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【山梨県編】富士山、モモ、ワイン、そして甲州弁! 山梨の魅力を英語でご紹介

富士山

写真提供:やまなし観光推進機構

アルクが日本各地の魅力を日本語英語で発信する連載、「アルクの勝手にお国自慢」。今回は山梨県です。東京のすぐ西隣の県であるにもかかわらず、人口は約83万人(※)、人口ランキングでは、47都道府県中41位。山に囲まれた山梨県は、こぢんまりとしています。そんな山梨の魅力をお伝えします。※2016年10月現在

1.山梨と言えば、富士山

富士山

写真提供:やまなし観光推進機構

静岡県民との「富士山はどっち側から見た方が美しいか」という論争はつきませんが、どうひいき目に見ても、山梨側からの富士山の方が、美しいと思います!(静岡県民のみなさま、ごめんなさい)。

2.山梨と言えば、武田信玄公

武田信玄公

写真提供:やまなし観光推進機構

こぢんまりとした山梨県ではありますが、その昔には、武田氏が甲府を拠点に天下統一を目指しました。戦国時代最強の武将とも言われる「武田信玄」。県内のいたるところで、その史跡やゆかりのものを目にすることができます。甲府駅に降り立ったら、最初の写真撮影スポット、武田信玄公像。南口にあります。(県民は敬意を込めて「信玄公」と呼びます)。

毎年春には、「信玄公まつり」が甲府市で開かれます。「風林火山」の旗とともに、当時さながらのよろいかぶとを身につけた1,000名を超える軍勢が川中島に出陣する様子を再現します。そのよろい姿の軍勢は世界最大級とか。

The Shingen-ko Festival is held every spring in the city of Kofu. More than a thousand participants in traditional samurai garb carry Fu-Rin-Ka-Zan banners and reenact the way the samurai would march to the battlefields of Kawanakajima. The event is recognized as the world’s largest gathering of people dressed in such costumes.

3.山梨はおいしい

ほうとう

写真提供:やまなし観光推進機構

信玄公のゆかりのものと言えば、「ほうとう」もそのひとつ。その始まりは信玄公の陣中食だと言われています(諸説あります)。たくさんの野菜と、平たく厚い麺を濃い目のみそ味で煮込んだそれは、まさに山梨県民のソウルフード。給食にも出ますし、各家庭でも食べられています。これからの季節は、冷たいほうとう「おざら」もおすすめですよ。ほうとうの麺を、しょうゆベースのたれにつけて食べます。

 

モモ

写真提供:やまなし観光推進機構

山梨は「フルーツ王国」でもあります。盆地特有の気候を生かし、果物の栽培がさかんです。ブドウ、モモ、スモモはいずれも栽培面積、生産量とも日本一を誇ります。

Yamanashi prefecture is known as Japan’s “kingdom of fruit.” Thanks to its basin climate, a variety of fruits are produced. The prefecture is the nation’s top producer of grapes, peaches and plums.

 

桃の花

写真提供:やまなし観光推進機構

春には、桃の花で一面がピンク色に染まります。 桃と言えば柔らかく熟したイメージがあると思いますが、収穫したての桃は固くても十分甘いので、多くの県人は、かんだときに音がするほど固いモモが好き。皮をむかずに食べる人もいます。 スモモの高級新品種「貴陽」は、「幻のフルーツ」とも呼ばれます。県の西部、南アルプス市で誕生しました。他の品種よりも実が大きく、「世界で最も重いスモモ」としてギネス世界記録に登録されたそうです。

 

ワイナリー

写真提供:やまなし観光推進機構

山梨は、日本のワイン醸造発祥の地としても知られます。特産である「甲州」という品種のブドウで造られる白ワインは、海外でも人気があるようです。近年は、ワイナリーをめぐり、その土地も楽しむ、「ワインツーリズム」も人気があるそうです。

4.見どころ満載、山梨

明野のひまわり

写真提供:やまなし観光推進機構

山梨は観光スポットも、富士山や、富士五湖、県内いたるところにある温泉のほかにも、たくさんあります。 これからの季節のおすすめは、「明野のひまわり」。あまり知られていない(?)のですが、日照時間日本一と言われる北杜市明野町。県の北に位置します。

その明野町で7月下旬~8月下旬に開催される「北杜市明野サンフラワーフェス」では、周辺一帯に、ひまわりが咲き誇ります。その数60万本。ひまわりのくっきりとした黄色と、真っ青な空のコントラストがとても美しく圧巻です。

The Hokuto City Akeno Sunflower Festival is roughly held from the end of July until the end of August. More than 600,000 sunflowers bloom across the field. The sharp contrast of the bright yellow sunflowers against a deep blue sky is just awesome!

