GOTCHA!

英語、仕事、勉強。いろんな「わかった!」をお届け。

「留学感覚で英語力と実践的なスキルを学ぶ」 テンプル大学ジャパンキャンパス

tuj_top

外国大学の日本校として文部科学省から初めて指定されたアメリカ本拠の大学である、テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)。同学の「生涯教育プログラム」では、翻訳、通訳などの講座を提供しています。

テンプル大学ジャパンキャンパス
  • 〒106-0047 東京都港区南麻布2-8-12(8/14より、〒154-0004 東京都世田谷区太子堂1-14-29)
  • TEL 0120-86-1026(フリーダイヤル・携帯可)
  • E-mail:contedinfo@tuj.temple.edu
  • URL:https://www.tuj.ac.jp/jp/cont-ed/index.html
こんな人におすすめ
  1. 留学感覚で独学では難しい文化理解を学びたい
  2. 仕事で使える英語力を参加型授業で養いたい
  3. ハイレベルな教員の授業を受けたい

プロの翻訳者・通訳者に必要な文化理解をアメリカの大学で深く学ぼう

「生涯教育プログラム」ディレクター:ジャスティン・サンダースさん

tuj_interview1

ジャスティン・サンダースさん:国際バカロレア(国際教育プログラムなどを提供するNPO)で専門研究員を務めるなど、世界を舞台に高等教育の領域で14年以上のキャリアがある。コミュニケーション学士号、国際教育修士号、教育学博士号を保有する教育のプロフェッショナル。テンプル大学ジャパンキャンパス「生涯教育プログラム」のディレクターに今年4月に就任。

時代の要請にあったスキルを身につけよう

テンプル大学ジャパンキャンパス (TUJ) は、外国大学の日本校として文部科学省から初めて指定されたアメリカ本拠の大学です。私は大学の単位取得を目的としない「生涯教育プログラム」のディレクターをしています。同プログラムでは翻訳、通訳、ビジネス、アートなどさまざまな講座を提供しており、受講生が時代や東京のニーズに合ったスキルを習得できるよう、私はプログラムに改良を重ねています。8月14日からは三軒茶屋に校舎を移転するので、渋谷区や世田谷区の学生や住民、企業のニーズにあった講座を多く開講する予定です。

プロには「深い文化理解」と「好奇心」が必須

プロの翻訳者・通訳者には語学力のほか、深い文化理解が必要です。文化を理解するということの意味は、発信した言葉がもう一方の文化では、どのような意味を持つか、どのように受け取られるかを理解する、ということです。同じ言葉でもインドやアメリカ、イギリスといった異なる文化ごとにニュアンスやトーンを変えなければ適切に伝わりません。言葉をもう一方の言葉に単に変換するのではなく、元の意味を保ちながら、その文化内で最も適切な言葉に移行させる能力が求められます。これは自国文化とターゲット文化の両方を深く理解していないとできません。その意味で、 東京における小さなアメリカと言えるTUJのような環境では、留学しているように両文化への理解を効率よく深められるでしょう。

文化理解を深めるカギは、本物の好奇心です。 例えば、アメリカのビールのTVコマーシャルを見た時に、「なぜアメリカのビールの広告にはダンスしている犬が出てくるのだろう?」といった疑問を持てるでしょうか? アメリカの広告では商品を前面に出すことは稀で、犬が踊っている映像など、一見無関係に見えるシーンがよくあります。強い好奇心があれば、こういった何気ない光景にも疑問を抱き、その背景を知ろうとするでしょう。些細に見えることでも、探ってみるとその文化特有の事情が潜んでいるのがわかります。表面的な文化理解を超えるには、歴史から流行りの小説まで、幅広く深く興味を持つことが大切です。これは強い好奇心がないと難しいことでしょう。この本物の好奇心を自国文化とターゲット文化の両方に持てるかが、ハイレベルな翻訳者・通訳者になれるかの分かれ目なのです。

最高の学習環境で目標達成まで走ろう

TUJは、このような文化理解から需要の高いスキルまで包括的に学べる講座が豊富です。学習したことを実際の仕事で使う場面を想定したワークショップ、ディスカッションなど参加型授業が多いのもアメリカの大学ならでは。教員は全員が学士以上の学位を持ったスペシャリストであり、教育のプロフェッショナルでもあります。また、日本人とはバックグラウンドが異なる学生が全体の1/3も通っています。この特別な環境を活用し、英語を使って仕事をするという目標達成までの最短距離を走りましょう

アイデアをシェアして世界とつながろう

日本人には自信をもって世界にアイデアをシェアしてもらいたいと思っています。科学とリサーチの分野において、日本は世界でも影響力の大きな国であるにも関わらず、その成果を英語で発表しませんね。世界の国々で協働が進んでいる時に、日本は閉じられがちです。これは文化や政治など、あらゆる分野で共通です。日本が世界に貢献できることは多々あるので、積極的にアイデアをシェアして世界とつながってほしいです。英語を使えば、教育や仕事など、世界の国々と共通のプラットフォームを持てるので、さまざまな可能性を広げていけるでしょう。ネイティブレベルのような英語を話すことより、アイデアを伝える能力が重要です。フィリピンや韓国、シンガポールなどアジアの国々でも英語話者が増えていますし、臆せず英語を使って積極的に世界とつながってください。

