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beneathの意外な意味って? 生きた英語から学ぶ英語表現【EJ特派員】

beneathの意外な意味って? 生きた英語から学ぶ英語表現【EJ特派員】

アルクの英語学習誌『ENGLISH JOURNAL(EJ)』の読者が「EJ特派員」となって、EJを使った感想や、TOEICなどのテスト受験記、自らの英語力を生かした取材、「〇〇してみた」など、編集部とは違った独自の視点で「おもしろ&お役立ち」英語情報をレポートする活動が始まりました!今回は、イングリッシュジャーナル最新号を読んだ感想を、EJ特派員のKAZUさんに語ってもらいます。英語学習の参考にしてみてください。

綴込冊子・CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2019年10月号

CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2019年10月号

  • 出版社: アルク
  • 発売日: 2019/09/06
  • メディア: 雑誌

まずは自己紹介!

みなさんはじめまして、KAZUと申します。コンテンツ豊富なENGLISH JOURNAL、全く手付かずになってしまうときもありますが、2018年12月号から定期購読をしています。特にイギリス特集とイギリス関連のコンテンツを楽しみにしています。実は、今から15年ほど前にイギリスに短期語学留学を経験しました。それを機に英語を使う職業に就き、英語と共に歩んできた人生をもっと豊かにするために英語力を伸ばしたいと思い、特に好きなイギリス英語を中心に学習しています。

これからEJ特派員として、毎月のEJのおすすめポイントや、印象に残った点などをご紹介していきます!今回は、赤と緑のカバーが映える2019年10月号を読んで、学んだことや気が付いたこと、気になる英語表現などについて書きます。

「NETFLIX&Hulu」を使い、英語学習する上で大切なこと

この夏、「After Life」というイギリスドラマを見ながら英語学習をしていました。「After Life」はNETFLIXオリジナルドラマで、俳優・コメディアン・脚本家のイギリス人、リッキー・ジャベイスが主演し脚本を書いています。リッキー・ジャベイスが演じるトニーは最愛の妻を乳がんで失い、生きる希望を無くして自分勝手に振舞っているけど、周りのさまざまな人の壮絶な人生ドラマに触れ、徐々に自分と向き合い、悲しみにくれるのをやめようと立ち上がっていくストーリーです。

今まで映画やドラマで英語学習しようと思っても全く継続できなかったのですが、今回はすでに1カ月半、毎日少しずつですがコツコツと継続できています。継続できた要因の一つは、特集の執筆者である南谷三世さんが本誌でおっしゃっていた下記の言葉の通りです。

作品を選ぶ際の何よりの決め手は、「自分の好み」です。自分が楽しいと思える作品だからこそ、英語のセリフを理解したい、もっと見続けたいと思えるわけですから、自分に合わない作品を無理して見続ける必要はまったくありません

1話が28分前後のドラマで1シーズン6話までしかない「After Life」を飽きることなく何度も見続けることができたのは「自分が楽しめる作品で、その作品の英語を理解したい、もっと見続けたい」と思える作品だったからです。今回の特集を読んで、映画やドラマを使った英語学習を継続するコツを再確認できたと思います。

目から鱗の「3-STEP」英語学習法

南谷さんは、音声と字幕を3 段階に切り替えて学習する「3-STEP」の学習法を提唱しています。

STEP1 「テスト」 英語音声・字幕なし(ネタばれ禁止状態で)

STEP2 「答え合わせ」 日本語音声・日本語字幕

STEP3 「理解」 英語音声・英語字幕

最初から「英語音声・字幕なし」でテストをするというのが新鮮でした。あとは本誌に書かれているそれぞれのSTEPの細かい注意点も念頭に入れながら、早速試してみたいと思っています。

今月の気になる英語表現

今月は、EJ Interview 2のアンソニー・ホロヴィッツさんのインタビューから、「初めて知った、これは使いたい」と思った英語表現を3つご紹介します。

アンソニー・ホロヴィッツさんは、イギリスの小説家であり、ドラマ脚本家です。シャーロック・ホームズと007 という、イギリスが誇る2 大シリーズの正当な続編を執筆したことで有名です。今回のインタビューでは、ホームズの新作、『シャーロック・ホームズ 絹の家』の話題を中心に、執筆に至った経緯や、ドラマ「シャーロック」シリーズの感想などについて語っています。

1. beneath

インタビューのサブタイトルに、”Beneath Sir Arthur Conan Doyle”と書いてあります。
実際に、ホロヴィッツさんはインタビュー中でこう発言しています。

He thought it was beneath him.
(彼は)自分にふさわしくないと思っていたのです。

この文の”he”及び”him”は「シャーロック・ホームズ」の作者のコナン・ドイルさんのことを指しています。

”beneath”は前置詞で「〜の下に」という意味があり、ボクはそれくらいのイメージしか持っていなかったのですが、さらに調べてみると、「~(人)にふさわしくない、〜の価値がない」という意味があります。 このことを初めて知ったのですが、考えてみれば「〜の下に」という語のイメージそのままです。

「彼(コナン・ドイル)の下だったと思った」の「下」というのは、「彼の水準・基準よりも下、基準に満たない、期待通りではない、何かに値するものではない」というイメージですね。

2. raise one’s game

また、ホロヴィッツさんは次のようにも語っています。

And at the same time, I have to raise my game. I have to write better in order to write well enough for them.
それと同時に、私は腕を上げないといけません。彼らが満足できるくらいよいものを書かなくてはいけないのです。

語注には、「(競技などの)腕を上げる、レベルアップする」と書かれています。ホロヴィッツさんがシャーロック・ホームズの続編を書くにあたって、読者を満足させるために良いものを書かなくてはならない、という話の流れで使われている表現です。

ボクももっと英会話の腕を上げていかなければ! I have to raise my game to speak English fluently!

3. off the rails

ホロヴィッツさんがBBCドラマ「シャーロック・ホームズシリーズ」に関して意見を述べているところでは、off the railsという表現が使われています。辞書で調べてみると、文字通り電車が脱線するという文章で使われることがあるようですが、“go off the rails”という形で、「常軌を逸する、乱れる、正常でなくなる」という意味があります。いずれも、レールから脱線する、正常だったものが正常でなくなって悪くなっていくイメージなので覚えやすいですね。

「Oxford Advanced Learners’ Dictionary」に、”She went completely off the rails after her sister died.” “The company has gone badly off the rails in recent years.”という例文が掲載されています。いずれも悪くなったり正常な営みができなくなったりする様子を表していますね。

「好き」から始めると学習は続く

本号では公開されたばかりの映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」から、レオナルド・ディカプリオさんとブラッド・ピットさんのインタビューがあるのですが、イギリス好きなボクはそれを飛ばしてアンソニー・ホロヴィッツさんのインタビューに飛びつきました。

映画・ドラマで英語学習をしてみて実感した、自分の好きなものに取り組むということは英語学習を長続きさせる上で大事なことだと思います。 他のコンテンツにもこれから着手していきたいと思います。

綴込冊子・CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2019年10月号

CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2019年10月号

  • 出版社: アルク
  • 発売日: 2019/09/06
  • メディア: 雑誌

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KAZU

構成・文:KAZU
約9ヶ月のイギリス語学留学を経て2007年4月から英語を使う仕事に就き現在に至る。仕事の幅を広げるため試行錯誤しながら英語学習中。やりたいことが多すぎるのが悩みであるが、イギリス愛を貫き突き進んでいこうと決心した令和のはじまり。

ブログ https://kazu-blogger.com

Twitter(KAZU@🇬🇧英語学習)https://twitter.com/kazu_ctd/