子どもと楽しむハロウィーン英語絵本10選

10月31日の夜はハロウィーン。日本では単に仮装を楽しむ日になってしまった感もありますが、本当はどんなイベントなのでしょう。絵本を通じて子どもたちと楽しくハロウィーンのことを学びながら、英語にも親しんでみませんか?GOTCHA!編集部が選んだ10冊を紹介します。

しゃっくりを止めたい!ガイコツの工夫がユニーク

Skeleton Hiccups
 
英文は至ってシンプル。小さな子どもでも、ガイコツのしゃっくりをhic、hic、hicと笑いながら楽しめます。なんとかしてしゃっくりを止めたいガイコツですが、うまくいくのでしょうか?

モンスターが現れた!退治するのは君!

Go Away, Big Green Monster!
 
英語絵本のアカデミー賞とも言えるコルでコット賞を受賞したことのある作者による絵本。目、花、口、耳と順番に姿を表した緑色のモンスター。でも怖くありません。Go away!を掛け声に、一緒にモンスターをやっつけちゃいましょう。

ハロウィーンにやることが簡単な英語で学べる

Boo! (Leslie Patricelli board books)
 
カボチャを選んでジャコランタンを作って、コスチュームを選んでトリック・オア・トリートにお出かけ。ジャコランタンを作るときはAngry、Happy、Sillyなどの形容詞、コスチュームを選ぶときはPrincess、Pirate、Cowboyなどの名詞に触れます。楽しみながらハロウィーンて何?どんなものが出てくるの?が一通り分かる一冊です。

食べられる?食べられない?魔女の台所から出てくるものは?

What's in the Witch's Kitchen?
 
書名のWhat’s in the Witch ’s Kitchen?が繰り返し出てくる仕掛け絵本です。冷蔵庫やオーブンの扉などが開けられるようになっていて、そこから出てくるものは?子どもたちがキャーキャーと騒ぎながら楽しめこと間違いなしです。

トリック・オア・トリートをしながら10から1までカウントダウン

10 Trick-or-Treaters (English Edition)
 
仮装した10人の子どもたちが並び、トリック・オア・トリートにでかけますが、ページをめくるごとにハプニングがあり、一人、また一人と人数が減っていきます。ハロウィーンの雰囲気に浸りながら、英語を始めたばかりの子どもたちに数の英語にも親しんでもらいましょう。

子どもたちに大人気のキャラクターと楽しむ秋の夜

Peppa Pig: Peppa's Pumpkin Party
 
2004年にイギリスで放送が開始されて以来、子どもたちに愛され続けているペッパ・ピッグのハロウィーン。センテンスベースのストーリーで、英語超初心者には少し難しいかもしれませんが、犬がオオカミ男に仮装したり、ウサギが人参に仮装したりと、とにかく絵が愛らしい一冊。オフィシャルサイトでは動画も紹介されています。

ハロウィーンの言葉でアルファベットに親しめる

Halloween ABC
 
アルファベットのA~Zまでとそれに関連する単語に親しむ絵本はたくさんありますが、これはそのハロウィーンバージョンです。bats(コウモリ)、ghost(おばけ)、skeleton(ガイコツ)、 vampire(吸血鬼)などの絵を楽しみながら、アルファベットの大文字、小文字に親しんでもらいましょう。

カード付きで楽しくハロウィーンの夜を楽しめる

In a Dark, Dark House (All Aboard Picture Reader)
 
英文の一部がイラストで描かれる、ちょっぴり怖いリズミカルなストーリー(The 「sun」 went down. The 「stars」 came out. の「 」の部分などをイラストで表現)。夜道を歩き、暗い暗い家に入り、そこで少年が出会ったものは・・・。英文に含まれるイラストは、巻末に絵カードとしても収録。かるた取りのような英語ゲームも楽しめます。 

ハロウィーンをテーマに楽しく絵探し!

I Spy Spooky Night: A Book of Picture Riddles
 
日本では「ミッケ!」シリーズとして知られる大定番の「I SPY」。そのハロウィーンバージョンがこちら。「I spy ...(~が見える)」と 指示 されたものを絵の中から探しましょう。凝った絵からbat(コウモリ)や shark (サメ)といったものを探すのは、思ったよりも 時間がかかる かも?

みんなと仲良くなりたいお化けの物語 

The Little Ghost Who Didn't Like to Be Scary: A Halloween Picture Book
 
お化けといえば怖いに決まっている?この物語の主人公、小さなお化けのレイラはみんなと仲良くしたいと思っているお化け。ハロウィーンの夜になって、レイラは「お化けらしく」振る舞うのか、そうしないのか。白と黒を基調としたイラストは小さい子供向けではないかもしれませんが、とにかくかわいいレイラに一目ぼれする一冊です。

ここまで10冊紹介してみましたが、気になる絵本はありましたか?ハロウィーンの夜を きっかけ に、英語絵本読書の秋をぜひお子さんと一緒に楽しんでください!

文:山本高裕(GOTCHA! 編集部)

高校の英語教師を経て、今は編集者として、ときに写真家として活動中。

トップ画像: GraphicMama-teamPixabay

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