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GOTCHA!

英語、仕事、勉強。いろんな「わかった!」をお届け。

日本語NGの2日間! 英語ブートキャンプに英語が苦手なライターが体験取材!【1日目】

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ビジネスのグローバル化、あるいはインバウンドの増加など、さまざまな理由で「英語を話せるようになりたい!」というニーズは高まっていますが、一方で英会話スクールはたくさんあり、どこで学べばいいのやら…迷ってしまいますよね。

「ならば、いっそのこと、体験取材をしてしまおう!」ということで、以前、国内にいながら海外留学に匹敵するほどの英語体験ができるという「国内留学特集」で紹介した「イングリッシュブートキャンプ」に2日間の体験取材にってきました!

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イングリッシュブートキャンプとは?

イングリッシュブートキャンプ(EBC)は、土日2日間で開催される、短期集中型の英語合宿。2012年から始まり、これまで1500名を超える受講者が参加したそうです。最大の特徴は、中断せずに一気に行う独自のトレーニングで、合宿中日本語は一切禁止だとか…。まさに、国内留学。それもあって効果はテキメンで、多くの受講者が最終日には、英語力アップを自覚できるとのこと。

普段、日本語に接してばかりで、正直なところ、英語は聞くのも話すのも苦手なライターにとっては緊張と不安が…。一方で英語力が上がるかも?」という期待も入り乱れ、なんとも複雑な心境。

場所は二子玉川(東京都)

今回は、1月21日(土)~22日(日)のコースに参加することになり、初日、会場となる東急田園都市線二子玉川駅から徒歩5分ほどの距離にある、「イングリッシュブートキャンプ二子玉川ベース」に向かいました。ここからは、レッスンの流れに沿って、印象に残った内容を中心に体験レポートをお届けします。

英語合宿1日目:緊張と不安のなか、レッスンスタート!

参加者英語力アップに迫られた人ばかり

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イングリッシュブートキャンプ二子玉川ベースに、徐々に参加者とネイティブスピーカーのインストラクターが集まり、朝9時20分からオリエンテーションがスタート。この時点ではまだ日本語はOKで、「イングリッシュブートキャンプ」の流れや、日本語禁止、レッスンの間はスマホを見ない、休憩中も外出NG(その代わり、レッスンルームにコーヒーやミネラルウォーター、チョコレートが用意)など基本的なルールが説明されました。

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参加者はライターを含め10名で、自己紹介を聞いたところ、外資系企業に勤務している、ビジネスの海外展開を計画しているなど、各人が英語力アップに迫られている様子。「ブートキャンプ」と聞くと、ハードなエクササイズをイメージしますが、その英会話版で磨きをかけようと、ここにやってきたそうです。

「2日間で必ず英語が話せるようになる」というゴールを参加者全員で共有し、ライターもモチベーションがぐんとアップ! ちなみに「イングリッシュブートキャンプ」は、高校卒業程度、あるいはTOEICスコア350程度以上英語力があることと、教材にはビジネスシーンを想定したものも含むため、相応の社会理解度のある18歳以上なら参加することができます。

実はもう十分な英語の知識を持ってる? 

まずは「イングリッシュブートキャンプ」主宰でプログラムマスターの児玉教仁さんからのVTRメッセージを見ることに。そこでわかったのは、我々は既に英会話を自由に行うための知識を持っているということ。

英会話の90%を理解するのに必要な英単語数は882語、95%の理解なら2046語というリサーチがあるそうですが、日本人は中学で約1200前後、高校では3000~5000前後の英単語を学んでいて、十分な英語の知識を持っているそうです。

ただし我々の英語の知識には固いフタがしてある状態なので、「イングリッシュブートキャンプ」ではそのフタを外すために短期集中型のトレーニングをする、というのが目的だそうです。

