面接で役立つ自己紹介のコツを、英語の動画で紹介。

4月は何かと自己紹介をすることが多い時期。また、就・転職活動をしている方は、印象に残る自己紹介の仕方が気になりますよね。フリーランスのライターで、詩集を出版した経験もあるマシュー・マーティンさんの自己紹介を英語で聞いてみましょう。

【1】聞き手との共通点を示そう

自己紹介をする目的は、相手に自分のことを知ってもらい、興味や親しみを持ってもらうこと。 話す側と聞く側の間に共通点があれば、その第一歩になります。出身地や趣味が同じだったりすると、ぐっと親しみを感じますよね。さて、マシューさんはどんな話題から始めるのでしょうか。

※動画の長さは約30秒です

This is my little dog, Ihu, full name is actually Kaimana-Ihu. Which , whoa! What does that mean ? It actually means diamond nose in Hawaiian. We call her diamond nose because she's always looking for trash and we wish she was looking for diamonds instead . So why does my dog have a Hawaiian name? Because I am originally from Hawaii. I’m from the Big Island of Hawaii.
【訳】これは私の子犬なんですけど、Ihuと言います。実際の本名はKaimana-Ihuです。で、え!ってなるでしょ。どんな意味でしょうか? ハワイ語でダイヤモンドの鼻という意味です。 彼女のことをダイヤモンドの鼻と呼んでいます。いつもゴミを探しているので。だから私たちは、ダイヤモンドを探してくれたらいいのにねって願っているんです、代わりにね。 じゃあ、なぜ私の犬はハワイの名前なのか? なぜなら、私はもともとハワイ出身だからです。ハワイの大きな島の出身です。

 

ペットの犬の名前から始めて、自分の出身地の話題につなげました。 これを聞いた人は、マシューさんの出身地をすっかり覚えてしまったのでは。 また、犬好きの人は、マシューさんにも彼のペットにも親近感を抱いたのではないでしょうか。

自己紹介の第一関門は無事突破ですね。

【2】失敗エピソードで親近感アップ

自己紹介では、自分の長所や得意なことばかりを話すのはNG。反対に、苦手なものや失敗したことなど、「自分のちょっとダメな部分」を話すと親近感が増すそうです。マシューさんの場合は・・・?

※動画の長さは約25秒です

Weakness... I am a real go-getter, so sometimes I have a little trouble working with other people, more so with listening. I think that a lot of people, especially men, have problems listening to other people, but I've really been trying to work on that in my professional career.
【訳】弱み…。私は本当に何でも自発的にやる人です。たまにトラブルになります。他の人と一緒に働くこと、もっと言うと、話を聞くということについて。たくさんの人々がそうだと思います、特に男性。 他の人の話を聞くことに問題があるということです。でも、本当にそれを直そうとしています、プロとして。

【3】「失敗から得た学び」を披露して好印象!

これについては苦い経験があるというマシューさん。ニューヨークで不動産会社に勤めていたとき、ちょっとした行き違いからこんなことが起こったのです。

※動画の長さは約40秒です

I was fired. The only time I've ever been fired because I left my cell phone in a taxi cab, and on a Friday night, and my job was strictly 9-5, Monday through Friday, no weekend work . But my boss was calling me all weekend, thought I was ignoring him, and I showed up to work on Monday and he fired me on the spot. So , that taught me to definitely keep my ears open and listen to where other people are coming from and be open to change and adaptability and flexibility because you never know what's gonna happen in the professional world.
【訳】クビになりました。最初で最後の解雇です。タクシーに携帯を忘れてしまって、金曜の夜でした、私の仕事は厳格に9時から5時だったんです。月曜から金曜で、週末はお休み。 でも上司は週末の間ずっと電話してきていて 彼は私が無視していると思っていました。そして私が月曜に仕事に行ったら、その場で私をクビにしました。 その経験が、しっかり聞く耳を持つように教えてくれました。そして、どこから他の人たちが来るかを聞くこと。変化にオープンであること、順応性と柔軟性。なぜなら、ビジネスの世界で何が起こるかなんてわからないので。

 

このようにつらい経験をしましたが、そこから貴重な学びを得たマシューさん。人間ならだれでも短所はありますが、 それをしっかり認めて克服しようとしているところに、聞く側はよい印象を持つ のではないしょうか。

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マシューさんには、もちろん「弱み」を上回る「強み」があります。この部分は、「1000時間ヒアリングマラソン」6月号のテキストで紹介していますので、ぜひ聞いてみてください。

※6月号からスタートするには2017年4月25日(火)までにお申し込みください。

お知らせ ②"> お知らせ

今回のインタビュー動画は、英語学習アプリ『BeNative!』から提供していただきました。

『BeNative!』が提供するのは、今回紹介したようなネイティブ・スピーカーが話
す生の英語。それも世界的に有名な企業で活躍するビジネスパーソンの声を聞く
ことができるので、仕事の面でも学べることがたくさんあります。

利用料は無料 (一部有料)。お手持ちのスマートフォンやタブレットで気軽に視聴できるので、ぜひ一度試してみてください。ダウンロードはアプリストア「benative」で検索してくださいね。

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構成・文:GOTCHA!編集部
GOTCHA(ガチャ、g?t??)は、I GOT YOUから生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。

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