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子どもの英語力を伸ばすために親がするべきこと6つ

行正り香の英語の贈り物

子どもに英語をマスターさせたい方必見!料理研究家であるかたわら、英語教材の開発にも力を入れる行正り香さんの新連載。初回は、子どもが英語を身に付けるために、親がすべきことを教えていただきます。

1.英語は親が始める

子どもたちは常に好奇心旺盛で、自分のやりたいことしかやりたがりません。見たいアニメを見たい、聞きたい音楽を聞きたい。一方、ピアノやスポーツなど、全ての習い事は体系的に学んでいく仕組みになっています。でも、子どもはそういった決まり事が苦手です。

1から始めたら次は2、そしてその次は3というように、結局は先生か親がしっかりとナビゲートしてあげる必要があります。親が何かをやらせようとする場合、指示をして子どもにやらせるだけでもいいかもしれません。

しかし、私自身、子育てをしていて気が付いたんですが、親も一緒に楽しんだほうがずっと近道なんです。例えば、親が英会話の練習を楽しそうにやっていたら、子どもはきっと「私もやる!」と言い出します。

私が開発した「カラオケEnglish」は年齢を問わないeラーニング教材ですから、親も楽しむことができます。例えばお母さんが教材の音声をリピートして “Hello. How are you?” など声に出すと、子どもは「もっとうまくできる!」と言ってきます。そうなってしまえば、そこから先は子ども一人でも楽しそうに学んでいきます。

親が無理やり子どもにやらせるのではなく、自ら率先して声を出すから、子どもも声を出せる。親がブロックで遊び出したら、子どももブロックで遊ぶのと同じなのです。

子どもの英語は、とにかく続けていくことが大事です。子どもは英語の発音がいいとよく言われますが、続けていないとすぐに忘れてしまいます。どんな技能であっても、8~10歳くらいまで継続してある程度定着させないと、大人になったときにすべて忘れてしまっています。

2.子どもを「ご褒美で釣る」も有効

子どもを「ご褒美で釣る」方法も効果的

ちょっとずるいかもしれませんが、子どもを「ご褒美で釣る」方法も効果的です。私の場合、子どもが小さかったころはシールなどの小物をご褒美にし、そのうち10円など少額のお金をご褒美にしていました。お金で釣ることに異論を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身は、最終的に自分に返ってくる投資だと思って割り切っていました。

それがご褒美であるにしろそうでないにしろ、何かを続ける癖を付けることがまずは大事です。そして一度癖になってしまえば、それをやらないと気持ち悪くなってくるんです。

小さい子どもの場合、「学び癖」を付けるのに1年以上かかるかもしれません。大人でも3カ月以上かかります。でもそれだけ続けることができれば、一度やめてしまったとしても、何かのきっかけでもう一回やろうという気持ちになることもあります。

ボーイフレンドと付き合うのと似ているかもしれません。3カ月以上続いたら続く可能性がある。ただ、英語学習はそれと違って、3カ月で飽きたからやめよう、っていうわけにもいきません。生涯、ずっと続くのです。

3.達成感を味わえる英語教材を選ぶ

では、続けてもらうためにはどんな英語教材選べばよいのでしょう。市場には数多くの教材がありますが、まずは「達成感が得られる」ものがいいですね。

ゲームでいうと、1レベルをクリアしたときの達成感。ピアノなら、ハノンの1が終わって2、2やったら3という区切りごとに得られる達成感。それが基礎を作るために最も大切なことでしょう。

子どもに英語を身に付けさせたいのであれば、とにかく「英語を勉強させよう」という思いから離れた方がいいでしょう。英語を読ませて、聞かせて、単語を学ばせて…。盛りだくさんに詰め込もうとすると、子どもは何をやっているのか分からなくなり、混乱してしまいます。

4.相性の良い教材を選ぶ

教材選びには恋愛と同じ要素もあります。つまり、合う合わないの相性があるので、誰かに合う教材が自分にも合うというわけではないのです。

ただ、1つやって駄目だったからもう諦める、っていうのではなく、私の場合は最初から5つくらいの教材を用意していました。5つの教材をやってみて、子どもと一緒にその中から続けやすいものを選ぶ。1つが決まったら、それをとことん続けてみる。そんなやり方もおすすめです。

子どももそうですが、親自身もモチベーションを持ち続けなければいけません。例えば、自分の手帳に「子どもに10個課題をやらせたら自分でケーキを買いに行く」「50個やらせることができたらスカートを買う」など、ご褒美を書いておくといいかもしれません。

5.簡単にこなせる目標を設定する

目標を作ってあげることが大事

小学校1年生、2年生以上の子どもには、目標を作ってあげることが大事です。どの教材だったら1日に1ユニットでできるのか、どの教材であれば2つこなしたほうがいいのかというのをよく見てあげるようにしましょう。

また、週に1度、1時間など、まとめてやらせるのはよくありません。子どもの集中力は長く続きません。未就学児童であれば、せいぜい7、8分。1時間も続きませんし、力も伸びないでしょう。それよりも、毎日5分欠かさずにやる方が、ずっと高い効果が得られます。

最初は5分。5分できたら「偉いね」と褒め、次に6分やったら「偉いね」、7分、8分……8分までできたら「すごいね」っていうふうに、徐々に目標を伸ばしていくといいと思います。

すぐにこなせる目標をコンプリートすることで達成感が生まれます。そして親御さんはその達成記録を付けてあとで見返せるようにしておくと、子どものやる気がさらにアップするでしょう。

6.インスタグラムでやる気をアップさせる

「カラオケEnglish」で学んでいる方々の中には、学習中の姿を撮影してインスタグラムのようなSNSに投稿している方もいます。ほかの人の投稿を見て「私も頑張らなきゃ」と思う方も多いです。頑張っている人を見て、親も頑張れば、子どもも頑張る。

「#カラオケEnglish」というハッシュタグを付けてくださる方が多いので、私も定期的に拝見してコメントするようにしています。私のコメントを励みに続けてくださる方もいるので、とてもうれしいですね。

いかがでしたでしょうか。子どもの英語の学びについて、私が伝えたいことはまだまだあります。次回もお楽しみに!

ビリからはじめる英語術―英語は声を出して学ぼう

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karaokeenglish.com

行正り香さん

行正り香
高校3年生のときにアメリカに留学、カリフォルニア大学バークレーを卒業。広告代理店勤務を経て料理研究家に。著書に「だれか来る日のメニュー」など50冊。英語の基礎学習アプリ「カラオケEnglish」をローンチ。

インスタグラム: rikayukimasa
カラオケEnglish :https://karaokeenglish.com/(7日間無料体験できます)