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英語で味わいたい!サッカー名言5選

サッカーに関する名言

日本の決勝トーナメント進出も決まり、ますます盛り上がるサッカーワールドカップ。英語で味わいたいサッカーにまつわる名言を、月刊英語学習誌『ENGLISH JOURNAL』の編集者が紹介します。サラッと言えるとカッコいいですよ!

①PKに泣き、PKに笑う

今回のロシア大会は、動画で判定をしてくれるVAR(Video Assistant Referee:ビデオ・アシスタント・レフェリー)という動画判定システムが導入されて初のW杯ということでも注目が集まっています。

この影響かどうかは定かではありませんが、今大会で与えられたPK(ペナルティ・キック)の数は、すでに前回のブラジル大会を上回っているとのこと。最初にご紹介するのは、そんなPKにまつわる名言です。

Only those who have the courage to take a penalty miss them.

PKを外せるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ。

イタリアの往年の名選手、ロベルト・バッジョ氏の言葉です。PKは蹴る側が圧倒的に有利なはずですが、100パーセント決まる保証はもちろんありません。

彼も1994年アメリカ大会にて、PK戦にもつれ込んだ決勝でまさかの失敗。そのままイタリアは敗北、準優勝に終わりました。そんな彼の言葉だからこそ、重みがあります。以来、大切な場面でPKを外す選手が出るたびに見かける名言となりました。

②レジェンド・オブ・レジェンド

ロベルト・バッジョ氏だけでなく、どの国にもレジェンドはいるものです。アルゼンチンの往年の名選手といえば、ディエゴ・マラドーナ氏。

そして、同じアルゼンチン代表として、現在もなおレジェンドを作り続けている人といえば、リオネル・メッシ選手です。どちらも、そんなにサッカーが好きでなくても、名前ぐらいは聞いたことがあるのでは。

メッシ選手を「マラドーナ2世」と呼ぶ人もいるようですが、その関係を2010年にあるインタビューで尋ねられて、メッシ選手はこう答えています。

Diego is Diego and for me he is the greatest player of all time. Even after a million years I am not even going to be close to Maradona.

ディエゴはディエゴだ。僕にとってマラドーナは最も偉大な選手で、百万年かかっても僕は彼に近づくことさえできないよ。

今大会でもグループリーグ最終戦で得点し、アルゼンチンを崖っぷちから決勝トーナメント進出へと導いたメッシ選手。どこまでも謙虚です。

③最後に勝つのは誰?

アルゼンチンは南米のサッカー強国ですが、ヨーロッパにも強豪国はひしめいています。その中の代表格が前回の優勝国、ドイツでしょう。

今大会はまさかのグループリーグ敗退が確定しましたが、なんとドイツが予選で姿を消すのは、W杯でグループリーグ制がとられるようになってから初めてのことだそう。

そんなドイツの強さについて、敵味方を問わず、多くの人が言及してきました。

Football is a simple game. Twenty-two men chase a ball for 90 minutes and at the end, the Germans always win.

サッカーはシンプルなゲームだ。22人の男が90分ボールを追いかけ続けて、そして最後に勝つのはいつもドイツだ。

こちらも強豪、イングランドのゲーリー・リネカー氏が1990年、ドイツに敗れて決勝進出を逃したのちの名言です。

リネカー氏は現在、すでに現役を引退していますが、今大会のドイツ戦を見て、自身のTwitterで過去の発言を二度、訂正することとなりました。

一度目は、ドイツがロスタイムの劇的なゴールでスウェーデンを下した6月23日。

Football is a simple game, 22 men chase the ball for 82 minutes and the Germans get a player sent off so 21 men chase the ball for 13 minutes and at the end the Germans somehow fucking win.

サッカーはシンプルなゲームだ。22人の男が82分ボールを追いかけ続けて、ドイツから1人退場になり、21人の男が13分間ボールを追いかけて、そして最後に勝つのはなぜだか結局ドイツだ。

 

元のツイートはこちら。

 

さらにもう一度。今度は、ドイツが初のグループリーグ敗退となった、韓国戦を受けて。6月27日のことです。

Football is a simple game. Twenty-two men chase a ball for 90 minutes and at the end, the Germans no longer always win. Previous version is confined to history.

サッカーはシンプルなゲームだ。22人の男が90分ボールを追いかけ続けて、そして最終的にもはや、ドイツがいつも勝つことはなくなった。前のバージョンは過去のものとなった。

 

元のツイートはこちら。

 

なんて応用力のある名言でしょうか。

それにしても、まさかドイツが負けるなんて。私はこれから喪に服します(実は熱烈なドイツファン)。

④サッカーに「絶対」はない

「だからW杯は怖い」と言われる、大量の番狂わせが起こり続けているロシア大会。しかし、サッカーに「絶対」はないことは、実はずっと昔から言われていたんです。

The ball is round. The game lasts 90 minutes.

ボールは丸い。試合は90分。

こちらは1954年、戦後すぐのW杯でドイツを率いた、ゼップ・ヘルベルガー監督の名言。「ボールは丸い」には、「だからどこに転がってもおかしくはない」という意味が。そして、「試合は90分」とあわせて、サッカーにはボールと試合時間以外に決まっていることは何もなく、「何が起こるかはわからない」ということを表現しています。

⑤たまには迷言も

ここまで紹介してきたように、サッカー選手や監督は「名言製造機か!」というぐらい、いいことを言っているのですが、中には少しおかしなことを言ってしまう人も。

現在は日本のヴィッセル神戸でプレーする、ドイツのおちゃめな天才、ルーカス・ポドルスキー選手の迷言がこちら。

Football is like chess, only without the dice.

サッカーはチェスみたいなもんだよ、ただし、サイコロなしのね。

「いいことを言った感」が一瞬出ていますが、ふと考えると、「そもそもチェスにサイコロ使わなくない…?」という疑問が頭をかすめます。

一体どういう意図で彼がこの発言をしたのかは、はっきりしていません。

まとめ

ワールドカップロシア大会

いかがでしたか?グループリーグは終了したものの、30日からはついに、決勝トーナメントが始まります。

7月15日の決勝戦まで、目が離せない試合の続くW杯。今後は、試合前後のインタビューやニュースにも注目すると、たくさんの名言に出会えるはずです。

『ENGLISH JOURNAL』 2018年7月号では、英語でのサッカー観戦に備えた、お役立ち表現やサッカー用語解説などもお届けしています。そちらもぜひチェックしてくださいね!

CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2018年7月号

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江頭茉里

構成・文:江頭 茉里
ENGLISH JOURNAL編集部員。夢は自分が編集した本ばっかりの本棚を作ること。 熱しやすく、冷めにくい。好きなもの・趣味が多すぎるのが悩み。