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「伝統あるスクールで楽しく翻訳・通訳を学ぶ」ISSインスティテュート

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1966年創設のISSインスティテュートは、プロとしての「本当の基礎」を学べる翻訳・通訳スクール。講師、受講生へのインタビューで、同校の特徴や魅力をレポートします。

ISSインスティテュート
  • 住所:[東京校]〒102-0083 東京都千代田区麹町3-1-1 麹町311ビル4階 /[横浜校]〒220-0004 横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビル8階
  • TEL:[東京校]03-3265-7103 /[横浜校]045-325-3333
  • URL:https://www.issnet.co.jp/
こんな人におすすめ
  1. 翻訳の基礎である英文法を徹底的に学びたい
  2. 通訳訓練を基礎からきちんと学びたい
  3. 1966年創設のノウハウが蓄積されたスクールで学びたい

自分で考える力を身につけ、これからの時代の翻訳者に

講師インタビュー:今野由紀子先生

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今野由紀子先生:上智大学外国語学部英語学科卒業後、母校の中学・高校で英語教師を3年間務める。米国留学を経て、フリーランスとしてJICA関連レポートや、通信会社のシステム関連書類の翻訳に携わった後、商社と大使館それぞれで翻訳者として勤務。ISSインスティテュートでは、総合翻訳科・基礎科1、2クラスを担当。

翻訳の基礎である文法を徹底理解

私は通訳者・翻訳者養成スクールのISSインスティテュートで、「総合翻訳科・基礎科1」と「基礎科2」のクラスを担当しています。翻訳の土台は文法ですので、基礎科1では文法理解を中心に、基礎科2では文法の復習と翻訳技法が学べるようにカリキュラムを組んでいます。基礎科の受講生から評判が良いのが構文分析です。文章中の各単語の品詞は何か、主語・動詞・目的語・補語・修飾語のどれにあたるのか、という文章の構造を細かく分析してもらいます。これをやると、複雑で難解な文章が出てきた時も、英文がすっと頭に入り理解しやすくなります。受講生の中には、「TOEICのテスト問題を時間内に難なく読めるようになった」など、たった2カ月で成果を実感した人もいました。

翻訳者に必要な自主性を育む

私のクラスでは、受講生同士がお互いに学び合うこと、自主的に考える力を育むことを重視しています。他人から学ぶことは多いですよね。「基礎科1」クラスでは、課題の訳文だけでなく、どう構文分析をしたかという部分まで、私からの添削を伏せた状態でシェアしています。そうすると、どこで分析を間違えた結果、どのような誤訳につながったという間違いのパターンを複数見ることができます。「基礎科2」クラスでは、訳出やリサーチにかけた時間、どのように勉強したか、疑問点は何か、といった訳文を完成させるまでのプロセスも、受講生それぞれに文章にして提出してもらい、シェアしています。これにより、素晴らしい翻訳をしたクラスメイトのやり方を学べますし、書くことによって、自分で考え、改善点に気付くことにもつながります。シェアした内容をクラスでディスカッションし、それぞれ納得した上で、さらに向上するよう取組んで欲しいと考えています。翻訳は最終的に自分一人でやる仕事なので、孤独な作業とも言えます。リサーチにおいては、氾濫する情報の中から正しいと思う情報を自分で判断し、自主的に勉強して常に新しい知識を取り入れ続ける必要があります。質の高い翻訳者になってもらうため、自主性を養う授業を心がけています。

やりがいは終わりのない学び

私はフリーランスとしてJICA関連のレポートや、通信会社のシステム関連書類の翻訳に携わった後、商社や大使館で、インハウスの翻訳者としておもに実務翻訳をしてきました。長年翻訳をやっていても、次から次へと学ぶことが出てくるところに翻訳の奥深さを感じています。母語の日本語についても、新しい発見が多々あります。翻訳は、日本語と英語、全く異なる言語である両方をほぼ完ぺきにマスターしてないとできませんから、学びに終わりがありません。そこをやりがいと捉えられる人は、翻訳者に向いていると思います。

これからの時代はクリエイティブな翻訳を

私は翻訳者になる前、中学・高校で英語教師をしていました。当時はクラスの生徒の人数が50人ほどと多かったので、この人数を教えるのは結構な肉体労働できついなと感じていました。若いうちは良いですが、これで一生働き続けられるのかと疑問に思った時に、女性にとって続けやすい仕事として、翻訳者という選択肢が見えてきました。現代においては、終身雇用制度が崩れてきていますし、副業を認める会社も増えています。翻訳は、男性にとっても働き方の選択肢を広げてくれる仕事ではないでしょうか。最近では、AIによる翻訳が発展してきていますね。これからの時代は、AIによる翻訳ではカバーできないクリエイティブな翻訳をしていく必要があるでしょう。AIには人の意図を汲むことはできませんから、原文を読み、書き手が何を伝えたいのかを自分の頭で考え抜いて、最適な表現を選んだり、言葉のセンスを磨いたりして、質の高い翻訳者をめざしましょう。

熱心な先生と受講生がいる刺激的なクラスで勉強中!

