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今日から使いたい!自分や周囲を暖かくする、ほっこり英語フレーズ

すぐに使える!自分や周囲を暖かくする、ほっこり英語フレーズ6つ

NHKの大人気ラジオ番組 『遠山顕の英会話楽習』の遠山顕先生が、すぐに使えて、自分や周りを暖かい空気に包む英会話表現を教えます!

こんにちは!遠山顕です。日常会話の決まり文句は星の数ほど存在します。その中で、自分ですぐに使えて、それがあなたをちょっと知的にみせたり、自分回りがポッと暖かくなるものを選びました。

1.Great minds think alike.(偉大な頭脳は同じことを考えますね) 

 「頭脳」を brain というと何か生々しい響きもあるので、mind もお忘れなく。また、相手がこちらと同じすごいアイデアを持っていた場合は、ただのつまらぬ自慢になったり、争い事になることもあるのでご注意を!ここは、

A: How about sushi for lunch?(お昼は寿司なんてどお?)
B: Great minds think alike.(偉大な頭脳は同じことを考えるね)

のように、「偉大でないこと」について意見や意向が一致したときに使うと、退屈になりがちな日常に、楽しい瞬間が生まれます。

2.This is the life!(これぞ人生!)

宝くじが当たって温泉に漬かる、しがらみから解放されて温泉に漬かる、小雪ふりかかる中、温泉に漬かる。両腕を湯船の縁に伸ばしたり、降る雪を見上げたり、猿たちの姿を眺めたりしつつ、「ああ」という満足のため息を英語の Ahh. にして、この言葉を続けましょう。

This と life を強め、is the は弱めます。the が限定感を出します。うんと強調したければ、THIS IS THE LIFE! とゆっくり言いましょう。

温泉嫌いの方は別の状況でお使いください。

一人のときにも言える貴重で充実感に満ちた言葉。湯加減を尋ねられたら、

A: How’s the water?(湯加減はいかがですか)
B: Perfect! This is the life!(最高!これぞ人生!)

3.How about that! (それはすごい・すばらしい・驚いた! どんなもんだい!)

アメリカン表現。ある行為、ある手柄、ある好結果などについて、「それはどうですか?」と尋ねる形の修辞疑問です。実際には、「それは感動!」といった気持ちを伝えることができるわけで、人の好事を喜べます。周囲の反応は、ニコッとしたり、笑ったり、Yeah! と言ったり、賑やかです。
自分の成功に「こりゃどうじゃ!」的な自慢することもできます。I did it! やI’m so happy! など主語を自分にしないところ、そして疑問形ではあるけれど相手の答えを要求していないところが好まれます。よほどうれしいときは繰り返すこともあります。How と that を強めて、

A: You/She/He/I got elected chairperson!(議長に選ばれた!)
B: How about that!(すごい!/どうよ!)

4.I’ve been there .(経験ありますよ)

Rome? I’ve been there! のような明るい「行ったことありますよ!」ではないところがミソ。ここでの thereは、「ある体験・出来事」それも「辛いこと」を暗示し、「自分はそこまで行ったことがある」、つまり「自分はそうしたことの経験者です」ということを伝え、相手への同情や共感を表します

I have the same experience. と直訳したいところですが、この人って自分の経験をフォーマルで客観的な調子で告げて、これからそのことを語り始めるつもりかな、といった印象を与えます。「私自身も」を加えたいなら、I’ve been there myself. と言えます。ペットの犬が亡くなったという話に、

A: My dog passed yesterday.(愛犬が昨日亡くなったの)
B: Oh, I’m sorry. I know how you must feel. I’ve been there.(ああ、それは大変でした。お気持ち察します。自分も経験ありますから)

5.That hits the spot!(満足! きくー!)

汗をかいて働いた後、冷えたビールをゴクッと飲んで、Oh, good. というのも何だか寂しい。そんなとき、この一言が使えます。独り言でよし、皆と一緒でもよし。Ahh. と声を出した後、この表現が似合います。気の置けない場で使えます。

That はビールのことで、今飲んでしまって胃に行ってしまったという過去感や距離感を表すために that(あれ)を使います。the spot は、自分を満足させる地点、どこにあるかは不明ですが、何となく胃のあたりでしょうか、そこをヒットするイメージです。

That hits the spot. と現在形なら「今ヒットしている」、That hit the spot! と過去形なら「きいた!」という気持ちが出ます。「おいしい! 食べたかった、これを!」という意味で食べ物にも使えます。「実に」「ほんとに」と強調したいなら really で、

A: Ahh, that really hits the spot!(ああ、マジで、うまっ!)
B: It sure does!(ほんとに!)

6.Fame at last.(ついに私も有名人)

自分の姿がテレビのニュースにちらっと出たとか、社内報でコメントが掲載されている、あるいは新聞の小さな記事に名前が、といったメディアで小規模ながら取り上げられた場合に使います。「ついに名声が」と直訳できるように、やや改まった調子で、少し恥ずかしそうに言うと、周囲がニヤリとします。

Fame と last を強めます。

A: You’re famous. Look! Is this you?(有名だね。見て、これあなたじゃない?)
B: Yes, that’s me. Fame at last!(そう、私。ついに私も有名人!)

遠山顕さんの本はこちら

NHKラジオ 遠山顕の英会話楽習 2019年 3月号 [雑誌] (NHKテキスト)

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遠山顕のNHKラジオ英会話すぐに使える! 黄金フレーズ200

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NHKラジオ英会話 遠山顕の職場で使えるフレーズ集

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遠山 顕

文:遠山顕
東京外国語大学英米語科卒、テンプル大学大学院修了(英語教授法)。神田外語学院英語科主任、ラジオ『百万人の英語』講師、MBI(マッキンゼーMultinational Business Institute 多国籍企業学院)講師、東洋英和女学院大学准教授、東大EMP(Executive Management Program)講師、NHKラジオ『英会話入門・リスニング入門・中級・上級』『ラジオ英会話』講師を経て、現在『ラジオ 遠山顕の英会話楽習』講師、COMUNICA, Inc.代表。

編集:増尾 美恵子