になるまでトレーニングを続ける約12週間のプログラム「ジム」。このプログラムは、通学する週と自宅学習の週で構成されているのですが、今回はジムの自宅学習プログラムに含まれているオンライン英会話レッスンの内容をご紹介します。

「ジム」って何?という方は、こちらの記事でプログラム内容を、こちらの記事で通学週の様子を紹介しているのでぜひ参照ください。

「ジム」は自宅学習でもスパルタ

「ジム」の通学週は平日は会社帰りに19時15分~22時30分まで約3時間のレッスン、土曜日は朝から夕方まで約6時間のレッスンがあり、かなりのスパルタ。なので自宅学習週に入ったら、ちょっとはゆっくりできるのかな、自宅学習って「自習」のような感じかな、なんて思っていたのですが・・・その考えが甘かった!

どっさりと宿題が出ます。ある意味、期待を裏切りません。

自宅学習週に出される宿題
  • アプリで単語学習(900語程度)
  • ディクテーション(音声を聞いて英語フレーズを書き取る練習)
  • 統計データを読み込んで問題に答える練習
  • 発音練習
  • オンライン英会話(1レッスン25分×50回)

※宿題内容は2018年2月末のもので変更の可能性があります

終わる気がしない量なのですが、宿題の進み具合についてパーソナルトレーナーから「どこまで進みましたか? 学習計画表を提出してくださいね」と連絡が来るので、もちろんさぼることはできません。

50回のオンライン英会話レッスンの内容は?

オンライン英会話レッスン用のテキスト

私にとって自宅学習の中で一番ハードルが高かったのがオンライン英会話レッスンの受講。オンライン英会話は何度か受けたことがあるのですが、1回25分のレッスンを50回も受講するのは未知の領域。

合計で約25時間のオンライン英会話って、何を話せばいいの?、途中で飽きちゃうかも、予約がめんどくさいな・・・と受ける前からナーバスだったのですが、安心あれ。50回はびっくりするぐらいあっという間に終わりました

レッスンは事前予約制で、スカイプを使ってフィリピン在住の英会話講師と一緒に行います。レッスンでは、TOEICスピーキングテストのフォーマットを用いた「ジム」オリジナルの教材を使用するのですが、レッスン前にテキストの中身を見るのはNG。事前に説明動画を見て、それぞれのテキストで学ぶスピーキングのコツを予習しておきます。

それではテキストに沿って具体的にレッスン内容をご紹介します。

まずはひたすら音読の練習

はじめにオンライン英会話レッスンのベースとなる、TOEICスピーキングテストについて簡単に説明すると、テストは次のような構成になっています。

  1. 音読問題
  2. 写真描写問題
  3. 応答問題
  4. 提示された情報に基づく応答問題
  5. 解決策を提案する問題
  6. 意見を述べる問題

オンライン英会話レッスンは1~6まですべての問題に対応しており、50回のレッスンで徹底的に学べるようになっているんだそう。

1の音読問題は広告やアナウンスなどの英文を45秒で音読するのですが、ただ単調に読み上げるのはNG。英語話者に伝わりやすい発音とリズムで読むのがポイントなのですが、以下のような英文をパッと見ると、思わず学生時代に教科書を読み上げるような調子で読んでしまいがちです。

Looking for new shoes? Then come on down to Shoe Warehouse! We have all the latest styles, from high heels to snow boots. Our prices are fair, and we have polite, professional staff. This month, we have a special sale on all athletic footwear. Whether you’re running, cycling, or hiking, there’s surely a shoe for you. So don’t wait!

オンライン英会話レッスンでは、読み上げた後にどこが英語として不自然だったのか、単語の発音やアクセントの位置などを講師がすぐに指摘してくれます。

また45秒以内にきちんと読み切れるよう時間を計ってトレーニングをしてくれるので、前半をもう少し早めに、ここで息継ぎをして、ここはゆっくり話して、といった独学ではなかなか難しいところまでフォローしてもらえるのはありがたいところ。

私は文の終わりを語尾上げで読んでしまう癖があるのですが、それだとどこで文が終わるのか相手に伝わりにくいよとの指摘が。また、意味のまとまりを意識して、息継ぎをしっかりして声をもう少し大きめに、と教えてもらいました。

【音読のコツ】

  • 名詞や動詞、形容詞などは大きな声で
  • 冠詞や前置詞、接続詞などは弱く読む
  • 名詞などを羅列して述べるときは語尾上げて読み、最後は下げる

教えてもらったコツを例文に入れると次のような感じになるそうです。

TOEICスピーキングテスト音読問題対策

英文の上にある線は語尾上げ、語尾下げ、▲は息継ぎをする位置を示しています。

独学だと正解音声を聞いても、録音して自分が読み上げる声を聞いてみても、ちゃんと読めているのかイマイチ判断しきれないところがあったりするのが正直なところです。ここでは音読練習が8レッスン(4時間分)も用意されているので、テキスト1冊終わるころには、意識せずに自然に音読できるようになったと感じました。

写真を見て英語で描写する練習

写真描写問題

次は写真描写問題に対応したレッスン。上記のような写真が提示されて、その写真の内容を45秒で説明するのですが、最初はこれを見て説明しろと言われても、何をどこから話していいのか分からず、

They are family. They are having lunch. ・・・(無言)This father is talking with his children.・・・(無言)The mother serving salad. This girl...(タイムオーバー)

TOEICスピーキングテストの対策をやったことがある人からすると、えー?あなた大丈夫?という感じかもしれませんが(涙)、「何かうまいことを言いたいけど何が正解なの?」という状態。

写真を描写する場合、まず場面や風景など、全体について描写してから、その後、手前に何がある、後ろに何があるといった細部を描写し、最後に推測や意見など自分が思ったことを付け加えるという流れが一番美しいんだそう。

例えば、

This is a picture of a family.