翻訳講座受講生インタビュー:浅井睦美さん

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浅井睦美さん:ソフトウェア会社で自社製品の問い合わせ窓口を担当。業務で英語を使う機会があるため、より上手く英語対応するために受講を決める。受講中の講座は、翻訳者養成コース総合翻訳科・基礎科1。

構文分析で翻訳に根拠

私はソフトウェア会社に勤務しています。自社製品に関する海外からのメールの問い合わせに対応するなど、職場で英語を使う機会があります。仕事で自信を持って英語を使えるようになりたいと思ったので、今野先生の「総合翻訳科・基礎科1」を受講しています。先生の授業では、社内文書や製品のマニュアルといった、実務翻訳に関する課題が出題されます。その課題や文法のテキストを使って構文分析をやっているのですが、これが理屈で英文を解釈する練習になっていると感じます。「この文章中では、この単語は修飾語にあたるので、こう訳す」というように、根拠を持って翻訳することができるので、正確さが求められる実務翻訳をする時の自信につながると思います。

人と一緒に学ぶことがモチベーションの維持に

クラスはとても和やかで良い雰囲気なのですが、受講生全員が貪欲に学んでいて刺激的です。課題でマニュアル文書の翻訳をした時、ある受講生は、内容から推測して類似の製品を探し、製品についてよく理解した上で翻訳をしていました。それを見て、「私のリサーチは十分ではなかった」と気づくことができたんです。

リサーチを含め、翻訳の勉強は大変なので、できなくて落ち込んでしまう時もあります。そういう時は、先生がクラスでおっしゃった「課題ができなかったり間違ったりしても落ち込まず、自分なりに工夫して次につなげること、投げださないことが大事」という言葉思い出し、励みにしています。一人だと途中で勉強をやめてしまうかもしれませんが、こうして他の受講生や先生から多くの気づきや励ましをもらえるので、モチベーションを高く維持できています。

翻訳学習で日本語の中にも新たな発見

翻訳を学び始めてから、これまで慣れ親しんできた日本語を見直すようになりました。例えば、日本語は主語がなくてもある程度通じますが、英語はどうしても必要ですよね。翻訳で日英両方の文章を行き来していて、日本語の曖昧さや、常に対象を求める英語の厳格さ、といった違いをありありと感じています。言語と深く関わるうちに、普段当たり前すぎて意識してこなかった日本語に対し、「日本語って実はこういう言語だったんだ」という新たな発見ができました。両言語を通じて、全く別の世界を見ている感覚が持てるので、とても面白いです。私は学校で学び始めてまだ数カ月ですが、今後も継続して英語力を磨いていきたいです。

通訳を通じて知識を広げ、人として成長したい

通訳講座受講生インタビュー:寺本悠子さん

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寺本悠子さん:早稲田大学第二文学部卒業後、3年間カナダに滞在。日本語教師を経て、ユーコンカレッジにて英語を学ぶ。そこで異文化の奥深さに魅了される。帰国後、外資系企業勤務。2019年、大志を抱き、通訳を目指すことを決意。現在、通訳者養成コース通訳準備科を受講中。

温かい指導で学びやすい授業

通訳の基礎講座「通訳準備科」を受講中です。教室内は、いつも先生がユーモアを散りばめてくださるので、毎回とても良い雰囲気です。授業は、まず宿題(パフォーマンス)のチェックから始まります。前回の授業で扱った教材の音読や訳出の発表です。順番にあたるので、良い意味で緊張感があります。また、毎回のテーマに沿った新しい語彙20個も、音声に合わせ、間髪入れずに意味を答えていきます。これはクイックレスポンスという訓練で、通訳に必要な瞬発力を鍛えるためのものです。

以上の宿題のパフォーマンスのチェックが終わると、その週のテーマに移ります。英語の音声を集中して聞いて質問に答えたり、グループワークをして理解度をチェックしたりします。コースの前半ではまず訳すことに慣れるため、英文を見ながら訳出しますが、コースの後半には実際に音声を流し、口頭で訳出する訓練へ、徐々に難易度が上がってきます。無理なく学習できるプログラムで、講師の藤岡みどり先生も、常に良い点と改善点の両方を指摘し、配慮のある温かい指導をしてくださるので、とても学びやすいです。

通訳は知的好奇心の大冒険!

授業で扱うトピックは、医療、歴史、環境、サイエンスなど多岐に渡ります。自分に馴染みのない分野は準備が特に大変ですが、知識の幅が広がる実感があります。例えば、私は化学に興味がなかったのですが、授業で元素の周期表を扱うことになったので調べてみると、周期表は化学の地図とも言える大発明であることがわかりました。

それからは化学に対する見方が変わり、一気に楽しくなりました。また、世界にはこういう問題があって、それを解決するために各国際団体がどのような活動をしているとか、国連が何をしているとか、学びの範囲が世界に広がることにも面白さを感じます。通訳の勉強では毎回、さまざまな分野を扱い、知識を深めていくため、まさに「知的好奇心の大冒険」といった感じで、非常にやりがいを感じています。

まずはピースボートの通訳ボランティアが目標

通訳者として、将来はどの専門分野にするかはまだ考え中です。しかし、視野を広げてくれる通訳という仕事を通じて、人として成長し続けたいと思っています。通訳者が身につけるべき知識やスキルは膨大なので、独学では何から始めるべきか迷ってしまいますが、ISSインスティテュートでは、段階的に学ぶべきことを教えてくれるので、効率的に夢に近づいていると感じます。

直近の目標は、国際交流を目的とした世界一周の船旅「ピースボート」の通訳ボランティアに挑戦することです。ボランティアといっても、求められるスキルの高さはプロの通訳者レベル。授業のある日以外もしっかりと学んで、一歩一歩、夢を実現していきたいと思っています。

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