異文化の相互理解を深められる翻訳・通訳という仕事

翻訳講座受講生インタビュー:シェフ愛里アンさん

tuj_interview2

シェフ愛里アンさん:2016年にTUJを卒業後、米海軍横須賀基地艦船修理廠及び日本地区造修統括本部で翻訳・通訳業務を担当。現在も生涯教育プログラムで翻訳を学習中。

異文化を身近に感じられる翻訳・通訳

私はTUJを卒業後、生涯教育プログラムで「ビジネス文書翻訳」「翻訳実践コース」など複数の翻訳講座を受講しました。現在は米海軍横須賀基地の艦船修理関係の部門で翻訳者・通訳者として働いています。職場のアメリカ人と日本人とのコミュニケーションを円滑にするのが私の仕事です。日米の異なる文化を身近に感じられ、相互理解へのお手伝いができることにやりがいを感じています。言葉の僅かなニュアンスの違いを的確に訳せない場合、大きな問題につながる可能性もあるため、責任の重い仕事です。理解の溝を埋められるようにいつも心がけています。

知っている単語を最大限に活用する

私の両親はアメリカ人と日本人なので、小さい頃から英語が身近にあり、翻訳力に自信をもっていました。しかし、駒宮俊友先生の講座を受けてから翻訳の奥深さに気づき、良い意味でその自信がなくなりました。「翻訳は、知っている単語の使い方を知ることが大切」という先生の言葉が特に心に残っています。例えば、recentは形容詞ですが、文脈によっては名詞として翻訳するなど、日本語としての読みやすさを考慮した品詞転換の可能性を考えることが必要なのです。翻訳では自分が持っている引き出しを上手く活用することが大事なのだと学びました。

翻訳学習を継続して職場にアピール!

生涯教育プログラムの講座を修了すると、生涯教育ユニット(CEU)という単位が授与されます。CEUは、学習して特定の知識やスキルを身につけたという証で、世界中で認知されています。私がTUJを卒業した後も同プログラムで学習を継続している理由の一つには、このCEUを取得することがあります。職場では、専門知識を深めようという意欲や姿勢が高く評価されると感じているので、CEUを持っていれば、昇進の助けになると思っています。

私は現在も「法律文書翻訳」という講座を受講中で、これを修了すれば、今までに取得したCEUと合わせて、「翻訳スキルの基礎」という修了証書が発行される見込みです。体系的に翻訳を学習した証として職場でのアピールに利用したいと思います。質の高い翻訳者・通訳者として活躍する将来のイメージをモチベーションに、まずは職場で信頼される翻訳者・通訳者になりたいです。

The opinions included here are those of the author alone and do not represent the position of the U.S. government or Navy. 

参加型授業を通し履歴書に記載できるスキルを楽しく取得

広報インタビュー:川口藍美さん

tuj_interview3

川口藍美さん:高校卒業後、アメリカの大学で国際学や経営学を学ぶ。テンプル大学ジャパンキャンパスで広報兼プログラムマーケティングコーディネーターを務める。

プレゼン力まで鍛えられる講座が人気

翻訳者・通訳者に必要な文化理解を深める講座で、英語力が中級の方には「異文化コミュニケーションをテーマに話そう!」という授業をおすすめしています。イギリス文化などの特定のトピックを講師から学んだあと、受講生によるディスカッション、プレゼンへと進みます。文化理解から自分の意見を英語で述べる力、プレゼンする力まで総合的に鍛えられるので人気があります。

こういった講座を修了すると、生涯教育ユニット(CEU)という単位が授与され、学習したことを形に残せます。CEUは世界中で認知されているスキルや知識の証明なので、履歴書に記載できキャリアアップにも役立ちます。

翻訳・通訳力はプロだけに必要なスキルではない

海外に長期の滞在経験がない方は、プロの翻訳者・通訳者になれるかな?と思うかもしれませんが、パッションと好奇心があれば十分プロを目指せると思います。また、翻訳や通訳はプロだけに必要なものではなく、ビジネスのあらゆる場面で重宝するスキルなので、多くの人に身につけていただきたいです。TUJでは、コースを受講している学期には、大学のライブラリーが利用できます。また、英語ネイティブのスタッフが多くいますので、受講生は積極的に話しかけています。授業外でも学びを深められる環境がそろっているので活用してください。

地域のニーズにあった講座が豊富

三軒茶屋への校舎移転後は周辺地区に合った講座を多く提供していきます。テクノロジー系のスタートアップ企業が集まっている渋谷のニーズに合わせた、プログラミングやAI、ビジネスデベロップメントなどの講座や、三軒茶屋や下北沢エリアで需要が高い小売・サービス業に特化した講座などを想定しています。また、世田谷区は住宅地なので、個人の興味やライフスキルが学べる講座のニーズに応えたいと思っています。

秋学期から開講する講座には、sake tastingやYouTube、ソーシャルメディア、オリンピックの歴史などがあります。みなさんの興味にあった講座がきっと見つかると思うので、ぜひチェックしてみてください。

 →https://www.tuj.ac.jp/jp/cont-ed/index.html