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英語でパッ!と言う練習「クイックレスポンス」をマスターしよう!

英語でクイックレスポンス

ENGLISH JOURNAL(EJ)でも大好評のキムタツ先生こと木村達哉さんの連載、「キムタツ式日常表現クイックレスポンス!」がこのたびGOTCHA!にも登場。どんなに英語を学習しても、意外と言えないのが「身の回り」の出来事。キムタツ先生式クイックレスポンストレーニング(日→英を高速変換)で言いたいことを英語で言えるようになりましょう!

別冊・CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2018年4月号
 

「クイックレスポンス」トレーニングとは?

みなさん、こんにちは。木村達哉です。英語を勉強していると、身の回りで日常的に起こるさまざまな出来事について、ふと思いついて口に出したい表現、たくさんありますよね。

しかし実際には、英語でなんていうか知らなかったり、適切に表現できる動詞がわからなかったりして、何も言えずに終わってしまう……あるあるです。

日常的な出来事を英語で話したいならば、それに応じた語彙や表現を学習する必要があります。また、体に染み込ませるようにそれを何度も口に出して、なじませておくことも重要です。
そのために、言いたい表現をまずは日本語で聞き、それに対応する英語をぱっと浮かべる特訓、それが「クイックレスポンス」トレーニングです。

あなたが英語を使う場面がメールなどであれば、「どうやって表現しよう?」とゆっくり考える時間があります。しかし、相手と対面して話している場合、考えている間に、すぐに時間は過ぎ去り、タイミングを逃してしまうでしょう。
そうならないために、日ごろからクイックレスポンストレーニングをしておくことで、言いたいときにすぐに英語で言える表現を増やしておくことが大切です。 

「キッチンと食事」をテーマにLet's get started!

今月のテーマはキッチンと食事

実は、僕は料理を作るのが大好きなんです。

料理をしているときは、「『肉じゃが』って、英語でどう表現するんだろう」とか、「『みりん』って海外にはないから、『料理に甘味を加える料理酒』って説明しないとダメなんだろうな」とか、いろんなことを考えています。

楽しくもあり、なかなか英語にできないとイライラしたり、そんなことをしているから、また料理そのものが失敗したりして。

身の回りの英単語や表現を覚えるのは大変だな、と思っている人もいるでしょう。でもね、覚えれば覚えるほどレベルが上がるのですから、ここは楽しんで何度も口に出して覚えた方がいいですよ。

周囲の人に「この人、こんな単語まで知ってるのか」と言われるぐらいまでレベルアップできたらカッコイイじゃないですか。料理中も、少しだけ英語に意識を向けておくと、レベルアップの取っ掛かりになるかもしれませんね。  

「クイックレスポンス」トレーニング手順

例題に取り組む前に、トレーニング手順を説明します。

  1. 例題の日本語と英語表現を確認します。わからない単語や文法があれば、事前に調べておきましょう。
  2. 日本語⇒英語の順に音声を聞き、表現の意味や発音を確認します。その後、自分で英文を読み上げ、自信のない箇所は音声を聞き直しましょう。
  3. 音声の英語に合わせて10回ほどシャドーイング*1しましょう。ネイティブスピーカーと同じように発音することが目標です。
  4. 何度も声に出して読み上げ、英語と日本語をセットにして、しっかりと表現を覚えます。
  5. 日本語だけを見て、即座に英語の表現が言えるようになるまで頭に叩き込みます。何度も何度も反復して練習しましょう。
  6. もう一度音声を流し、日本語が聞こえたら、英語の音声が聞こえてくる前に、自分で英語表現を口に出してみましょう。

例題

今回取り上げるのは、キッチンでの会話です。下の4つのフレーズの表現を一通り確認したら、早速音声を聞きながらクイックレスポンストレーニングに取り組んでみましょう。

うちの台所は食器乾燥機を置くには狭過ぎる。
Our kitchen is too small for a dish dryer.

 

カレーを作るにはどのジャガイモがいい?
Which type of potato is good for a curry?

 

その鍋、ガスレンジにかけて。
Put the pot on the stove.

 

フライパンに油を引いて。
Put some oil in the frying pan.

「スープに塩を入れ過ぎた」は英語でなんて言う?

ENGLISH JOURNAL 4月号では、今トレーニングした4フレーズ以外にもキッチンや食事に関する表現をご紹介しています。

  • スープに塩を入れ過ぎた。
  • 弱火にするのを忘れないでね。
  • ボウルにラップをかけた方がいいよ。
  • やかんのお湯が沸いてるよ。
  • 冷蔵庫の調子がおかしい。
  • テーブルに取り皿4枚出てるかな?

 

どうやって表現すればいいか、ぱっと英語が出てきますか?気になった方は、ぜひ本誌をチェックしてみてください。

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キムタツ先生の本

キムタツ・シバハラの 英作文、対談ならわかりやすいかなと思いまして。

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ユメブン0 中学総復習 高校入門レベル (アルク学参シリーズ)

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木村達哉

文:木村達哉
1964年1月29日生まれ。奈良県出身。関西学院大学文学部英文学科卒業。奈良県の私立高校教諭を経て1998年より灘高等学校英語科教諭。教員と執筆業以外にもラジオのパーソナリティーを努めるなど多方面で活躍。趣味は沖縄の海に潜ること。また野球が好きで、灘中学校野球部監督を務めている。主な著作に「センター試験英語」シリーズ、「東大英語」シリーズ、夢をかなえるシリーズ(いずれもアルク)、「熱血教師キムタツの東大英語基礎力マスター」シリーズ(講談社)などがある。

編集:江頭茉里(ENGLISH JOURNAL編集部)

*1:シャドーイング:音声を聞きながら自分も声に出し、できるだけ忠実に再現するトレーニング。聞こえてくる音声から1~2語程度遅れたタイミングで、音声をまねて声に出してみる。発音やリズム・イントネーションを、できるだけ正確に再現することを心がけよう。