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今年、8月1日はEarth Overshoot Day。でも、それって何?英語多読ニュース

今年、8月1日はEarth Overshoot Day。でも、それって何?英語多読ニュース

「英語多読ニュースフラッシュ」(7月25日号)をお届けします。最近の海外ニュースから、GOTCHA! 編集部が気になった話題をご紹介!

地球がオーバーシュートする日が歴史上最速で到来

先日、初めてISS(国際宇宙ステーション)が夜空を横切って移動していく様子を目にし、人間ってすごいとあらためて感じました。

でも、そんな人間が地球に与えている影響を考えると、未来は暗く見えるばかりです。

みなさんは、Earth Overshoot Dayという日をご存じですか?「地球がある時点を過ぎる日」とはいったい何なのでしょう。

Earth Overshoot Day marks the date when we (all of humanity) have used more from nature than our planet can renew in the entire year.

「アース・オーバーシュート・デー」とは、私たち全人類が、地球が1年で回復できる以上の自然資源を使い切ってしまう日のことである。

引用元:earthovershootday.org

では、その「オーバーシュート・デー」の現状はどうなっているかというと、

Humanity is devouring our planet’s resources in increasingly destructive volumes, according to a new study that reveals we have consumed a year’s worth of carbon, food, water, fibre, land and timber in a record 212 days.

人類は、ますます破壊的な勢いで地球の資源を消費している。最新の調査によると、私たちは1年相当分の化石燃料、食料、水、繊維、土壌、木材などを、過去最速ペースの212日で消費した。

As a result, the Earth Overshoot Day – which marks the point at which consumption exceeds the capacity of nature to regenerate – has moved forward two days to 1 August, the earliest date ever recorded.

その結果、「アース・オーバーシュート・デー」(自然の再生能力を超えて消費した日)は2日進んで8月1日となり、過去で最も早い日となった。

www.theguardian.com

記事によると、このオーバーシュートが始まったのは1970年のことで、12月29日だったそうです。以来、その日は早まるばかりで、このままでは地球はどうなってしまうのでしょう。しかし、記事によると解決策がないわけではないようです。

Research by (Global Footprint Network) indicates political action is far more effective than individual choices. It notes, for example, that replacing 50% of meat consumption with a vegetarian diet would push back the overshoot date by five days.

グローバル・フットプリント・ネットワークの調査によると、個人の選択よりも政治的アクションの方がはるかに効果があるとのこと。たとえば、肉の消費の50パーセントを菜食に切り替えれば、オーバーシュートの日付を5日戻すことができる。

そのほか、ビルや産業界のエネルギー消費を効率化すること(Efficiency improvements in building and industry)で3週間、また、二酸化炭素の排出を50パーセント抑制すること(a 50% reduction of the carbon component of the footprint)でさらに3カ月のゆとりが生まれるとのこと。

記事にあるように、一人の力でこの流れを変えることは難しそうですが、企業や自治体のレベルで考えていけば、未来の子どもたちに美しい地球を残せるかもしれません。

参考:Earth Overshoot Day – #MoveTheDate of Overshoot!

AR(拡張現実)でアラブの山中を飛ぶ体験はいかが?

AR(拡張現実)でアラブの山中を飛ぶ体験はいかが?

ジップラインという遊びをご存じですか?アスレチックフィールドなどでよく見かける、木と木の間を渡したワイヤーに付けた滑車にぶら下がって滑る遊びです。

そんな遊びがこの夏限定で、ロンドンのテムズ川沿い、有名な大観覧車「ロンドンアイ」の近くで楽しめるそうです。

実は、同様のイベントは昨夏も期間限定で同じ場所で開催され、ロンドン在住の川合亮平さんにその体験記事を書いていただきました(昨年は Zip World in London という名前だったようです)。

そんな遊びが今年は一段パワーアップ。AR眼鏡を着用して滑ることで、UAE(アラブ首長国連邦)にある、世界最長をうたうジップラインの体験もできるんだそうです。

Hurtling through the air past landmarks like the London Eye and the Houses of Parliament may seem like enough of a view for anyone. But visitors to the world’s longest and fastest urban zipline can now also soar more than 5,000ft above sea level through the Hajar mountain range of Ras Al Khaimah, in the United Arab Emirates.

ロンドンアイや国会議事堂といったランドマークの近くを飛ぶだけでも、景色は十分に楽しめるかもしれない。しかし、この都市部で世界最長、最速のジップラインを滑ると、今やUAEのラアス・アル=ハイマ首長国にあるハジャール山脈を抜け、海抜5000フィート(約1500メートル)以上の高さまで飛び上がることができる。

www.telegraph.co.uk

実は、UAEには全長約2.8キロで滞空時間2、3分という世界最長・最速のジップラインがあるんだそうです。専用ゴーグルをかけてロンドンのジップラインを滑ると、AR技術のおかげで、周りに見えるのはロンドンの街並みではなくアラブの山並み! 

ゴーグルを着けて最高時速約75キロの滞空体験をするって、どんな感じがするんでしょう。

このAR体験は2本セットになっています。1本目はゴーグルを着けずにジャンプに慣れて、2本目でARを体験するのだそうですが、よほどスリルあふれるものなのでしょう。私にはきっと無理です(笑)。

この夏にロンドンに行くよ!という方はぜひ。詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。

zip-now.co

紹介動画もぜひご覧ください。UAEの世界最長・最速のジップラインの映像もあります。こちらは山間部にあるため、最高時速150キロ(!)だそうです。

Takahiro Yamamoto/山本高裕

文:山本高裕(GOTCHA! 編集部)

高校の英語教師を経て、今は編集者として、ときに写真家として活動中。実は高いところが苦手なので、こんなジップラインは絶対に無理。乗れません。