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ノーイースターって「復活祭反対!」ではないですよね… では何のこと?

ノーイースターって「復活祭反対!」ではないですよね… では何のこと?

英語多読ニュースフラッシュ」(3月8日号)をお届けします。過去1週間の海外ニュースから、GOTCHA! 編集部が気になった話題をピックアップしてご紹介

ノーイースターって「復活祭反対!」ではないですよね…

イースター(Easter)といえば、キリストの復活を祝うキリスト教にとって大切な祭りの1つです。毎年、この時期になると、日本の子ども英語教室でも、このイースターを取り上げるところは数多くあると思います。

そして先週末、アメリカでニュースとなったのが「ノーイースター」というものです。英語では“Nor'Easter”とつづりますが…。

イースターと何の関係があるの?と疑問に思いましたが、調べてみると春の祭りとは何の関係もありませんでした。アメリカ北東沿岸部を冬に襲う北東風の嵐“North Easter”が短縮されて“Nor'easter”となったのだそうです。

そして今回のノーイースターは、かなり強力なものだったようです。

Communities along the north-east coast were braced for more flooding during high tides on Saturday, even as the powerful storm that inundated roads, snapped trees and knocked out power to more than 2 million homes and businesses moved hundreds of miles out to sea.

北東沿岸部沿いの町は、土曜日の高潮により広く洪水の被害を受けた。道路を冠水させ、木々をなぎ倒し、200万以上の世帯や商業施設を停電させた大型の嵐は、数百マイルの距離を進み海に抜けた。

10人近くもの死者が出たという先週の嵐は、大きな被害を沿岸部にもたらしたようです。一日でも早い復旧が望まれます。

www.theguardian.com

アカデミー賞で「ダイバーシティー」について再考する

先週の日曜日、アメリカ・ハリウッドで第90回米アカデミー賞の発われました。今年の作品賞は『シェイプ・オブ・ウォーター』という、声の出ない女性と半魚人との恋を描いた作品でした(そのほか3部門で受賞)。

昨年から今年にかけて、大物プロデューサーや俳優らによるセクハラや性暴力疑惑が明るみになり、揺れに揺れた米映画界。アカデミー賞の授賞式でも、裏でその話題が取り上げられました。

作品賞を受賞した映画でさえ、「アメリカの女性は男性に嫌気がさして、とうとう人魚と恋をした!」などと言われ、ジョークの対象になるほどです。

さらに、アメリカ社会とは切り離せない「ダイバーシティー(多様性)」にも注目が集まりました。性別や人種などかかわらず、人はみな平等という観点に立つ考え方ですね。

アカデミー賞も以前、ノミネートされるのが白人男性ばかりだと非難を浴びたこともありました。

そんななか、視聴者の多くが関心を持ったのが、監督賞のプレゼンターを務めたエマ・ストーンさんの発言。候補者となる5人の監督を紹介したときの言葉でした。

These four men and Greta Gerwig.

この4人の男性とグレタ・ガーウィグです。

監督賞を受賞したことがある女性はアカデミー史上ひとりだけ。ノミネートされた女性監督も数えるほどしかいません。その事実に目を向けさせるための発言だったのでしょう。

ところがこの発言が、別の波紋を呼び起こしました。

Most users argued that to simplify things down to gender is to ignore the long history of racial disparity in America, and that Stone's take on this concept was the opposite of intersectionality — instead, it erases the fact that two minority men were also nominated for the same award as one woman.

性別だけの問題に集約して考えることは、アメリカの長い人種格差の歴史に目を向けないことだと、(SNS上の)多くのユーザーは主張する。この概念に関するストーン氏の発言は、インターセクショナリティー(人種や性別が複雑に入り組んでいること)の対極にあるもので、1人の女性だけでなく、2人のマイノリティーの男性が同じ賞にノミネートされている事実を全く無視している。

ストーンさんの発言は、4人の男性監督にアフリカ系とラテン系マイノリティーが含まれていることを見ていない浅い発言だとして、バッシングを受けたのです。

アメリカ社会が抱える問題は、私たちには想像できないほど根が深いのかもしれません。

www.bustle.com

アカデミー賞がらみで、もう1つ記事をご紹介しておきます。こちらは、授賞式に登場したセレブたちの名(迷)言集。

どれもすっと頭に入ってくる英語ばかりなので、ぜひご一読を。今年のアカデミー賞のエッセンスが凝縮されていますよ。

www.theguardian.com

スーパーモンスター、千葉・木更津に現れる

ポケモンの話ではありません。オオカミの話なんです。

イノシシによる深刻な農作物被害に対処するために作ったという「スーパーモンスターウルフ」は、目は光るしいろいろな吠え方をするし…。そして何より見た目が怖い。

When it detects an approaching animal, its eyes light up and it starts to howl, Asahi TV says. Its manufacturers say the robot wolf uses solar-rechargeable batteries and has a range of howl noises so that animal threats don't get used to it.

テレビ朝日によると、(スーパーモンスターウルフは)動物が近づいてくると、目を光らせ吠え始める。ロボットのオオカミは太陽光蓄電池を用い、害獣が慣れてしまわないようにさまざまな吠え声を出す。

夜間に動くものに反応するとのことですが、夜中にこんなものを見たら、イノシシではなくても心臓に悪そうです…。

www.bbc.com

動画もありました。

しかしよく見ると、脚がパイプ製。4足歩するわけではないのですね。

Now, the robot wolf is going into mass production, with units costing about 514,000 yen ($4,840; £3,480) each, ...

今後、このロボットのオオカミは大量生産に入る。1台辺りの価格は51万4千円となる。

最初は値段の安さに驚きましたが、作りを見てちょっと納得。怖さ半減で、ほっとしました。

GOTCHA! 編集部

文:山本高裕(GOTCHA! 編集部)

GOTCHA(ガチャ、gάtʃə)は、I GOT YOUから生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。