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[ハマー式]TOEIC 試験当日の注意点。実力を発揮するための細かい工夫

ハマー式スパルタ英語学習法

TOEIC対策のカリスマ講師ハマーさんの連載も、いよいよ最終回。今回はTOEIC試験当日の心構えを伺いました。今までTOEICスコア990点を60回以上も獲得しているハマーさん。どのような点に注意して、本番に臨んでいるのでしょうか?詳しく伺います。

TOEIC 当日のポイント

こちらが、僕が最高のコンディションと集中力で本番に臨むために、当日試験会場に持ってくものです。

試験当日のハマーさんの持ちもの

  • 受験票
  • 証明写真1枚(受験票に事前に貼っておく)
  • 写真付きの本人確認書類(運転免許証)
  • 筆記用具(消しゴム2個、マークシート用のシャープペン2本、普通のシャープペン2本)
  • 腕時計(2個)
  • やり慣れている問題集や参考書(公式問題集)
  • ポータブルオーディオプレーヤー(SONYの語学学習用WALKMAN)
  • パート5の問題集(『TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6』)

試験会場には一番乗りで

僕は、試験会場にはかなり早くきます。現在は、試験会場のオープンが11時45分ですね。以前は11時半でしたが、一昨年、新形式になって変わりました。僕は開場時には必ず試験会場にいるようにしています。

開場時刻の前に着くことがあるくらい、早め早めの動をしています。なぜかというと、試験当日には何が起きるかわからないからです。悪天候や交通機関の遅れなどで、予定していた時刻に試験会場にたどり着けない可能性があることを頭に入れているのです。

時計を見たら止まっていた

会場に早く着いていてよかったと痛感したのは、持参した腕時計が止まっていたときですね。開場時間に間に合うように出発して、途中で朝食を食べている時に持ち物の確認をしたのですが、なんと、腕時計が止まっていたことがあったんです。

時計がないというのはTOEICでは致命的。このときは、お店を探す余裕があったので、近くで見つけた100円ショップで腕時計を買うことができました。

の定、試験会場に時計はありませんでした。会場に時計がある所もありますが、ない所の方が圧倒的に多いです。

早すぎるくらいの時間に会場に着いたとしても、やることはいくらでもあります。勉強をしたり、トイレの場所を探したりして、落ち着いた状態で試験本番を迎えられるように準備をしましょう。

余裕を持って動し、会場には一番乗りで入りましょう。(腕時計は、残り時間が直感的に分かりやすいアナログ時計がおすすめです。)

会場では、食事はしない

僕は会場で食べるということはなるべくしないようにしています。水分もあまり取りません。なぜなら、食べる場所が無い場合が多いからです。試験がわれる部屋の中では食べられませんからね。

大学だと、廊下やラウンジで食べられる場合もありますが。例えば早稲田大学理工学部は、東新宿にあるのですが、学内には、食べられるような場所は全くありません。冬だと外で食べるわけにもいきませんし、東京の試験会場ではゴミも捨てられません。そういうわけで、僕は食事を会場に持ち込んだことはないんです。

外で食べてゴミも持ち帰るという人であれば、おにぎりを持っていって食べても構わないと思います。

TOEIC 試験直前のポイント

スピード学習でウォームアップ

本番直前のおすすめの勉強は、やり慣れている問題集や参考書を持ってって、それをできる限りハイスピードで解くことです。

リスニングセクションは、音楽プレーヤーに音の再生速度を変えられる機能が付いているのであれば、1.1倍でも1.25倍でもよいので、速いスピードで耳慣らしをしておくとよいでしょう。

リーディングセクションは、パート5の問題集を持っていって、とにかくスピードに乗って解く練習をしておくと、速く解く感覚を残したまま本番を迎えることができますよ。

準備態勢を整える

会場の受付の締め切りは12時30分で、31分以降くと会場には入れません。事前にトイレなどを済ませておき、態勢を整えておきます。

机の上には必要なものだけを出しているという状態にします。

万が一に備えて、消しゴムを2個、マークシート用のシャープペン2本、普通のシャープペン2本。先ほどお話しした「時計が止まっていた事件」があってから、腕時計は2個持っていっていますが、もちろん机の上には1つしか出しません。

以前、試験中、パート1が始まってすぐに、マークシート用シャープペンの軸と銀色の部分がポキっと折れてしまったことがありました。

そのときも、マークシート用だけでなく普通のシャープペンも持っていたので、なんとかなりました。TOEICの受験回数が人よりも桁違いに多いからかもしれませんが、そういうこともあるのです。

マークシート専用のシャープペンを愛用

おすすめはコクヨやぺんてるのマークシート専用のシャープペンです。0.9mm~1.3mmぐらいのものが非常にマークしやすいです。センター試験対策として大学受験生にもよく使われています。

▼ハマーさん愛用のマークシート専用シャープペン

コクヨ 鉛筆シャープ 芯径1.3mm 黒 PS-P101D-1P

コクヨ 鉛筆シャープ 芯径1.3mm 黒 PS-P101D-1P

音チェックの時は遠慮をしない

音チェックの時は、聞き取りづらいなと思ったら前にかせてもらいましょう。小さなラジカセが音声の再生機器である場合や、席が後ろになってしまったときには、音声が聞き取りづらいときがあります。

