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日本で広まる「スーパーソロ(super solo)」な文化とは?【英語多読ニュース】

日本で広まる「スーパーソロ(super solo)」な文化とは?【英語多読ニュース】

「英語多読ニュース」第111回をお届けします。今回取り上げるのは「super solo」、いわゆる「お一人さま」の話題です。

「お一人さま」は楽しい?!

いつも仲のいい友達と一緒。仲間外れになりたくない。でも本当は一人でいたいんだけど・・・。子どものころにそんな葛藤を抱えたことはありませんか?

A decade ago, many Japanese were so embarrassed to be seen eating alone in the school or office cafeteria that they’d opt to eat in a bathroom stall. Appearing friendless was a no-no, leading to what became known as “benjo meshi” – taking a “toilet lunch”.
10年前、多くの日本人は学校やオフィスのカフェテリアで一人で食事をしているところを見られるくらいなら、トイレの個室で食べたいと思っていた。友達がいないように見えるのは絶対駄目で、その行為が「便所飯」(トイレで昼食を取ること)として知られるようになった。

www.bbc.com

でも、そのような文化が急速に変化しつつあるそうです。

Loosely translated, “ohitorisama” means something like “party of one”. Search for the hashtag on Instagram in Japanese and you’ll find hundreds of thousands of photos: plated restaurant meals for one, cinema hallways, pitched tents at campgrounds or transport shots highlighting solo adventures. In the last 18 months particularly, more and more people have been declaring their love of ohitorisama alone time in both the news and social media.
「お一人さま」とは、大まかに言うと“party of one”(一人のグループ)のような意味だ。その日本語のハッシュタグをインスタグラムで検索すると、皿に盛られた一人分のレストランの食事、映画館のロビー、キャンプ場に張られたテント、一人だけの冒険を印象付ける移動中の写真といったものが無数に見つかる。特に過去1年半に至っては、ニュースやソーシャルメディアにおいて、ますます多くの人がお一人さま愛を宣言している。

この変化の一因には、日本人の意識が変わってきたことが挙げられます。

Fewer people, for example, felt people should get married and have kids, while more felt it was OK to divorce even if you had kids. Among married couples, more people felt all right about keeping a secret from their spouse.
(2015年から2018年に1万人を対象に行われた調査では)例えば、結婚して子どもを持つべきと考える人が少なくなる一方で、子どもがいても離婚して構わないと考える人が増えた。夫婦間では、より多くの人が配偶者に対して隠し事があってもよいと考える人が増えた。

記事によると、日本では2040年までに、15歳以上の人口の50パーセントが単身世帯になる、と予測する人もいるそうで、これからの日本を語る上で、「お一人さま」はますます避けて通れない話題になりそうです。

今回取り上げたBBCの記事は、「一人焼肉」「一人カラオケ」、さらには「お一人さま専用バー」などの話題も取り上げています。日本の現在は海外の人たちの目にどう映っているのか・・・興味深いリポートをぜひ読んでみてください。

www.bbc.com

Takahiro Yamamoto/山本高裕

文:山本高裕(GOTCHA! 編集部)

高校の英語教師を経て、今は編集者として、ときに写真家として活動中。風景写真は一人で撮影することが多いですが、同じ感動を共有できる人がそばにいればもっと楽しいと思っています。

トップ画像:Jess FoamiPixabay