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「VR」を使った英語学習でプレゼン力を上げる

「VR」を使った英語学習でプレゼン力を上げる

「VR(仮想現実)」を使った英語のレッスンをご存じですか?英語を話す場面が疑似体験できるアプリを取り入れた学習です。英語の面接や、英語でプレゼンを成功させたい方、必見!児童英語教室を主宰する西山正子さんに、VRを使った学習の体験とその効果を教えていただきます。

初めまして。西山正子と申します。千葉県で児童英語教室を主宰しています。生徒たちに、もっと英語を話させたい、自分の英語教室を、ニューヨークやロンドンなど海外にいるような雰囲気にしたい。そう思っていたときに、VRを使って学習できる英語教室があることを知りました。教室運営のヒントになるかもしれないと思い、VRを試してみました。

体験してみるとVRは私が思い描いていたものとは違ったので、児童英語教室で採用することは叶いませんでしたが、生徒には自宅学習用としておすすめしたい教材です。大変興味深いので、ぜひ皆さんに私の体験をお伝えしたいと思います。 

ロゼッタストーン Premium Clubとは?

私がVRを使った英語学習を体験したのは、「ロゼッタストーンPremium Club」 というスクールです。銀座にあるエグゼクティブ向けの英仏会話スクールで(私はエグゼクティブではないので、この言葉に違和感があるのですが・・・)、個人の目的に合わせてプランをカスタマイズしてくれます。

基本のレッスンは、40分の個人レッスンです。講師陣は経営学修士(MBA取得者などで、実務経験豊かな方たち、つまりビジネスに強い人たちの集団です。

もう一つの特徴は、ITを活用していることです。レッスンでのやりとりは録音され、講師がポイントをメモしてくれているので、レッスン中は「聞く・話す」ことだけに集中できます。そして、この録音もメモも、個人専用サイトに保存されているので、レッスン後に自宅で視聴して復習することができるのです。

その個人レッスンのほかに、自習用システムが充実しています。Rosetta Stone Eラーニングの他、VR、骨伝導ヘッドフォンなどの最新テクノロジーを搭載した機器をいつでも自由に利用できます。 

rosettastone-lc.jp

「VR」を使って疑似体験できること

「VR」を使って疑似体験できること

プレゼンや面接などの練習に最適!

英語はスクールに通うだけでは身に付きません。自分で練習し、実際に使うことで習得していきます。VRは英語を使う実践に近い独学をサポートしてくれます。プレゼン、スピーチ、面接官の質問に即答する練習を自習するのに最適です。プレゼンや企業での面接などの練習用なので、日常会話以上の英語力を伸ばしたい方向けです。

VRはレッスン内で使用するのではなく、自習用に用意されています。使用しているのは、「Virtual Speech」 というアプリです。このアプリを起動させたスマホをVRヘッドセットにセットして、自習室でレッスンします。

virtualspeech.com

VRヘッドセットを装着したら見えるもの

企業の面接練習の場合

面接を受けたい企業を8社から選ぶことができ、その中にはMicrosoft、Apple、Google などもあります。4人の面接官が座っていて、質問をしてくれます

What’s your favorite app in our products?

わが社の製品で好きなアプリは何ですか?

If you were in an elevator with the CEO of a company, how would you explain the cloud in 90 seconds?

もし、会社の最高経営責任者とエレベーターの中で一緒になったら、あなたは「クラウド」について90秒でどのように説明しますか?

視界に入っている右向きの▲に目をやると、次の質問になります。私の返事に対して面接官は反応してくれないのですが、即答練習に使用しています。 答えに困る質問が続くのですが、英語で何かしらの形で返答できるようになる訓練を楽しんでいます。

プレゼン練習の場合 

プレゼン練習の場合、会議室の大きさを選ぶことができます。小さい会場は11名の会議室、大きい会場は92名入る講堂になっています。

ぐるっと見渡すと、会場を一周見ることができます。座っている人たちはみんなこちらを見ているので、緊張と戦う練習をするにはかなり有効です。そのプレゼン練習の中で、自分で作ったパワーポイントも使用可能とのことなので、将来使ってみたいです。

「Exit」を見ると部屋を出られます。

このほかに、結婚式のスピーチや、TEDの部屋もあります。まだ体験してはいないのですが、自分がTED Talks のスピーカーになったつもりでプレゼンしてみたいです。

VRを使った練習が自信になる

VRを使った練習が自信になる

 目標は「自信を持って英語でプレゼンする」こと

私が受講中のコースは、数名の前でプレゼンをする課題があります。そのときに自信を持って発表し、質疑応答にも答えられるよう、VRを2通りの使い方をして備えています。

  • いろいろな質問に即答する練習
  • 会議室のシーンを活用してプレゼンの練習

今のところ、VRはすきま学習として、レッスンの合間にいろいろな質問に即答できる練習をするために使用しています。プレゼン発表が近づいてきたら、会議室のシーンを活用し、プレゼンの練習をする予定です。

VRを体験した後は生徒同士で情報交換

クラブ内には受講メンバーが情報交換できるラウンジがあり、自分が答えに窮したインタビューについて、どう答えたかなどを話すことができます。

あなたは、学習にワクワクを感じていますか?

言葉はワクワクして学んだ方が、身に付くことを実感しています。

私の場合、まず、東京・銀座の商業施設「GINZA SIX 」の高層階にオープンしたステキなフロアに向かうだけで、ワクワク!そして、ビジネスで活躍している人たちからの情報だけでもワクワク!ノート代わりのスライドがネットに接続されていて、スクリーン上に私が知らなかった世界を次から次へ出してくれるのを見るのも、VR体験もワクワク。

ワクワクの中で出会った言葉は忘れにくいのです。テキストの中からではなく、自分が好きな映画、歌、洋書、ニュース、ドラマ、そして、実際に英語で話した体験、そこで(その状況で)出会ったフレーズを大切に積み重ねていくだけで、子どものころ気づいたら日本語を話せていたように、気づいたら英語が話せるようになっていると思います。そのような学び方をしない限り、頭で考える英語になり、すぐ英語が口から出てくる状態にはならないはず。

皆さんも自分がワクワクする方法で英語インプットをたくさんして、ワクワクを共有できる仲間を見つけて、life with English を楽しんでください。

西山正子

文:西山正子
旅行会社、外資系コンピューター会社、外国人駐在員室秘書を経て、現在、千葉県佐倉市にて英語教室を主宰。幼少時ニューヨーク在住。英文法からではない英語習得法を推奨して、「英文法の呪いをときた~い!」ブログ更新中。

編集:増尾 美恵子