「忘れっぽい」「生きがい」「墓参り」「散骨」って英語でなんて言う?【「シニア英語」クイズ⑤】

書籍『シニアの「日常」英語学習帳』からお届けする、好評穴埋めクイズの第5弾。久々の今回は、健康・介護・家族・終活などさまざまなシーンから7問出題します。「生きがいがある」「配食サービス」「墓参りをする」「海に散骨する」などなど・・・英語でどう表現すればいいのでしょうか。

穴埋めクイズに挑戦!

日本語と英文を見て、カッコの中に入る単語を答えてください。

1.住み慣れた環境で暮らしたいです。

I want to live in a (   ) environment.

2.高血圧を患っています。

I have high (   ) (   ).

3.生きがいがあります。

I have (   ) to live (   ).

4.両親は配食サービスを利用しています。

My parents use a (   ) (   ) service.

5.夫は忘れっぽくなってきています。

My husband is getting (   ).

6.昨日、先祖の墓参りをしました。

We (   ) our ancestors’ (   ) yesterday.

7.海に散骨してほしいです。

I want my (   ) (   ) in the ocean.


クイズの答え合わせ

1.の答えと解説

住み慣れた環境で暮らしたいです。
I want to live in a (familiar) environment.

familiarは「なじみの、よく知っている」という意味。長く住んでいる地域に愛着があるのは当然ですね。

2.の答えと解説

高血圧を患っています。
I have high (blood) (pressure).

持病を表す際はI have ~.を使います。「糖尿病を患っている」なら、I have diabetes.となります。このほかにも、I have a backache.(腰痛を患っている)、I have a heart problem.(心臓病を患っている)などと言うことができます。

3.の答えと解説

生きがいがあります。
I have (something) to live (for).

have something to live forは、直訳の「生きるための何かを持っている」から転じて「生きがいがある」となります。「生きがいがない」はhave nothing to live forと言います。

4.の答えと解説

両親は配食サービスを利用しています。
My parents use a (meal) (delivery) service.

meal deliveryは「食事の配達」→「配食」を表します。配食サービスと併せて、家事代行サービス(housekeeping service)を利用している高齢者も多いですね。

5.の答えと解説

夫は忘れっぽくなってきています。
My husband is getting (forgetful).

get forgetfulで「忘れっぽくなる」を表します。現在進行形にすると、「徐々に忘れっぽくなってきている」というニュアンスになります。

6.の答えと解説

昨日、先祖の墓参りをしました。
We (visited) our ancestors’ (grave) yesterday.

主語がweとなっているのは、「家族(または親戚)一同で」を表すためです。「墓参りをする」はvisit a grave(直訳は「墓を訪れる」)で表します。ancestorは「先祖」。

7.の答えと解説

海に散骨してほしいです。
I want my (ashes) (scattered) in the ocean.

want ~ done(過去分詞)で「~が…されることを望む」を表します。ここでは「~」がmy ashes(遺骨、遺灰)、過去分詞がscattered(まき散らされる)で、「遺骨がまき散らされることを望む」→「散骨してほしい」となります。


※この記事は、『シニアの「日常」英語学習帳』から一部編集部・抜粋してお届けしています。


ENGLISH JOURNAL編集部
ENGLISH JOURNAL編集部

英語を学び、英語で学ぶための語学情報ウェブサイト「ENGLISH JOURNAL」が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。 単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう!


構成:北川佑佳

●画:from canva


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