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骨折したカメを救った!誰もが知ってるあのオモチャとは?英語多読ニュース

骨折したカメを救った!誰もが知ってるあのオモチャとは?英語多読ニュース

「英語多読ニュースフラッシュ」(10月10日号)をお届けします。今回は、アメリカのボルティモア州から、けがをしたカメのニュースをご紹介!

人間と違い、じっと休むことができない動物

アメリカ・ボルティモア州の動物園で、カメが甲羅の裏側(人間で言えばおなか側)を骨折しました。「骨折」という言葉が正しいかどうかは、この際置いておくことにしましょう。

骨折したカメの治療方法を、CNETは次のように紹介しています。

The Maryland Zoo in Baltimore took in an injured Eastern box turtle suffering from fractures on the underside of his shell in July. The zoo's hospital staff performed surgery on the turtle to stabilize the plastron with metal plates, clasps and surgical wire.

ボルティモアの「メリーランド動物園」は7月、甲羅の下側が粉砕したトウブハコガメを受け入れた。動物園の救急職員はカメに、金属プレートと留め具、手術用ワイヤーを用いて腹甲を固定する手術を施した。

カメの甲羅の裏側(?)は the underside of his shell と説明され、さらに plastron(腹甲)という言葉が使われていますね。初めて聞きました。

さて、手術は成功したものの、まだ難題が残されていました。じっとしていないカメが、固定した器具が外れることなく動き回れる「車椅子」が必要だったのです。

"They don't make turtle-sized wheelchairs. So, we drew some sketches of a customized wheelchair and I sent them to a friend who is a Lego enthusiast," said Garrett Fraess, a fourth-year veterinary student doing a clinical rotation at the zoo. Fraess' friend then worked up a wheelchair design.

獣医学を学んで4年目の学生で、動物園で臨床ローテーションに入っていたギャレット・フレイスは、「カメのサイズの車椅子は作られていません。だから、私たちは専用車椅子のデザインをいくつか描き、それをレゴ愛好家の友人に送ったんです」と話した。フレイスの友人は車椅子のデザインをまとめ上げた。 

www.cnet.com

なんと、レゴ愛好家(a Lego enthusiast)に、専用車椅子を組み立ててもらったんですね。問題を解決したのが医療関係者ではないところが、なんとも面白いです。

ちなみに、車椅子に乗ったカメの様子を捉えた動画を、メリーランド動物園がYouTubeに投稿しています。

CNETの記事によると、けがが完治するまでに約一年とのこと。まだまだ時間はかかりそうですが、これならこのカメのけがもしっかり治りそう、よかったです。

Takahiro Yamamoto/山本高裕

文:山本高裕(GOTCHA! 編集部)

高校の英語教師を経て、今は編集者として、ときに写真家として活動中。リクガメを庭に放し飼いしたいと思うようになって久しい。