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ジェフリー・ラッシュが天才芸術家を好演! 映画『ジャコメッティ 最後の肖像』

映画『ジャコメッティ 最後の肖像』の内容と見どころ紹介

(C)Final Portrait Commissioning Limited 2016

2018年1月5日(金)より全国で公開される『ジャコメッティ 最後の肖像』。フランスで活動した芸術家アルベルト・ジャコメッティの素顔を描いたこの映画のおすすめポイントを、映画ライター中島もえが「4コマ漫画」で分かりやすくご紹介します。映画を英語説明できるフレーズもありますよ。

『ジャコメッティ 最後の肖像』のあらすじ

4コマ漫画でざっくり説明してみるとこんな感じ

4コマ漫画で紹介『ジャコメッティ 最後の肖像』1

4コマ漫画で紹介『ジャコメッティ 最後の肖像』2

4コマ漫画で紹介『ジャコメッティ 最後の肖像』3

4コマ漫画で紹介『ジャコメッティ 最後の肖像』4

1964年、パリ。ジャコメッティは彼の個展に来ていた友人のアメリカ人青年ジェイムズ・ロードに、肖像画のモデルを依頼します。ロードは憧れの芸術家からの頼みを名誉に感じ、喜んで引き受けますが、事態は思わぬ方向に転がり始めます。

「2日あれば終わる」と言っていたジャコメッティでしたが、理想の芸術を探求するあまりスランプに陥ってしまいます。さらに愛人の突然の訪問などにより作業が中断。肖像画の制作は一向に進みません。いつアメリカに帰れるのかと不安に駆られるロード。そんな状況で彼はジャコメッティの意外な素顔を見ることになるのでした……。

作品に妥協を許さないジャコメッティが最後の肖像画に挑む様子を描いた本作。芸術家が作品を生み出すために苦悩する様子や、弟や妻、愛人など彼を取り巻く人々との複雑な人間関係を通して、ジャコメッティの素顔がコミカルに描かれています。

映画の見どころはここ!

ジェフリー・ラッシュ演じるジャコメッティがとにかく面白い!

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(C)Final Portrait Commissioning Limited 2016

この映画は、アルベルト・ジャコメッティという芸術家がアトリエにこもって創作活動に取り組む様子を淡々と描いたもので、何か大きな事件が起きるわけでもない、地味なストーリーの作品です。しかし見始めるとジャコメッティの世界にグイグイ引き込まれます

ジェフリー・ラッシュが演じているという時点で、ジャコメッティは「ちょっと変な人」なのだろうと予想していましたが、予想通りの変わり者っぷりでした。絵を描き始めたと思ったら、粘土をこね始めたり、散歩に出掛けたり……。

そして妥協を許さない性格のため、描いては消し描いては消しを繰り返し、なかなか作品を完成させません。アトリエには未完成の作品がゴチャゴチャと無造作に置かれています。それがまたいかにも「芸術家のアトリエ」らしくてすてきなのです。

気まぐれで周囲の人間を振り回し、無愛想で偏屈なのになぜか憎めない、不思議な愛嬌のある芸術家をジェフリー・ラッシュがユーモラスに演じていて、見ているうちにジャコメッティに興味が湧いてきます。

また、セリフもウィットに富んでいて、クスッと笑えるシーンがたくさんあり、アルベルト・ジャコメッティという芸術家を知らない人でも楽しめる作品です。

ジェイムズ・ロードの忍耐強さが見どころ

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(C)Final Portrait Commissioning Limited 2016

この映画のもう一人の主役は、肖像画のモデルのジェイムズ・ロードです。ロードを演じたアーミー・ハマーの端正な顔を、ジャコメッティ目線でじっくり観察できるのもこの作品の魅力かもしれません。

彼は「1日、2日で終わるから」というジャコメッティの言葉を信じてモデルを引き受け、予想外の長い期間拘束されることになります。最初は尊敬する芸術家からの依頼に喜び、張り切ってアトリエを訪れたロードですが、絵が遅々として進まないことに少しずつ焦りを感じ始めます。

スランプに陥ったり愛人の突撃訪問を受けたりと、全く作業できない日もあり、ロードは2回、3回とアメリカへ帰国するための飛機をキャンセルし、日に日に情がやつれていきます。彼の「本当に完成するんだろうか?」という不安が見ている側にもひしひしと伝わってきます。私だったら我慢できないかもしれません。

それでもロードは、ジャコメッティのわがままで支離滅裂な態度にあきれつつも、彼に長い間付き合います。そんなロードの忍耐強さ、ひどい目に遭いながらも冷静な目でジャコメッティを見続ける姿勢はこの作品の見どころの一つです。そこにジャコメッティへの尊敬や愛情が感じられます。

芸術家ジャコメッティの素顔や、肖像画モデルの苦労、芸術作品がどのようにして生み出されるのかが分かり、映画を見終わった後、ジャコメッティが実際にどんな作品を作ったのか見てみたくなります。

モデルを務めたジェイムズ・ロードによる回顧録はこちら
Giacometti: A Biography

Giacometti: A Biography

 
 日本語版はこちら
ジャコメッティの肖像

ジャコメッティの肖像

 

次はどんな映画を見ようかな~♪

映画情報

『ジャコメッティ 最後の肖像』は2018年1月5日(金)からTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開です!

finalportrait.jp

予告編はこちら!

この映画を語るときに使える英語フレーズ10

映画『ジャコメッティ 最後の肖像』を英語説明したい! SNSに英語で感想を投稿したいという方におすすめの英語フレーズをご紹介します。

The movie is based on "Giacometti: A Biography."
この映画は書籍『ジャコメッティの肖像』に基づいています。

This movie centers on a sculptor and painter named Alberto Giacometti, who is a real person.
この映画は、実在のアルベルト・ジャコメッティという彫刻家・画家を中心に描いています。

It’s starring Geoffrey Rush, who’s an actor that I really enjoy.
私が好きなジェフリー・ラッシュを主役に起用しています。

He’s really famous for playing Hector Barbossa in the movie "Pirates of the Caribbean" series.
彼は映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のヘクター・バルボッサ役でとても有名です。

I liked his style of acting.
彼の演技スタイルが気に入ったんです。

いかがですか? 映画を見た後に、SNSで感想を発信してみてくださいね!

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映画ライター中島もえ

文・イラスト:中島もえ
イラストレーター・編集者・ライター。面白い映画を探して試写会を渡り歩く。映画鑑賞のほか、動物園や水族館、美術館めぐりが趣味。野菜作りも好きで、東京・三鷹の菜園インストラクターの資格を取得WebsiteInstagram

構成・編集:Natsue Tanaka(GOTCHA!エディター/ライター)