具体的に

  • 英語を話す心理的障壁の破壊
  • 瞬間発話力(セカンドベスト英語)の開発
  • 異文化の壁を乗り越える会話スキルの開発

を鍛えるようですが…以降のレッスンで、これらがいかに重要なのか、身にしみることになります。

英語スピーチで緊張しすぎて思わず「地蔵」に・・・

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ここからは日本語NG! さっそく2チームにわかれて、インストラクターから出されたお題について45秒のスピーチを行うことに。ライターのテーマは「お気に入りのスポーツ」で、中学時代に柔道部に所属していたので “My favorite sport is Judo…" と話し出したのですが、あがり症なこともあり、緊張のあまり単語や文法は浮かんでこず、しどろもどろ。目線は泳いでいて誰とも合わすこともなく、両手を胸の前で結んだままスピーチは終了。後でスピーチを記録した動画を見返すとまるで「地蔵」のようでした…(苦笑)。

大統領のスピーチを大きな声で復唱

10分ほどの休憩を挟み、10時過ぎから始まったのは、ケネディ大統領が1962年にライス大学でった有名なスピーチ「The Moon Speech」の復唱です。しかし、ライター含め、皆さん照れもあるのか、発する声はかなり小さいものに。

そこでインストラクターから指導されたのは loud voice(大きな声)、confident voice(自信のある声)を出すということ。不思議なモノで、何度も繰り返すと慣れてきて、次第に大きく自信に満ちた声が出せるようになりました。

次は、ひとりずつ皆の前に立ち Have you tried ○○~?(○○を試したことは?)と尋ね、No. とレスポンスする聴衆に対して、その魅力をアピール。最後は You`ll love it!(きっと好きになるから!)と締めくくるレッスン。そこでgestures(ジェスチャー)、eye contact(アイコンタクト)、smile(スマイル)さらには passion(情熱)こそが、伝わるコミュニケーションの第一歩だとアドバイスが。

ライターは、お好み焼きを「こんなに美味しくて庶民的な食べ物はない!」とアピールしましたが、指導を受けながら何度もやり直すうちに、声や視線、感情が込められるように。クロージングの「You`ll love it!」を言うころには両手を大きく広げるまでになりました。

単語クイズで相手に伝える力を磨く

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午前中で特に覚えているレッスンは、2人1組のペアが1分交代で行うカードゲームの「Word Challenge」でした。片方が「apple」「farm」など英単語が記載されたカードを引き、それについて説明、相手は何を説明しているのか当てるといった内容です。

それこそリンゴであれば This is a fruit. など自分が持つボキャブラリーを駆使して、相手の理解を誘うのですが、これがなかなか難しくも面白い! ベストな英語ではなく、自分が既に知っている英語で何とかやり繰りして瞬時につむぎだせるようにという、自分の英語力でも十分コミュニケーションができる感覚を身につけるのが目的だそうです。

確かに日本語が話せない環境で物事を説明するには、これまで学んだ英語を駆使するしかありません。ある意味「英語の連想ゲーム」のようで、うまく表現できると自信になり、かつ相手がうまく伝えてくると「こういった表現・言い回しがあるのか~」と勉強にもなりました。

ランチタイムも英会話! だんまりを決め込むなんて恥ずかしい!

12時も回ったところで、ランチタイムへ。メニューはオムライスでした。ここでも複数のチームに分かれ、それぞれのテーブルにはインストラクターがつきます。「仕事は?」「きたい国は?」といったトピックで、英会話を楽しみながら食事をすることに。午前中のレッスンで「間違える・未熟な英会話でもおかしくない」「喋らないことこそ、この場では恥ずべきこと」理解したのか、受講者それぞれ積極的にコミュニケーションを図っていました。

身振り手振りで相手に伝える特訓も

ランチの後は休憩を挟んで「Telling a story(PAPAPA)」というレッスン。これはペアを組んだ相手と、グローバルコミュニケーションのトレーニングをするというもの。スクリーンに映し出された画像や動画を片方が見て(相手は見ない)、それについて、ジェスチャーやアイコンタクトで説明、そして発することができるのは「PAPAPA」という言葉だけ(笑)。相手は、そこから何を訴えているのか察知し、うなづきや、right、yes、ah-hahといったアクティブリスニングを使いながら、コミュニケーションを深めていきます。答え合わせで意思が疎通できていると、大盛り上がり。

次は、ジェスチャーを使わず言葉だけで説明し、それに対して相手は質問しながら映像の内容を確かめていくというパターンもありました。内容は「ニセのメイキャップアーティストにおかしなメイクをされた女性の反応」など、海外版ドッキリ番組について説明しなくてはいけないので、どれも一筋縄でいかないものばかり。

だからこそ話し手は、大きな声で身振り手振りを使い、知っている言葉を駆使して説明しますし、聞き手もそれに対して明確に反応します。徐々に、グローバルコミュニケーションスキルが身に着いてきたかも!

