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「AIが人の仕事を奪う日」は本当に来るのか?日本科学未来館に潜入!

『ENGLISH JOURNAL』6月号

「英語を学び、英語で学ぶ」アルクの学習情報誌『ENGLISH JOURNAL』。最新号の内容やイチオシポイントについて、ENGLISH JOURNAL編集部員の江頭が毎月全力でお伝えします!

2018年6月号のENGLISH JOURNAL(EJ)では、東京都台東区にある日本科学未来館に潜入し、その展示を徹底的に取材。私たちの身の回りの科学についてわかりやすく解説してくれる、「科学コミュニケーター」の方にお話をうかがってきました。

CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2018年6月号

CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2018年6月号

 

英語と科学を同時に学ぼう

ENGLISH JOURNAL6月号誌面 日本科学未来館

一石二鳥の探検ができる、日本科学未来館

今回取材した日本科学未来館の展示はなんと、ほとんどが日英のバイリンガル表示になっています。つまり、ロボットや技術革新などのさまざまなテクノロジーに関する話題や、宇宙開発など、科学に関するいろいろな話を、英語と日本語で学ぶことができるのです。

英語に自信のある人は、英語の解説を読んでみて、「難しい」と感じたら、日本語の対応する箇所を探してみましょう。それはちょっと……という方は、日本語の解説を読んでみて、「これは、英語だったらなんて言うのかな?」と思ったときに、すぐ横にある英語の解説を確認しましょう。いろいろな単語や表現を、簡単に学ぶことができますね!

国際宇宙ステーションってどんなところ?

日本科学未来館の館長は、宇宙飛行士の毛利衛(もうり まもる)さん。 館内には毛利さんのほか、未来館を訪れた多くの宇宙飛行士のサインなども展示されています。

また、国際宇宙ステーションの居住棟の模型に入ってみることもでき、少しだけ無重力状態のような感覚を味わうこともできます。

ところで、国際宇宙ステーションって、一体どんなところなのでしょうか? 展示で学ぶほかに、館内にいる「科学コミュニケーター」の方に質問してみることも可能です。 今回の取材では、マット・エスコバールさんにあれこれ説明していただきました。

It’s a wonderful piece of technology that we have currently orbiting the earth, 400 kilometers up high, going so, so fast. It goes, you know, once around the planet every 90 minutes. The astronauts that are there, they see the sunset and sunrise every 45 minutes.

国際宇宙ステーションはテクノロジーの逸品で、現在、上空400 キロメートルで、地球の周りをものすごい速さで回っています。90分にこの惑星[地球]を一回転します。滞在中の宇宙飛行士たちは、45 分ごとに日の出と日の入りを見ます。

45分ごとの日の出と日の入り、想像できるでしょうか?

ENGLISH JOURNAL6月号誌面 マット・エスコバールさん

人工知能(AI)の進歩の先にあるものは?

さらに今、科学の分野で誰もが気になっているものといえば、AI(artificial intelligence)ではないでしょうか? 今回は、AI、ロボットなど最新技術を駆使して造られたものの中でもアンドロイドについて、「AI」や「ロボット」との違いや、相互に与える影響などについてもうかがいました。AI、ロボット、アンドロイドは時に混同されがちですが、その実態は、それぞれ異なるものです。 特にアンドロイドについては、研究が進む一方で、面白い課題が生じていると、マットさんは説明してくださいました。

I think interesting aspect of it is that we’re not entirely sure of when, why, or where to use androids.

興味深いと思う側面は何かというと、私たちは、いつ、なぜ、どこで、アンドロイドを使えばいいのか、はっきりわかっていないのです

You don’t need, like a, extremely expensive piece of gadget to do that, if there are other ways to do it more efficiently. So it’s really a matter of finding purpose behind our application and then combining everything together.

より効果的に何かを成し遂げる方法があるなら、非常に高価な装置[=アンドロイド]は必要ありません。だから、本当に重要なのは、アプリケーションの背後にある目的を見いだして、すべてを組み合わせることなのです

この課題に関連して、インタビュー2に登場した未来学者のマーティン・フォード氏は「ロボットに奪われやすい仕事」について、以下のように述べています。

You definitely don’t wanna be doing the same thing over and over, or sitting in front of a computer and doing the same report every week. Those kinds of jobs are gonna be very susceptible.

何度も繰り返し同じことをやる、コンピューターの前に座って毎週同じレポートを書くといったことは、絶対にやるべきではありません。そうした仕事は、[ロボット導入の]影響をとても受けやすいからです

さらに、フォード氏は、これからの人間がやるべきこととして、以下を挙げています。

The best thing for people to do, I think, is to emphasize creativity.

皆さんがいちばんやるべきことは、創造性を強調することです

最近、「人間がロボットに仕事を奪われる」という話をよく耳にするようになりましたが、そうならないためのヒントが、フォード氏の話には溢れています。

羽生結弦からアカデミー賞まで、多彩な記事をお届け!

ENGLISH JOURNAL6月号誌面 羽生結弦さん

2月に閉幕した平昌五輪、3月に発表された第90回アカデミー賞と、2018年も、世界中でさまざまな方が活躍する話題は尽きません。EJ6月号では、この冬、世界を感動させたスターたちの生英語を楽しむことができます。

66年ぶり2連覇の快挙、逆境を乗り越えた王者の英語

テレビなどの中継を見ていても、海外の取材には流ちょうな英語で答える姿がすっかりおなじみとなった羽生結弦選手。おそらく、その努力家な姿勢はスケートだけでなく、語学にも発揮されているのでしょう。 本誌にご寄稿いただいた長谷川仁美さんが、「真剣に言葉を選びながら答える懸命さや、くまのプーさんのくだりのようなお茶目な一面など、平昌五輪でも彼のさまざまな顔を見ることができた」と記す、その姿をぜひお楽しみください。

主演男優賞を支えた日本人メイクアップ・アーティストとは

今年度のアカデミー主演男優賞を受賞したのは、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でチャーチルを演じたゲイリー・オールドマン。彼の芝居に貢献したのが、日本人メイクアップ・アーティストの辻一弘さんです。この作品に参加するかを決める際、

It’s contingent on getting Kazuhiro.

一弘に参加してもらうことが条件だ。

と監督に伝えたという、オールドマン。辻さんや、メイクという仕事について述べる熱い言葉の数々は必聴です。

ENGLISH JOURNAL 6月号の購入はこちらから

まるで科学雑誌のような近未来的な表紙でお届けするEJ6月号。 映画好きには、いつまでも変わらぬ可憐さに満ちた、ダイアン・キートンのインタビューもおすすめです。彼女の話を聞いているうちに、主演映画『ロンドン、人生はじめます』の舞台、イギリス、ハムステッドの風景を実際に目にしてみたくなること、間違いなしです。 ぜひぜひチェックしてみてくださいね!

CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2018年6月号

CD付 ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2018年6月号

 

 

江頭茉里

構成・文:江頭 茉里
ENGLISH JOURNAL編集部員。夢は自分が編集した本ばっかりの本棚を作ること。 熱しやすく、冷めにくい。好きなもの・趣味が多すぎるのが悩み。