「連休」を英語で言うと?二連休や三連休、大型連休に飛び石連休。言えそうでいえない「連休」フレーズをまとめて紹介します。
休日はholidayやday off
休日が1日であれば、アメリカ英語ではday off、イギリス英語ではday offの他にholidayとも言うようです。詳しい使い分けはこちらの記事で詳しく説明されているので、ぜひご一読ください。
休日が2日以上続く連休は?
さて、そんなお休みの日が連続するときは、なんと言えばよいでしょうか。日本語には二連休とか三連休という言葉がありますが、英語では?
two holidays in a row
二連休
three consecutive days off
三連休
consecutiveとin a rowには「連続した」という意味があります。days offやholidaysとの語順に注意して使いましょう。そしてday offの 複数形はdays off。これも複数形「s」の位置に注意してください。
「連休」ですが、次のように言うこともできます。
three straight days off
三連休
「真っすぐな」という意味が思い浮かぶstraightですが、「連続した」という意味もあるんですね!勉強になります。
そしてもう一つ、一番覚えやすい簡単な表現を紹介しておきます。
a long weekend
長い週末(連休)
週末の土日に祝日が組み合わさって三連休になるときは、このように簡単に表現できます。consecutiveとかin a rowは、ちょっと舌が絡まりそうだ!という方におすすめです。
飛び石連休
せっかくなので「連休」フレーズをもう少しだけ紹介します。
まずは「飛び石連休」。飛び石?フライング・ストーン・デイズオフ?検索するとステッピング・ストーンという言葉も。でも、そんなわけないですね・・・。
three nonconsecutive days off that week
その週にある連続しない3日間の休み
four days off with a workday in between
仕事をする日が挟まった四連休
英文校正スタッフによると、in betweenを使う場合は3日を超える休みについて言うことが普通だそうです。
それにしても、まどろっこしい感じがします。多分、そんな連休を説明することがほとんどないからかもしれません。考えてみれば、日本語でも普通に「おお、今週は木曜日が休みか!(Yes! Thursday is a holiday this week!)」と言うくらいかもしれませんしね。
他にも次の言い方ができるそうです。
three days off broken up by a workday
仕事の日が挟まった3日間の休日
「飛び石連休」の方が、なんとなくありがたみがあるように聞こえるのは、気のせいでしょうか。
大型連休
では、「大型連休」はどう表現しましょう。大型ならbigとかhugeとか形容詞は幾つか思い浮かびますが、英語では普通にlongを使うようです。
long holiday
大型連休
もっとシンプルに次の単語で言うこともできます。
vacation
break
これらもまた、「大型」感が少し足りない気もしますが仕方ありません。ちなみに連休の意味でvacationを使うのは北米だけとのこと。
「連休」を使った例文集
では、「連休」を含む英文を幾つか見てみましょう。
I’m planning to take three consecutive days off in September.
9月に三連休を取る計画です。
We have a long weekend coming up. Should we go somewhere?
連休が来るわね。どこかに行く?
I can’t wait for the weekend. It’s a long one!
週末が待ちきれない!長い連休だ!
I’m thinking of taking a day off on Friday and having a long weekend.
金曜日も休みにして連休にしちゃおうかな。
If only we had three days off every week ...
毎週三連休だったらいいのに・・・。
This year’s Golden Week vacation is shorter than usual.
今年のゴールデンウィークはいつもより短い。
日本の文化を知っている人にであれば、Golden Week vacationと言えば通じます。
それでは皆さん、連休を存分にエンジョイしてください!
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