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海外で活躍したい人必見!「青年海外協力隊」に求められる英語力とメンタリティーとは

海外に出たい人必見!青年海外協力隊に求められる英語力と現地で必要なメンタリティ

途上国などに派遣され、一定期間のボランティア活動を行う青年海外協力隊。実際に隊員として活躍されていたわかさんが、合格に向けた勉強法や現地で活躍するための秘訣を紹介します。第1回は「青年海外協力隊に必要な英語レベルとメンタル力」です。

はじめまして、わかです!

私はもともと「英語」や「海外」とは無縁の生活を送っていた公務員でしたが、31歳のときに退職し、青年海外協力隊に参加しました。青年海外協力隊に参加するには応募要件である一定のTOEICスコアをクリアしなければいけませんが、当初は400点ちょっとしかありませんでした。しかしそんな私も最終的に705点を取り、念願だった英語圏のジャマイカに派遣されました。

青年海外協力隊

これから全3回にわたって、青年海外協力隊に必要な英語力とその勉強法について解説していきます。青年海外協力隊に限らず、海外ボランティアや留学を検討している方にも参考になると思います!

中学レベルでOK!青年海外協力隊の応募に必要な英語力

意外かもしれませんが、青年海外協力隊の応募に必要な英語力はそれほど高くありません。TOEIC330点または英検3級(中学卒業レベル程度)を持っていれば応募できます!実際に同期の隊員でも、TOEIC330~400点ぐらいのレベルの人は大勢いましたね。

英語圏に応募するならTOEIC640点以上

一方で、フィリピンやケニア、インドなどの英語圏を希望する場合は、TOEIC640点以上を求められることが多いです。私が応募したジャマイカでの活動も、応募要件がTOEIC640点以上でした。

実際には応募した国とは関係のない国に派遣されることが多いため、TOEIC330点でも、たまたま英語圏に派遣される人もかなりいます。ただ、「行くならやっぱり英語圏がいい!」という人は、TOEIC640点が最低ラインになります。

現地で困らないために身に付けておくべき英語力

けれども、TOEIC640点は応募の最低要件であり、現地で必要な英語力はもっと上です。

私もTOEIC705点でジャマイカへ行きましたが、まったく歯が立ちませんでした。現地での日常生活やボランティア活動を有意義に過ごすために、「どの程度の英語力がいるのか」を解説します。

合格したらTOEICの勉強はもうやめよう!

現地で必要なのは、やはり英語を使ったコミュニケーション力です。

あくまでTOEICは、応募や合格するためには必要です。しかし、仮に900点を持っていたとしても、英語で話すことができなければ意味がありません。

青年海外協力隊に合格したらTOEIC学習をやめて、スピーキングを中心とした会話に重点をおいた勉強にシフトしましょう!

ビジネス英語は後回し

実際に派遣がスタートすると、ボランティア活動だけでなく、もちろん現地での生活もあります。日常生活を送るためにも、現地の人々とコミュニケーションができないといけません。例えば、お店での買い物や飲食店での食事、タクシーを呼んだりもします。

こうした日常会話をすべて英語で行うため、まずは日常表現をスラスラと言える状態になる必要があります。日常会話を勉強していれば、その延長線上にフォーマルな英語である「ビジネス英語」も自然と身に付くでしょう。

というわけで、まずは日常表現をマスターしましょう!

リスニング力は高ければ高いほど良い

現地で最初に困るのが、速過ぎて聞き取れないということです。

コミュニケーションは言葉のキャッチボールなので、リスニングができないと会話が成立しません。基本的に国ごとになまりがありますし、話すスピードもTOEICと比較にならないぐらい速いです。

事前に海外ドラマや洋画など生の音源を使って、リスニング力を徹底的に鍛えておきましょう!

海外ボランティアとして必要なメンタリティー

途上国に住みながらのボランティア活動に必要なのは、英語力だけではありません。精神力の強さも必要です。結局のところ英語は「言葉というツール」でしかないので、それを操るためのメンタルが備わっていないと、うまくいきません。

最後に、私が現地で実感した、海外ボランティアに必要なメンタリティーについて解説します!

孤独と失敗を恐れない強いメンタル

私の経験上、言葉も通じず、家族も知り合いもいない海外で生活するのは、生きているだけで疲れます。

主に途上国のような海外ボランティアを派遣する場所は、生活環境も悪く、ライフラインも不安定です。現地では、こうした孤独で過酷な環境に耐えられるメンタルの強さが求められます。

会話のスピーキングにおいても、完璧主義は捨てて、堂々と間違えるぐらいのメンタルの強さが必要です。

たとえ、片言の英語であったとしても、「これを伝えたい!」という熱意を持って話す方が、相手の心に響きます。それにどんどん話せば、間違える回数は増えますが、その分スピーキング力も伸びやすいですよ!

何かを成し遂げたいという意思の強さ

現地で何かしら困難に突き当たったとき、最終的に心の支えになるのは応募した当初の思いであり、それを成し遂げたいという意思の強さです。

現地では思い通りにならないことの方が多く、私も何度も心折れそうになりましたが、「このまま手ぶらで帰れない!」という思いで、必死に頑張っていました。

崇高な目標でなくてもいいので、何かしら「これだけは達成したい!」という目標を持つことはとても重要です。

まずは全力でTOEICの勉強を 

青年海外協力隊にチャレンジしてみたい人は、まずはTOEICに全力で取り組んでください。目標のTOEICスコアを取得し、まずは合格することを最優先しましょう!スピーキングや本格的な生の英語のリスニングも、TOEIC学習で磨いた基礎力があってこそ身に付くものです。

「土台のないところに、家は立たない」は英会話でも同じです。まずはTOEICの勉強を頑張ってみてください!

わか

文:わか

公務員を退職し、青年海外協力隊に参加。帰国後はメーカーの貿易部門で海外調達・営業を経験。現在はフリーランスでブログを運営しながら英会話講師や通訳などもこなす。ブログでは、主に社会人を対象に、自身の経験をもとにした英会話学習法やTOEIC勉強法などを発信している。

ブログ:Give up Perfect English!