GOTCHA!

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英会話の練習にビジュアルは不要。「音声のみ」の高地トレーニングだから能力は開花する

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ビジネススピーキングに特化した、コーチング系スマホ英会話の「ALUGO(アルーゴ)」を提供する、アルー株式会社の落合代表を『ENGLISH JOURNAL』編集長が取材。「トレーニングに必要な負荷」「フィードバックの重要性」など、英会話上達のための秘訣を探ります。ALUGOの詳細はこちら

適切な負荷と反復で、ブレークスルーを起こせ

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ALUGOの特徴やその設計思想について熱く語る落合代表。本記事では、ENGLISH JOURNAL 編集長の水島がそのメッセージをお届けします。

ALUGOのサービスで、「おっ」と思ったのは、電話でレッスンを行うところ。落合さんは「話す、聞くトレーニングにビジュアルは必要ない」と言い切ります。表情やジェスチャーなどの視覚情報は理解の助けになりますが、あえて音声のみにすることで「酸素の薄い場所で負荷をかけて能力アップを図る高地トレーニングのようなもの、と考えてもらえれば」とのお言葉。その発想にENGLISH JOURNAL(以下EJ)との共通点を感じました。

EJも音声だけのインタビューを毎月お届けしています。「難し過ぎる!」という読者の声もちらほら。スパルタだという自覚はあります(笑)。

音声だけの聞き取りは難易度が高くなりますが、その分「実践」で実力が存分に発揮されるんですよね。

実力を客観視することで成長する

僕はたまに自分が英語を話しているのを録音して聞きます。理想とはほど遠く、恥ずかしいしがっかりすることもある。でも、客観視することで文法ミスや発音など必ず改善点が見つかります。ただ、独学では明確なフィードバックまではもらえない。

ALUGOでは発話をすベて書き起こし、「見える化」(※注)した上で、詳細なフィードバックをもらえると知り「そうそう、これだよ!」と前のめりになりました。さらにフィードバックは2種類あって、1つ目は単語の使い方や文法ミスを修正したもの、2つ目は「ネイティブスピーカーなら同じ意図をこう表現するよ」というもの。これは贅沢ですよ……。

(※注)レベルによって、発話の書き起こしが全文では無い場合もあります。

英語は「自転車の練習」と同じ!?

落合さんが繰り返しおっしゃっていたのは、「英語のトレーニングは自転車の練習と同じ」だということ。自転車は一度乗れるようになれば、乗り方を忘れることはない。英語のトレーニングも同じで、一連の動作が「自動化」すれば、時間がたっても忘れない。無意識に英語が口から出てくる、いわゆる「体が覚えている」状態になるまで反復練習をすることが大切だそう。

そして2カ月のトレーニングののち、見事「英語が自動化」したら卒業。ゴールがはっきりしているのもいいですね。

「時間が経つと忘れてしまう」は、本当か?

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落合文四郎(おちあい・ぶんしろう)/アルー株式会社代表取締役社長。1977年、大阪府生まれ。2001年、東京大学大学院理学系研究科修了後、株式会社ボストンコンサルティンググループ入社。2003年10月、株式会社エデュ・ファクトリーを設立し、代表取締役に就任する。2006年4月、アルー株式会社に社名変更。「夢が溢れる世界のために、人のあらゆる可能性を切り拓きます。」をモットーに、企業の人材育成支援事業に取り組んでいる。

自動化の話の続きですが、「英語って、しゃべれるようになっても時間が経つと忘れちゃうから、メンテナンスが必要だよね」と言われること、ありますよね。でも、実は英語には「時間が経つと忘れてしまう部分」と「時間が経っても忘れない部分」があるのです。それを理解するにはまず、記憶には2種類あると知る必要があります。

  1. 宣言記憶:単語やフレーズなどを暗記する記憶
  2. 手続き記憶:自転車の運転や楽器の演奏など、一連のプロセスを自動化した記憶

 「宣言記憶」として覚えた単語などは、残念ながら、時間が経つにつれ少しずつ忘れてしまうので、メンテナンスが必要です。一方で「手続き記憶」は、時間が経っても忘れないのです。

ALUGOが2カ月間のトレーニングで目指す「英語の自動化」とは、英語を「手続き記憶」として覚えた状態のことを指します。落合さんは、英語を自動化するためには「反復トレーニング」と「丁寧なフィードバック」が必要だということを、自転車のみならず、テニスの練習にも例えて説明してくれました。

「テニスの球打ちの練習でラケットを振るとき、最初は『1.ここで構えて、2.ここで球を見て、3.ここで打って、それから……』と脳の中でプロセスを分けて考えますよね。でも、何度も繰り返すことによって、例えば1~3までのプロセスを1つにできる。すると、時間は速くなり、正確性は上がる。この、反復による自動化のプロセスは英語学習も同じなのです」……なんとわかりやすい説明! 説明は続きます。

「間違ったフォームが身についてしまわないように、丁寧なフィードバックが必要であることもテニスと英語に共通しています。ですので、ALUGOでは受講生の発言をすべて文字起こしして(※注)『この文法の使い方が間違っていましたよ』『この単語は別の単語の方が自然です』といった細かいフィードバックをするのです」

アルクにも『英語を自動化するトレーニング(著:今井康人)』というシリーズがありますが、その表紙に書かれているのはまさに自転車。同じ考え方ですね。僕も「英語の自動化」はいつも意識しています。

英語を話す力は誰にでもある!

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落合さんの「もともと、誰にでも、英語を話す力は備わっている」という言葉が印象的でした。受講生の中にある、英語を話す潜在力を掘り起こしてあげるイメージなのだそう。そう思うと少し自信が湧いてきますよね。

悪戦苦闘しながらも意思疎通できると「よし、もっと英語力を磨こう」と思える。「成功体験が得られたらしめたもの。それが勘違いでもいい。“もっともっと”と欲が出て、『経験→学習』のサイクルが回り出すから、本当にできるようになる」と落合さん。できると信じて、一歩を踏み出すところから!

ALUGOもEJも、皆さんの英語学習を心から応援しています。

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サービス誕生の経緯など、こちらの記事でもALUGOをご紹介

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