知らないと損!英語ができると子どもがお金持ちになる!?

ハーフでバイリンガルのヘンリーおじさんに、家庭でも楽しく簡単に取り入れられるメソッドを紹介していただきます。今回は「子どもがお金持ちになる方法」??というのは、何をすればいいのでしょうか。ヘンリーおじさんに教えていただきましょう。

こんにちは!自身の息子をバイリンガルに育てた実体験から、英語で子育てをする方法を発信している、ヘンリーおじさんと申します。私はハーフでバイリンガルですが、日本人のご家庭でも楽しく簡単に取り入れられるヘンリーおじさん流メソッドをご紹介しています!

タイトルの、「子どもがお金持ちになる」におっ!?と思った方、英語ができる = お金持ちとは結びつかないかもしれませんが、最初に言いましょう。英語ができると裕福になれるんです。それはなぜか?私の経験を通してお伝えできればと思います。

今の時代の子育てとは?

今や、インターナショナルスクールや、プリスクールに限らず、保育園や幼稚園でも英語教育に力を入れている、という園も少なくありません。そして、2020年度からは小学校でも英語教育の教科化がスタートします 。私が子どもの頃には考えられなかった英語教育の波が押し寄せてきています。

また、共働きが増え、企業も簡単には生き残れず、グローバルに活躍する人材が求められるなど社会の形も多様化が進み、学校の勉強で良い成績を残し、有名校に通い、卒業して優良企業に終身雇用、というようなライフプランはすでに過去のものとなりつつあります。

ですので、現代のパパママは、今の時代にあった子育てをしていくことが必要になります。

選択肢が広がり活躍する場も広がる英語

前述したように、ステレオタイプな働き方は今後通じず、子どもと自分たちのライフスタイルが違うことは明白です。

いつ親のサポートがなくなったとしても自分の力で生きていけるように、経済的にも苦労がないように、社会に求められる人材に育ってくれたらいいな...そんな風に思いませんか?そのためには、思考や行動の幅を広げたり、能力や技術を磨いたり、社会で価値を生み出す武器を身に付けることが大切だと思います。

そこで私がオススメしたいのが、英語をマスターする、ということなのです。最も多くの人が使う共通言語が英語です。どうして英語が主流になったのでしょうか。アメリカや英国の、国としての力関係もあるでしょうが、私には、一つの納得の行く説明ができます。それは、英語は、比較的シンプルな言語だからです。文法も、フランス語などに比べたら難しくはありませんし、発音も、易しい方です。世界には、絶対に無理と悲鳴をあげてしまいそうな言語もたくさん存在します。その点、英語は身近で易しいです。

外国の方とコミュニケーションを取ることができれば、できることの幅が広がるのです。実際に私は、英語ができることで医者として活躍したり、商社勤務で海外を飛び回ったりと幅広く働いている方をたくさん見てきました。ちなみに、プレジデントファミリーが以前行った調査では、英語ができる人はそうでない人に比べて平均年収が200万円以上高いという結果もあるんですよ。

身に付けておけば得をする、それが英語です!

子どもの英語上達のカギは親にある

ところで、みなさん!親がバイリンガルや英語ができなくても、子どもへの英語教育はできます!なぜなら子どもの脳は柔らかく、吸収する力がすごいからです!

英語が上手になるか否かは親の努力にかかっています。親の素質でも、発音でも、お子さんの問題でもありません。一番のキーワードは、「音から学ぶ」です。お子さんは、日本語も「音」で学んでいるのです。生まれてすぐに「ママ、産んでくれて、ありがとう」なんて言えませんよね。

でも、すぐに、まんま、おねんねなどの意味を理解してくれるようになります。それと同じように、お子さんの耳に英語の音を聴かせれば、自然と覚えてくれるのです。英語は、お子さんにとっては、ただの「音」なのです。ですから、親がその音をたくさん聴かせれば子供は、自然と覚えてくれるのです。

こんなプロセスで英語ができるようになる

家庭内での会話をオール英語で!なんていうとハードルがとても高いので、私は、特定の時間帯を決めて、英語のみで子どもに話しかけることをおすすめします。

私自身の経験をお話ししましょう。私には二人の息子がおりますが、長男が2歳の時、テレビや周囲の人の影響で日本語だけを話していました。ある日、ワイフ(彼女は日本人です)と話し合って、息子が起きている時間は、夫婦の会話も、親子の会話も英語のみに切り替えることにしてみました。

最初は、戸惑っていた息子も、しばらくするとなんとか言っていることを理解してくれているようでした。しかし、英語は全く話しませんでした。その3ヵ月後、長男が高熱を出して寝ていたときのことです。夜中に、息子の Daddy, Daddy, の声で目がさめました。What’s the problem? (どうした?)と、私。そうしたら、息子がはっきりとした英語で言ったのです。I’m thirsty. (喉が渇いた)。ただの Water ではなく、完璧な英語で言ったのです。それから、長男は英語が主流の会話になりました。

シーン別に英語を取り入れよう

私のように長い時間でなくても、もっと短い時間で始められるシーンから取り入れてみましょう。ご自身でお子さんに話しかける余裕がない場合は、英語の歌や、英語のDVDを見せることでも良いですよ。あまり難しく考えなくて大丈夫です。

例えば、食事の時間、お風呂の時間、片づけの時間、遊ぶ時間、寝る前の時間、など、たくさんありますよね!

次回からは、忙しいパパ、ママがお子さんとコミュニケーションをとるシーンごとにわけて、英会話フレーズとポイントを紹介しますからお楽しみに!

愛情いっぱいのコミュニケーションを

最後に、子どもの心の成長には、愛情が不可欠です。大好きなお子さんには、いつどんなときでも伝えてあげてください!それは日本語でも英語でも一緒です!?る時だって愛情を持っていればお子さんには、ちゃんと伝わると信じています。ましてや日常の生活の中では、お子さんの成長を褒めてあげるような出来事が毎日のように起こるはずです。

そこで、今回は、普段の生活で使いやすい愛情あふれる英語のフレーズをいくつかご紹介して、1回目のレッスンとしましょう。

まずは、お子さんの名前と一緒に使える呼び名です。

Sweety!

こちらは、いかがでしょうか。(スィーティーと発音をします)これで、「かわいい人」 昔式の言い方なら、「かわいこちゃん」の感じです。

ママ、なんてお子さんが呼んできたら、

Yes, Sweety.

と応えてあげましょう。

同じ単語のsweet の応用で、

You’re very sweet!

(ヨーアヴェリー スィートゥと発音)で、「かわいいわね」とか、「優しいのね」の意味となります。

食べ終わったおやスプーンなどを渡してくれたら、

Thank you. You’re very sweet!

(サンキュー、ヨーアヴェリィースィートゥと発音)で、立派な親子の英語の会話となります。簡単でしょう?!

次回からは、シチュエーション別に、色々な表現をご紹介しますね。

お楽しみに! See you next time! Bye-bye!

文:ヘンリードレナン
文:ヘンリードレナン

https://www.henryojisan.com/

父は英国人、母は日本人、7歳の時に日本に来日。 楽曲提供をするなど、作詞作曲家として活動した経歴を持つ。広告代理店や、出版社で代表を務めるなど幅広く活動した後に、日本の英語教育に力を入れるべく、2005年よりヘンリーおじさんとしての活動を開始し、書籍の出版などに従事。

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