GOTCHA!

英語、仕事、勉強。いろんな「わかった!」をお届け。

TOEICで600点を取るための勉強法。問題集や参考書の正しい使い方とは?

TOEICの目標スコアを3カ月でクリアする。問題集や参考書の正しい使い方とは?(まとめ)

TOEIC L&R満点ホルダーにして対策指導のエキスパート、現役ビジネスマンの大里秀介さんが教える、TOEIC受験3カ月対策のすべてをまとめました。

3カ月前:学習体質を作る!

この夏にTOIEC L&Rを受験する皆さん、ただやみくもに問題集を解いたり対策本を読みあさるだけでは十分な効果がありません。対策を始める前に、まずは問題集を特どのように解けばいいのか、対策本をどのように活用したらよいのかを知る必要があります。

3カ月前にすべきこととして大里さんが考えるのは次の2点です。

  • 何のために何点取るのか、目的と目標を明確にする。
  • 挫折しない学習ペースをつかむ

長いようで短い3カ月。無駄にしないようにプランはしっかり立てたいものですね。

2カ月前:学習時間を可視化し、現在位置を確認する

英語学習の成果というものは、なかなか目に見えにくいもの。だから、学習継続のモチベーションを維持するためにも、成果の「可視化」は大切なことです。

そのために大里さんが提案するのは、「毎日の学習時間をグラフ化する」「費やした時間を金額に換算する」といった方法です。

そしてもう一つ大事なことが、TOEIC対策における自分の位置を確認することです。模試を解く際に次のようなことがらを把握し、効率的な学習につなげましょう。

  • どこで集中力が切れるかを把握する
  • できるところ、できないところを直感で感じる。
  • 現段階での正答数を把握する。

1カ月前:学習時間を可視化し、現在位置を確認する

受験1カ月前に最も大事なのは、「問題を解ける!できる!という実感を持つこと」と大里さんは言います。

その日の学習を始める前に、これまで使ってきた本の問題で「確実に解ける問題」を解き、自分に実力が付いてきたことを実感することで、モチベーションを維持させるのです。

また、受験1カ月前は、2時間にわたる試験の進行に「説明できるくらいになじむ」時期でもあるとのことです。具体的にどういうことかというと、次のようなイメージです。

「まず、リスニングセクション全体に関するDirectionsが流れる」
「次にパート1のDirectionsが流れる」
「さらに、No. 1. Look at the pitcure marked No. 1 in your test book. で問題が始まる」
「だから、写真と音声に集中する!」

どのタイミングで何をすべきなのかを、しっかり理解するようにしましょう。

また、大里さんはTOEICスコアUPトレーナーのヒロ前田さんが提唱する、模試の「3回チャレンジ法」も推奨しています。そのやり方については、ぜひ記事をご覧ください。

2週間前:自分の「強み」と「弱み」を発見・整理する

2週間前ともなると、特に初受験の方々は落ち着かなくなる頃かもしれません。この時期にやるべきことは、「新しい教材に手を付けず、やってきたことだけを振り返る」ことだと大里さんは言います。

「今の時期に新しい教材を引っ張り出してやることは、決して悪いことではありません。しかし、学んでいないものに遭遇して、正解できずに落ち込んでしまう可能性があります」

さらにもう一つやるべきなのが、これまでに解いた模試に取り組み、200問の問題を「余裕で解けるもの=○」「少し考えれば解ける(または解けるかもしれない)もの=△」「解けないもの=×」に分類することだそうです。

そして、

  • ○が付く問題を解くスピードをアップする。
  • △を余裕で解ける領域に引き上げる。

「×」の問題に取り組まない理由は、「時間をかけても成果が出ず、残された時間の浪費につながる可能性があるため」とのこと。確実にスコアアップが狙える対策をしましょう。

1週間前:本番をシミュレートする

1週間前にやるべきことは、2週間前とそれほど大きな違いはありません。試験が近づいてきたこの時期に大事なのは、特に「体調の管理。試験で実力を遺憾なく発揮するためにも、ここで体調を崩したりはしたくありませんね。

また、この時期には本番をシミュレートしながら問題を解くことも大切です。

  • どのタイプの問題を捨てるかを決める。
  • リーディングセクションの時間配分を考える。

その理由は大里さんいわく、「皆さんの目標は600点をクリアすることであって、現時点で990点を取得することではありません。そうであれば、上級者向けの問題を捨て、解ける問題で確実に正解することがベストスコアを取るための最重要戦略」ということだそうです。

前日&当日:受験成功をめざして行動する

いよいよ前日、そして当日。ここまで来たら、できることはそれほど多くありません。大里さんも「どうしたらベストなコンディションで臨めるかを考えた方がいい」と言います。

前日は「夕食には胃に優しいものを取る」「早めに就寝する」。そして当日は「早めに起床」して「余裕を持って家を出る」。

まるで初めての遠足にでかける小学生のような気分ですが、ゆとりを持つことこそ成功の秘訣。次の記事で最終事項を確認して、万全の態勢で試験に臨みましょう!

大里秀介さんの本

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問

  • 作者: 大里秀介
  • 出版社/メーカー: アスク
  • 発売日: 2018/03/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
CD-ROM付 3週間で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト900点! (残り日数逆算シリーズ)

CD-ROM付 3週間で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト900点! (残り日数逆算シリーズ)

  • 作者: 大里秀介
  • 出版社/メーカー: アルク
  • 発売日: 2017/11/14
  • メディア: 単行本
TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル (TOEIC TEST 特急シリーズ)

TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル (TOEIC TEST 特急シリーズ)

  • 作者: 大里秀介,トニー・クック
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2017/03/07
  • メディア: 新書

大里秀介

大里 秀介(おおさと しゅうすけ)
東北大学農学部応用生物化学科卒。サッポロビール株式会社に勤務する現役サラリーマン。2006年に英語学習を開始し、2011年にTOEIC990点を取得。2012年にアルク主催「TOEIC®テストスコアアップ指導者養成講座」修了。同年からカナダ・オンタリオ州にあるSLEEMAN BREWERIES LTD. に2年間勤務し、北米の大ビジネスプロジェクトをTOEICで磨いた英語力を駆使して成功に導く。TOEIC ブロガー「Tommy」としても活躍し、TOEIC 書籍、コラム執筆、セミナー開催等、TOEIC に関する啓蒙を積極的に展開。「TOEIC(R) TEST LISTENING & READING TEST 完全攻略900点コース」(アルク)を監修。著書に『3週間で攻略 TOEIC® テスト 900点!』(アルク)ほか多数。

ブログ「TOEIC A GO! GO! 目指せTOEIC990点の道!