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そのレッスン無駄かも?!オンライン英会話の25分を最大限活用するコツ

レッスンの効果を左右する予習・復習と教材選び

イラスト:高田 真弓

教材に沿って毎回なんとなくレッスンを受けて、勉強した感はあるけど、いまいち話せるようにならない……。それって、レッスン前後の時間の使い方や、教材の選び方に問題があるのかも?電子書籍『新しいオンライン英会話の使い方』から、第4回「レッスンの効果を左右する予習・復習と教材選び」をご紹介します。

前回までのオンライン英会話の活用法もどうぞ。

第1回「これから始める方へのアドバイス」

第2回「そこそこわかるけど全然話せない!人のための練習法」

第3回「マンネリになってきたときの対処法」

Q:予習や復習は必要ですか?

A:オンライン英会話でも、予習と復習は大事ですよ。
事前に自分でできることはやっておく

レッスン中、オンライン英会話の先生の進め方にハイハイと素直に従っていると、ほとんどの先生はとても丁寧なので、各学習事項を終えるのにすごく時間がかかります。

しかし、本当は、学習事項や話す内容によって、もっと早く終わらせられるパターンと、逆に時間をかけて何回も繰り返したほうがいいパターンの2種類があると思います。はしょれるところはサラッとはしょる。苦手なところは、教材には1回しか載っていなくても、何回も何回も繰り返す。そのほうが高い効果が見込めます。

学習者の皆さんには、「予習と復習をやりましょう」とお伝えしています。予習をしていれば、レッスンのときに、ボキャブラリーの説明はすぐに理解できますし、音読でもつっかえにくくなります。予習していなければ、音読でつっかえて時間ばかりが過ぎ、レッスンが半分終わってしまうということもあり得ます。これでは時間がもったいないです。

レッスンでは、レッスンでしかできないことをやる

レッスン中は、先生に特に確認してほしい部分をしっかりチェックしてもらう、お手本を示してもらってちゃんとまねてみるなど、教材に載っていることをベースに、応用的な練習に時間を使えるといいと思います。他にも例えば、教材に載っている文章の単語を一部変えて話してみる、教材にあるものとは変えてもらった質問に答える、などの練習です。

25分はあっという間です

オンライン英会話のレッスンは25分のところが多いですが、これは、あっという間に過ぎてしまいます。教材に沿ったレッスンを受けると「英語の勉強をやった」という気分にはなるのですが、実際のレッスン内容を振り返ってみると「実は自分ひとりでも勉強できたようなことばかり」ということもあります。それなら、フリーカンバセーション(自由な会話)でガンガン話す方が充実したレッスンだったかもしれません。

マスターしたい教材は繰り返し使う

TOEICの問題集でも同じですが、オンライン英会話の教材も、1回レッスンを受けるだけではあまり身につきません。ある教材の内容をマスターしたいなら、その教材を何回も使ったほうがいいと思います。逆に、1回も使わなくていい教材もあるはずです。そういうメリハリの効いた進め方を取り入れられるといいですね。

Q:おすすめの教材はありますか?

A:まずは、英会話ができるようになりたい目的を明確にしましょう。
コンプリートはおすすめしません

コーチングの生徒さんやブログの読者さんから、「どの教材を使えばいいですか?」という質問をよく頂きます。

まず、「たくさんある教材をコンプリートする」という方法は、時間がすごくかかりますから、おすすめしません。社会人の方だと時間も限られていますので、英会話の基礎から中級、上級、と何十種類もあるような教材の完全制覇は得策とは言えないでしょう。

「自分のための教材」を見つけましょう

社会人の方はある程度、目的がはっきりしている方が多いので、なるべくご自身の目的に特化している教材を選んでいただくようにお伝えしています。その教材でつまずいたら、より基礎を固めるために関連教材に取り組むという方法が有効です。

英語で話すこと自体がまだなかなか難しい場合は、まずは第2回でご紹介した「NOBU式トレーニング」を行い、英語を口から出す、自分の思い浮かべたことを簡単な英語で言ってみる、というトレーニングを積んでください。それから、旅行なら旅行、ビジネスならビジネス、といったように自分の目的に合った教材を選んで使うといいでしょう。

目的は具体的に絞る

ビジネスひとつとっても、英語で会議をしたいのか、電話の応対をしたいのか、商談をしたいのかなど、目的はさまざま。目的をぐっと具体的に絞って、目的に沿ったロールプレイをすると、希望する英会話力を効率よくつけられます。なるべく、ご自身の目的に合ったレッスン内容にするのがポイントです。

まとめ

レッスンの時間を最大限活用するために、教材の語彙などは予習しておきましょう。レッスンでは、教材から一歩進んだ応用の練習をするのがおすすめです。また、しっかり身につけたい部分には、繰り返し取り組みましょう。教材は、あるものをまんべんなく使うのではなく、英語で何がしたいのかという具体的な目的に沿って選び、レッスン内容を決めるのが大切です。

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書籍では、「仕事に役立つロールプレイのレッスンのやり方」などもご紹介しています!

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36歳からオンライン英会話をはじめたら英語で仕事ができるようになりました

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嬉野 克也

文:嬉野 克也
1973年生まれ・大阪府出身。関西大学文学部英文学科卒業。36歳から学生時代以来の英語学習を再スタートした、元々は英語をやる必要がなかった会社員。オンライン英会話の徹底活用とTOEICテスト900点突破を経て、外資系企業担当として日常的に英語を使うようになった経験を、ブログや書籍、雑誌などで発信している。オンライン英会話、英語学習法についての著書多数。