試験前に、試験官が「音声に問題があれば手を挙げてください」と言ってくれるので、そこで席を替えてもらいましょう。TOEICの試験では1~2割の人が欠席しますから、空席はたくさんある場合が多いです。遠慮せず、前の方に席を替えてもらいましょう。

引っ込み思の人の対処法

引っ込み思の人だと、試験官に声をかけられずに我慢してしまうかもしれませんが、勇気を持って言ってみてください。あらかじめ「もし聞こえにくかったら、席を変えてもらうぞ!」と心に決めておくと、口に出しやすいですよ。

によって、音量はかなり違います。「音が小さいから聞こえなくて解けませんでした」と言い訳しても仕方ないのです。

実際、僕も一度だけ、席を替えてもらったことがあります。

TOEIC 試験中のポイント

問題用紙のシールは、剥がすのではなく、破って開ける

意外と多くの人が困っているのが「どうやって問題用紙を開けるのか?」です。問題用紙に青いシールが貼ってあるのですが、あれは、指で剥がすのでは駄目です。剥がしている間にパート1が始まってしまいます。

剥がすのではなく、シールの部分に指を入れ「破るように」開けるのが正しい方法です。すでにパート1の音声が始まっているのに、まだシールを剥がそうとして出遅れてしまっている、という光景を時々見かけます。

完走のための時間配分

次に、リーディングセクションの時間配分についてリスニングセクションは音声を聞いて解答をしていく方式なので、自分で時間は管理できません。

リーディングセクションの100問を75分でしっかり終わらせるため、時間配分を事前に確認しておきましょう。

パート別の1問あたりの時間は、

パート5は1問平均20秒

となります。パート5は30問ありますので600秒、つまり10分ですね。

次のパート6は長文なので、パート5よりも1問あたりの時間は長め。

パート6は1問平均30秒

としましょう。1問平均30秒、16問ありますので480秒、つまり8分です。

ここまでのパート5と6で合計18分になります。そうすると、残り時間が57分。この57分で54問を解いていくことになります。つまり

パート7は1問平均1分

となります。(3分余りますが、それは予備の時間にしておきましょう。)

このペースで解答を進められれば、101~200番の問題を時間内に解けるはずです。しかし、普通は、そうはなかなかいきません。

では、どうすればいいのでしょうか?

TOEIC目標スコア=900点未満の人の時間配分

目標スコアが900点未満の人は、パート7の186~200、トリプルパッセージについては、考えなくてもいいと思います。パート5、6をしっかりやって、パート7の147~185、シングルパッセージとダブルパッセージまでをできるだけやる。これで十分です。

パート7は、トリプルパッセージ以外をしっかり解ききることを目標にしましょう。

TOEIC目標スコア=900点以上の人の時間配分

試験時間内に完走でき、かつ、間違いを1割以下にできてやっと900点です。つまり、900点以上目指すには「完走」が前提となります。

900点以上目指す人でも、パート5が10分以内で終わらないことは多々あると思います。僕でも、ちょっと引っかかってしまったら、10分以上かかることもあります。

「これはもうちょっと考えたいな」と思っていると簡単に時間は過ぎていってしまいます。15分も使ってしまうとまずいですが、12~13分なら許容範囲です。

900点以上目指すなら、とにかく1度200番の問題まで解き終えて、ゴールテープを切りましょう。900点以上目指すレベルなら、200問目まで走り終えた段階で、怪しい所が10個も20個あることはないはずです。3個や5個であれば、そこをしっかりと再チェックしましょう。

迷ったら「要検討」で置いておく

例えば「189番、多分Cなんだけど、どうしようかな」と思ったら、Cを塗らずに軽くマーク内に印をつけるだけに留めておいて、200問目まで解答してからその問題に戻りましょう。

一度、最後まで到達した後、再び「要検討問題と向き合うと、最初に迷っていた時に凝り固まっていた見方がうまくほどけ「なんだ、簡単じゃん。なんでこんな問題に迷っていたんだろう?」と思えることも多々あります。

迷ったところは「要検討」としてひとまず置いておいて、一度全て問いてから戻って、時間が許す限り解き直す、というやり方がおすすめです。

もし見直す時間がなかったら、最初に「これかな?」と思った選択肢のマークを塗ればいいのです。

試験中、時間は確認するべきか?

時間確認は大事ですが、時計を見る時間ももったいないので、パートごとぐらいでの確認で十分です。例えば、パート5が終わったとき、6が終わったとき、7のシングルパッセージが終わったときに見るようにします。

どうしても気になるときでもパッと見るぐらいがお勧めです。あまりチラチラ見ていても問題に対する集中がそがれますからね。

濱崎潤之輔

今回は、TOEIC試験当日に、僕が気をつけてやっていることを紹介しました。

使えそうな点があれば、ぜひ試していただき、ご自身が蓄えた知識を最高の状態でアウトプットしてください!

健闘を祈ります。

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濱崎 潤之輔濱崎 潤之輔
「HUMMER」の愛称で知られる、TOEIC界のカリスマ講師。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。大学や企業でTOEICテスト対策研修講師を務める。これまでTOEIC L&Rテスト990点を60回以上獲得。TOEIC L&Rテスト対策合宿・セミナーなど積極的にっている。著書に『 マンガで攻略! はじめてのTOEIC(R)テスト 全パート対策 』(西東社)、『 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本 』(かんき出版)など多数。公式Twitterアカウントはこちら