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スポーツ観戦・中継で使える英語表現って?

スポーツ観戦・中継で使える英語表現って?

『ENGLISH JOURNAL』で大好評のキムタツ先生こと木村達哉さんの連載、「キムタツ式日常表現クイックレスポンス!」をGOTCHA!でも公開!どんなに英語を学習しても、意外と言えないのが「身の回り」の出来事。キムタツ先生式クイックレスポンストレーニング(日→英を高速変換)で言いたいことを英語で言えるようになりましょう!

CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2018年 8月号

CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2018年 8月号

 

「クイックレスポンス」トレーニングとは?

みなさん、こんにちは。木村達哉です。英語を勉強していると、身の回りで日常的に起こるさまざまな出来事について、ふと思いついて口に出したい表現、たくさんありますよね。

しかし実際には、英語でなんていうか知らなかったり、適切に表現できる動詞がわからなかったりして、何も言えずに終わってしまう……「あるある」な経験ではないですか?

日常的な出来事を英語で話したいならば、それに応じた語彙や表現を学習する必要があります。また、体に染み込ませるようにそれを何度も口に出して、なじませておくことも重要です。
そのために行うのが、言いたい表現をまずは日本語で聞き、それに対応する英語をぱっと浮かべる「クイックレスポンス」トレーニングです。

スポーツ中継を理解するのに必要なのは語彙・表現力

スポーツ中継を理解するのに必要なのは語彙・表現力

スポーツが好きな人はたくさんいるようで、サッカーのワールドカップやオリンピックなど、世界的な大会となると街のスポーツパブがにぎわったり、夜中までテレビ中継を見ては、朝、眠そうにしている人が増えたりします。スポーツをする機会が少ない人でも、そういった観戦には心が躍るということも多いのではないでしょうか。

かく言う僕もそんな一人です。サッカーのルールには詳しくありませんが、ワールドカップのときだけは盛り上がっています。それに、月に一度のゴルフも楽しみにしています。残念ながら、birdie や eagle という単語にはあまり縁がなく、いちばん使うのが bogey という言葉かもしれませんが(笑)。

さて、海外のスポーツ中継をテレビなどで見ていて、「実況や解説の英語が聞き取れたら面白いだろうな」と思ったことはありませんか?僕はいつもそう思っています。そういうとき、「リスニング力がないから聞き取れないのだ」とへこんでいる人が大半の気がします。でも、そうとは限らないのです。

そもそもスポーツ中継で使われている表現を知らないから、という理由で聞き取れていなかったり、聞き取れても意味がつかめなかったりというケースが多くあると思うのです。もしかしたら、先ほどの birdie や bogey もピンとこない人がいるかもしれません。

ですから、まずは自分の好きなスポーツにまつわる用語や言い回しを勉強してみましょう。例えば、大リーグ中継でアナウンサーが、“He blasted the ball over the right-field wall!” と叫んでいるならば、「ライトスタンドへのホームラン!」と伝えていることになります。まずはこういった表現を覚え、テレビ観戦の際にアナウンサーが日本語で「デッドボール!」と言ったときに、「hit by a pitch か、しっかり投げろよ」などと、英語を思い出しては何度も使って、脳に刷り込んでいくようにしましょう。

「クイックレスポンス」トレーニング手順

例題に取り組む前に、トレーニング手順を説明します。

  1. 例題の日本語・英語表現を確認します。わからない単語や文法があれば、事前に調べておきましょう。
  2. 音声を聞き、表現の意味や発音を確認します。その後、自分で英文を読み上げ、自信のない箇所は音声を聞き直しましょう。
  3. 音声の英語に合わせて10回ほどシャドーイングしましょう。ネイティブスピーカーと同じように発音することが目標です。
  4. 何度も声に出して読み上げ、英語と日本語をセットにして、しっかりと表現を覚えます。
  5. 日本語だけを見て、即座に英語の表現が言えるようになるまで頭にたたき込みます。何度も何度も反復して練習しましょう。
  6. もう一度音声を流し、日本語が聞こえたら、英語の音声が聞こえてくる前に、自分で英語表現を口に出してみましょう。

例題

今回はスポーツに関するフレーズを取り上げました。下の4つの表現を一通り確認したら、早速音声を聞きながらクイックレスポンストレーニングに取り組んでみましょう。

観客席には閑古鳥が鳴いていた。
There was hardly anybody in the bleachers.


その選手は観客から大きな拍手を受けた。
The player got a big hand from the spectators.


その選手の引退が記者会見で発表された。
The player’s retirement was revealed at a press conference.


肘の故障のため、そのピッチャーは二軍落ちした。
The pitcher was farmed out due to an elbow injury.

「けがしないように準備運動をしなさい」は英語でなんて言う?

『ENGLISH JOURNAL 』8月号では、今トレーニングした4フレーズ以外にもスポーツにまつわる英語を取り上げています。

  • けがしないように準備運動をしなさい。
  • 今度の運動会で綱引きをするのが楽しみだ。
  • 問題があったにもかかわらず、相撲の次の場所のチケットは完売だ。
  • 東京FCがレッズに2-1で勝った。
  • 毎日スクワットと腹筋を100回している。
  • 懸垂は何回できるの?

 

どうやって言ったらいいか、ぱっと英語が出てきますか?気になった方は、ぜひ本誌を
チェックしてみてくださいね!

CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2018年 8月号

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木村達哉

文:木村達哉
1964年1月29日生まれ。奈良県出身。関西学院大学文学部英文学科卒業。奈良県の私立高校教諭を経て1998年より灘高等学校英語科教諭。教員と執筆業以外にもラジオのパーソナリティーを努めるなど多方面で活躍。趣味は沖縄の海に潜ること。また野球が好きで、灘中学校野球部監督を務めている。主な著作に「センター試験英語」シリーズ、「東大英語」シリーズ、夢をかなえるシリーズ(いずれもアルク)、「熱血教師キムタツの東大英語基礎力マスター」シリーズ(講談社)などがある。