triptychって何？　大人が身に付けたい教養のための美術英語をご紹介！

2019-10-08

「英語を学び、英語を学ぶ」学習情報誌ENGLISH JOURNAL（EJ）。暑かった夏が終わり、いよいよ秋が到来しましたが、秋と聞いて皆さんは何を連想しますか？　最新号のEJ では「芸術の秋」に注目し、世界の美術作品を英語でご紹介します。作品解説の英語音声を秋の夜長にゆっくり聞いて、リラックスしながら美術英語を学んでみてはいかがでしょうか。

ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2019年11月号

出版社: アルク
発売日: 2019/10/04
メディア: 雑誌

triptych、impasto、sfumatoって何……？

さまざまな美術用語を、レオナルド・ダヴィンチの「モナ・リザ」やゴッホの「ひまわり」、狩野探幽の「源氏物語屏風」などの有名作品を通して英語で学びます。その他、世界の美術館や素敵な作品に出会える東京の美術館もご紹介しているので、この秋に訪れる美術館のご参考にしてみてください。ここでは、フィンセント・ファン・ゴッホが描いた「ひまわり」の解説の一部をご紹介します。

“Sunflowers” in the National Gallery is one of four paintings intended to decorate the room of Paul Gauguin. Van Gogh dreamed of creating an artist community centered around his “Yellow House” at Arles with Gauguin as their leader.ナショナル・ギャラリーにある「ひまわり」は、ポール・ゴーギャンの部屋を飾るつもりだった4 枚の絵のうちの1 枚です。ファン・ゴッホはアルルにある自分の「黄色い家」を中心とし、ゴーギャンをリーダーとする画家のコミュニティーを作ることを夢見ていました。

世界中から愛されるハリウッド随一の善人俳優

インタビュー1は、10月4日に公開された『ジョン・ウィック：パラベラム』で主演を演じるキアヌ・リーブスが登場します。迫力のアクションのほとんどをリーブス本人が演じていることが話題のこの映画シリーズ。最新作のお気に入りのシーンや、新たに登場するキャラクターを演じる共演者たち、アクションに挑むためのトレーニング、さらに「ジョン・ウィック」シリーズの魅力などについて語ります。アクションを「振り付け」と捉えていることや、演じる役から抜け出すためのルーティンの話が特に興味深く、リーブスならではのリズミカルで楽し気な語り口調は、映画への期待をより高めてくれるはずです。

今更聞けない！？　ファッション用語

camp、normcore、tacky……皆さんはこれらの用語、どんなファッションを指すか、分かりますか？ファッションのトレンドは移ろいやすく、話題になった言葉もちゃんと意味を知る前にもう流行遅れ……といったこともあるかもしれません。定番のアイテムからこれまでの流行、最先端の装いまで、ファッションに関する英語をご紹介します。イギリスとアメリカで呼び方が違うものや、和製ファッション英語もこの機会にしっかり頭に入れておきましょう。

渡辺謙さんのインタビューも見逃せない！

言葉の壁や国境を越えて活躍する日本人を取り上げる不定期連載「あっぱれ！ジャパニーズ」のコーナーにはなんと、日本が誇るハリウッドスターの渡辺謙さんが登場。「異文化間の相互理解」や、世界各地での観客のリアクションの違いなどについてお話しいただきました。誌面に載せきれなかったインタビューはこちらからご覧になれます。

gotcha.alc.co.jp

インタビュー2では、天体物理学者のアダム・フランクさんに、宇宙人の存在確率を導き出す「ドレイク方程式」のこと、いずれは生命が生息できなくなる地球の未来、そして太陽系のほかの惑星へと向かう、人類存続の展望についてお話を伺いました。普段なかなか耳にすることのない英単語を身に付ける良い機会なので、リスニングにチャレンジしてみましょう！

ネイティブ同士がさまざまなトピックについておしゃべりする「Quick Chat 」のコーナーでは、アメリカ人のアンさんとカナダ人のJ.P.さんが、今まで訪れたことのある日本と世界の美術館や、好きなアーティストについてお話しします。

アート尽くめの今月号、是非お手に取ってご覧ください。

ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2019年11月号

出版社: アルク
発売日: 2019/10/04
メディア: 雑誌

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『ENGLISH JOURNAL BOOK 2』発売。テーマは「テクノロジー」

現在、ChatGPTをはじめとする生成AIが驚異的な成長を見せていますが、EJは、PCの黎明れいめい期からITの隆盛期まで、その進化を伝えてきました。EJに掲載されたパイオニアたちの言葉を通して、テクノロジーの歴史と現在、そして、未来に目を向けましょう。

日本人インタビューにはメディアアーティストの落合陽一さんが登場し、デジタルの時代に生きる英語学習者にメッセージを届けます。伝説の作家カート・ヴォネガットのスピーチ（柴田元幸訳）、ノーベル生理学・医学賞受賞のカタリン・カリコ、そして、『GRIT グリットやり抜く力』のアンジェラ・ダックワースとインタビューも充実。どうぞお聴き逃しなく！

【特集】PC、IT、そして、ChatGPT・・・パイオニアたちの英語で見聞する、テクノロジーの現在・過去・未来
【国境なきニッポン人】落合陽一（メディアアーティスト）
【スピーチ＆インタビュー】カート・ヴォネガット（作家／柴田元幸訳）、ケヴィン・ケリー（『WIRED』創刊編集長、未来学者）、レイ・カーツワイル（発明家、思想家、未来学者）、ジミー・ウェールズ（ウィキペディア創設者）、アンジェラ・ダックワース（心理学者、大学教授）、【エッセイ】佐藤良明