サムライブルーW杯敗退。選手と観客のその後の行動に世界が驚いた。英語多読ニュース

日本代表が惜しくも8強入りの逃した7月3日未明(日本時間)には、日本のあちこちから無念の叫び声が聞こえたのではないでしょうか。海外のニュースメディアが、この試合の様子をどう取り上げたかを紹介します。

ベスト8入りを逃した日本代表は、本当に残念でした。多くの人が途中まで勝利を確信していたと思います…。この試合の様子を、多くのニュースメディアが紹介していましたが、試合自体よりも注目を浴びたのが、敗戦後のサムライブルーの代表選手、そして観客の行動でした。

The Samurai Blue of Japan were eliminated from World Cup play on Monday. But the crushing defeat by Belgium didn't stop the Japanese national team from cleaning their locker room until it was spotless, and leaving behind a note thanking Russia for hosting them.

日本のサムライブルーは月曜日、ワールドカップから姿を消した。しかし、ベルギーに完全に敗北した にもかかわらず 、日本代表選手は自分たちのロッカーをしみ一つないほどきれいに掃除し、主催国ロシアに 感謝 のメモを残していった。

www.cnet.com

これがそのロッカーの様子です。

「日本はすごい。ベルギーに負けた後、彼らはこんなふうにロッカールームをあとにした。中央にはロシアに「ありがとう」のメッセージを残して」

写真の中央に、確かにСпасибо.(スパシーバ)というメッセージが見えます。

そして、世界の注目を浴びたのは選手だけではありませんでした。

Heartbroken Japanese football fans stayed behind to clean up a Russian football stadium… despite being knocked out of the World Cup by Belgium. Touching images showed fans picking up litter and tidying it into blue bin bags just minutes after the county’s team suffered a 3-2 defeat in Rostov- on -Don.

心折れた日本のサッカーファンはスタジアムに残り、ロシアのサッカースタジアムを掃除した…ベルギーに破れてワールドカップから敗退したの にもかかわらず 。心に触れる写真には、ロストフ・スタジアムで3対2で日本チームが破れた直後に、ゴミを拾って青いゴミ袋に片付けるファンたちの様子が写っていた。

www.standard.co.uk

「立つ鳥跡をにごさず」ということわざがありますが、まさしくそれです。

「負けた後 にもかかわらず 、日本のファンはその場に残り、スタンドの後片付けをした」

最後に日本代表の西野朗監督の敗戦の弁を見てみましょう。

"We were leading and we were going to win, but I didn't expect this reversal of the result . It was the World Cup, and we were faced with the depth and the strength of Belgium. That's how I felt at the end of the game."

「アドバンテージを持った流れで、最後、勝ち切るプランはしていましたけど、そこまで覆されるとは思ってもいなかったので。ワールドカップなのかな、と思いました。ベルギーの強さを、という気持ちでしたかね、終わった瞬間は」(日本語は記者会見で西野監督が語った内容を書き起こしたもの)

最後の最後の逆転劇。日本中が監督と同じ気持ちだったと思います。

次は2022年のカタールです。まだまだ先のことですが、未来に向けての再始動を応援しましょう。

文:山本高裕(GOTCHA! 編集部)

高校の英語教師を経て、今は編集者として、ときに写真家として活動中。ベルギー戦をやっていた時間は夢の中。朝起きて試合の様子をダイジェストで見て、生で見なかったことを後悔しました。

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