相手に強い印象を与える自己紹介のトレーニング

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ここからは、より実践的なレッスンにシフトしていきました。まずは、自己紹介の特訓。 How are you?に I 'm fine と返すだけでは、相手の印象に残りませんよね。Because… と話題を広げた方が会話は弾み、続いていきます。インストラクターからは laser beam smile(視線を合わせて自信のある笑顔)、がっちりと手のひらをつなぐ strong handshake(強めの握手) が効果と教えてもらいました。

写真や動画を見ながら瞬時に質問に答えるためのトレーニング

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会話を盛り上げるには、発話の瞬発力も求められます。そこで「Quick Shot」で「Focus and Speed」を強化例えばサーフィンを楽しむ男性がモニターに映ればインストラクターが He … と振ってくるので He looks… と、状況などをすぐさま答えていくのです。ここでは、効率よく、論理的に話せるよう、インストラクターからも細かく指導が入ります。

一方的にしゃべりまくる相手をコントロールするトレーニング

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「Cut in,Clarify and Restate」では、早口でまくし立てて話すネイティブに対して Could you speak more slowly? などと言い、うまく入りこんで、会話をコントロールするテクニックを学ぶトレーニング。相手の息継ぎ、センテンスの間を狙って、カットインするとうまくいくと、実践を通じて教えてもらいました。

プレゼンにも役に立つ相手の興味を引く話し方

ディナータイムの後(ハンバーグでした)は「Elevator Pitch」という、短時間で興味を誘う話し方のレッスン。「日本で好きな場所は?」というお題なら、ペアとなった相手に「東京が好きです。その理由は3つあり、ひとつ目は…」と述べ、最終的に「だから、私は東京が好きです」と最初に述べた結論を繰り返し言う方法です。

理路整然としたスピーチは相手からも関心が得られ、プレゼンなどでも役立つテクニックだと感じました。聞き手側に立った時も、あいづちや理由を確認することで意思の疎通が図れ、両者のコミュニケーションは深まります。

帰宅後にも宿題が。気が付いたらずっと日本語話してない!?

初日のレッスンも、そろそろ佳境を迎えたようです。「Recap and Video Letter」では受講者が3人1組になり、海外赴任する友人に対して応援の手紙と動画でメッセージを作成。「自信を持って話せば大丈夫」「テクニックも大事」など、多くのアドバイスを込めるのですが、これって、我々が今日のレッスンのフィードバックをするのと同じこと。学んだことを振り返るのに役立ちました。

その後は、インストラクターによるまとめへ。長い1日が終わるわけですが…なんと、宿題があることが判明。リスニングとスキーピングの音声が入ったデバイスを手渡され、22時過ぎにレッスン会場を後にすることに…。

帰宅して確かめたところ、聞く・話すコンテンツが25分ほど。進める同時に、その間に散りばめられたシークレットワードをメモ。何度か繰り返しやってみて、学んだことが定着するように努めました。 次いで、翌日の「Case Study」に使うテーマにも目を通して、自分なりの答えをまとめておくことに。気づけば時計の針は深夜1時前。結局、帰宅途中からずっと、日本語に接する時間もなし。まったく、うまくできたプログラムです(笑)。2日目に期待です!

2日目はこちら!

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今回の取材先はこちら「イングリッシュブートキャンプ 二子玉川ベース」(東京都)

短期集中英会話合宿ならイングリッシュブートキャンプ | EnglishBootCamp

 

gotcha!取材・文:大正谷 成晴(おしょうだに・しげはる)/ 撮影:GOTCHA!編集部

1973年生まれ。フリーランスの編集・ライター。株式投資、不動産投資、FX、投資信託、ネット副業、クレジットカード、医療、介護など、幅広いジャンルで取材・執筆をっている。企業の女性活用に関する記事執筆も多数。著書に『決定版 1万円からはじめるFX超入門』(かんき出版)など