5.甲州弁の破壊力

マツコデラックスさんの某番組で「ブサイク方言ワースト1」に選ばれた甲州弁。それでも県人としては、全国に紹介されたことになんとなく喜びを感じております。

地元から都会へと飛び立った山梨県民が、最初にうっかり使ってしまい伝わらないことに衝撃を受けるのが「えらい」「かじる」ではないでしょうか。(「えらい」は、「疲れた、しんどい」、「かじる」は「(かゆいところを)かく」。)

蚊にさされたとき

motherほんなんかじると、あとん残っちもうよ。(そんなにかくと、あとが残ってしまうよ。)

man今日はへええらいから、タクシーでけえるけ。(今日はもう疲れたから、タクシーで帰ろうか。)

県外では、まったく意味が通じない言葉がたくさんあることにも、だんだんと気づきます。

  • だっちもねえこんいっちょし→くだらないこと言わないで
  • ごっちょなこんしちょし→(相手を気遣って)めんどうなことをしないでくださいね(しなくていいですよ)
  • ちょびちょびしちょし→調子に乗るな

OMOTENASHIフレーズ

When you arrive at Kofu Station, wait in front of the statue of Shingen-ko. I’ll come and pick you up.
甲州弁:甲府駅に着いたら、信玄公像の前で待っててくりょうし。むかえにくじゃん。
標準語:甲府駅に着いたら、信玄公像の前で待っていてください。迎えにきます。

You’ve come a long way and must be tired. Warm yourself up by relaxing in some hot springs.
甲州弁:遠くから来てくれとうけ?えらかったら。温泉に入ってゆっくりしろし。
標準語:遠くから来てくれたんですか?大変でしたね。お疲れになったでしょう。温泉に入ってゆっくりしてください。

Aside from Mount Fuji, there are many wonderful spots to visit in Yamanashi prefecture. Also, make sure to enjoy local specialties, such as peaches, from our farms along with such regional cuisine as Houto noodles.
甲州弁:山梨んにゃあ、富士山のほかにも、いろいろいいとこがあるっつこん。ほれに、モモだあ、ほうとうだあいろいろうまいもんもあるさ。よばれてけし。
標準語:山梨には、富士山のほかにもいろいろといいところがありますよ。それにモモやほうとうなどいろいろおいしいものもあります。食べていってください。

※ここで紹介した甲州弁は、主に県の西側で使われるものです。地域によって言い方が異なる場合があります。

山梨参考サイト

おまけ:山梨県のゆるキャラ「とりもっちゃん」

山梨県にも、特産物や地名に由来したものなど、数々のゆるキャラがいますが、力強くおすすめするのは、「甲府鳥もつ煮でみなさまの縁をとりもつ隊」のゆるキャラ「とりもっちゃん」。目のするどさと、メタボ気味な体のフォーム、そして繰り出す甲州弁。あまりにシュールで、ひとめぼれしました。2010年にB-1グランプリでグランプリを受賞した「鳥もつ」をもじり、「縁をとりもつ」とりもっちゃんの活躍。個人的には大注目しています。

 

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いかがでしたか? まだまだ伝えきれない魅力がたくさんある山梨県。観光スポットやグルメと合わせて、甲州弁もぜひ味わってください! 次回の「アルクの勝手にお国自慢」は、江戸時代に栄えた城下町が各地に残る、山形県を紹介します。

 

gotcha!

構成・文:小野みゆき(キッズ営業チーム)
アルク入社後、ずっと「子どもの英語」に関わる事業に携わっています。東京生活十何年ですが、気を抜くといまだに甲州弁が出てしまいます。