これは家族の写真です。

と、まず「●●の写真です」から始めてみてとのことで、「写真に対して、『これは写真です』から始めるのかーい」と思わずびっくり。その後、

In the foreground, there is a father. It seems like he is talking.

手前に父親がいます。話しているようです。

など、in the foreground(手前に)、in the background(後ろに)、in the middle of the picture(写真の中央に)など細部について場所を示して説明するといいんだそうです。

こちらも、音読と同じく、独学では模範解答は分かっても、自分が言ったことを生かして、相手に伝わりやすい表現にアレンジしてもらったり、この言い方が伝わりやすいといったアドバイスをもらえるのはオンラインレッスンならでは

そして、とにかく無言はダメなので、wellso など何でもいいから発話を続けることと言われました。ちなみに解答例はこちら。

This is a picture of a family eating inside. There is a mother, father, a son, and a daughter at a table in the middle of the picture. The mother is standing and holding a salad bowl, while the other three are sitting at the table. In the background are some windows and beyond them some trees. It seems like the father is talking, I think they are eating lunch because the food is salad, the drink seems to be iced tea, and it’s daytime outside. They all look very happy and healthy.

写真を見てこれぐらいの要素を詰め込んで描写しつつ、音読練習で学んだ英語らしい発話の仕方で話せるとパーフェクトですが、うーん、まだ私には難しいかな。このレッスンも8レッスン(4時間)用意されています。

気の合う講師だからモチベーションアップ

オンライン英会話レッスンの講師陣

とってもフレンドリーで経験豊かなオンラインレッスンの講師陣

オンライン英会話レッスンは事前予約制で、最初は自分のスケジュールに合う時間に空いている講師を探す感じだったのですが、数回講師を変えて受けているうちに、だんだんとフィーリングや教え方が合う講師が出てきます。

そのうち予約もその講師が空いている時間になんとか自分のスケジュールを合わせるという感じになっていきました。休日には1日6時間レッスンを受けていたのですが、仲がいい海外のお友達に英語を教えてもらうといった感覚なので、レッスンもあまり苦ではなかったです。 

例えばTOEICスピーキングテストの「解決策を提案する問題」の練習の場合。以下のような留守番電話のメッセージを聞いて、60秒で解決策を提案します。

Hi, this is David Lockheart. I’m calling because I’d like to talk about skiing lessons. I went on your website to book a group lesson- my wife and I need to warmup before our big ski trip. Anyway, it looked like all your group lessons are fully booked! I’m wondering if there’s any other way my wife and I can do a lesson before our trip two weeks from now. Could you just give me a call when you get this? My mobile number is 866-2109. Thanks.

この場合、スキーのグループレッスンを予約できなかった事に対して、解決策を示さないといけないのですが、

Thank you for calling. This is Natsue, the manager of ALC ski school. I just got your message. I understand that you couldn't book our group lesson. I'm so sorry about that. One thing I can offer is a private lesson. The lesson is a little more expensive than our group lesson. But I'll give you a 20% off coupon. What do you think? Please call back us.   

のような感じで、私はクレームを言われたら、とりあえず割引クーポンを出すという方針(どんな方針だ)で話すようにしていたら、あなたはいつも割引クーポン出すよね、でも20%オフは気前がいいねなどと、盛り上がります。

また、レッスンの合間にお互いの飼い犬を紹介し合ったりすることも。日本では室内でどんな風に犬を飼っているの? と聞かれれば、パソコンのカメラを室内の方に向けて、ゲージや犬用ベッドなどを紹介。そうなるとペットに関する英語表現や、ペットをほめる英語表現も自然と学ぶことができちゃいます。

オンライン英会話レッスンで飼い犬紹介

50回という回数は、多いと感じるかもしれないですが、海外の講師と信頼関係を築いて、さまざまな話題で会話をしたり、相手の国や文化などに興味を持つのには必要な回数かもしれません。

50回のレッスンが終了したとき、お互い拍手をして盛り上がった後、これから会えなくなるのが寂しいね、でもいつでもメッセージ送って!と言われ、ちょっと泣きそうになりました。オンライン英会話でこんな気持ちになるとはびっくりです。

レッスン終了後に、思わず「フィリピン」「語学留学」で検索したくらい、フィリピンに対して今まで以上に興味もわいてきましたし。

このオンライン英会話レッスンの目的は、「TOEICスピーキングテストの対策」はもちろん、発音やイントネーション、英語での応答の仕方、説明の仕方などを学ぶことで、英語話者に伝わりやすい話し方を徹底的に体に覚えさせること。そして、英語話者や海外に対する壁を取っ払って、海外や異文化への興味を強く引き出すことなのでは?と感じました。

「ジム」の特訓はまだまだ続く

オンライン英会話レッスンは無事に終了しましたが、通学週はまだまだ続きます。「ジム」のプログラムを全て終了した後、英会話力がどうなったかについては、次回の記事でご紹介します!

ジムの詳細はこちら

english-bootcamp.com

ジムを紹介した記事はこちら

Natsue

取材・文:Natsue Tanaka
GOTCHA!エディター/ライター。学生時代の専攻は近代日本文学。編集者ならTOEIC満点当たり前!という英語教材の会社で肩身が狭い人。久しぶりに受けたTOEICスコアのリスニングとリーディングの点差に驚き、上長に「リーディング対策できる体験取材に行きたいんですけどー」と言ったとか言わないとか。