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5月19日の挙式日程を英国民が喜ばない理由。英語多読ニュースフラッシュ

5月19日の挙式日程を英国民が喜ばない理由。英語多読ニュースフラッシュ

「英語多読ニュースフラッシュ」(4月25日号)をお届けします。過去1週間の海外ニュースから、GOTCHA! 編集部が気になった話題をご紹介!

シャーロット王女、2歳で史上初を成し遂げる

王室が男子偏重を解消した結果…

4月23日月曜日に、英国王室ケンブリッジ公爵夫妻(ウィリアム王子とキャサリン妃)に第3子が誕生。英国のメディアも祝福ムードに包まれました。

そんななか、夫妻の第2子であるシャーロット王女にも注目が集まりました。

父、ウィリアム王子に手を引かれ、母と生まれたばかりの弟がいる病院に向かう様子の可愛らしいこと。メディアに手を振って応えるなど、2歳(5月で3歳)にして王室の振る舞いも身に付けているようです。

さて、その可愛らしさもさることながら、メディアが注目したのは「シャーロット王女が歴史を作った」ことでした。

www.scarymommy.com

どういうことかというと…。

For the first time in royal family history, a prince won’t bump his older princess sister in line for the throne. That means that although Princess Charlotte is now sandwiched between two princely brothers, he place in the line of royal succession remains unchanged.

王室史上初めて、王位継承順位において王子が姉の王女を押しのけなかった。つまり、シャーロット王女は2人の王子の間に挟まれ、彼女の王位継承順位は変わらないままなのだ。

以前は、王位継承順位では年齢に関係なく、きょうだい間では男子が優先でした。

しかし、2013年、ケンブリッジ公爵夫妻の第1子、ジョージ王子が誕生する前に英国議会で可決された法律が、シャーロット王女が誕生する前に施行され、男女にかかわらず生まれた順に継承順位が付くことになったのです。

そして今回、シャーロット王女に弟王子ができたわけですが、この法律のために彼女の継承順位は4位のまま変わらず、弟はその次になりました。

こうしたことが起きるのは英国王室では初めてのことで、それが“Little Princess Charlotte Made Royal History Today”という見出しの理由なのです。

ケンブリッジ公爵夫妻に第3子が誕生!

さて、取り上げる順番が逆かもしれませんが、こちらはケンブリッジ公爵夫妻第3子誕生のニュース。誕生直後から関連ニュースがあふれていますが、こちらはBBCのニュースサイト。動画も見られます。

www.bbc.com

The couple's second son, who was born at 11:01 BST, weighing 8lb 7oz, is fifth in line to the throne. Prince George and Princess Charlotte had visited their brother at the Lindo Wing of St Mary's Hospital, London. Leaving the hospital Prince William said the couple were very happy, before holding up three fingers and joking he had "thrice the worry now".

夫妻の2人目の息子が英国時間午前11時1分に誕生。体重は8ポンド7オンス(約3800グラム)で、王位継承第5位となる。ジョージ王子とシャーロット王女は、ロンドンのセント・メアリー病院のリンド病棟に弟をたずねた。ウィリアム王子は病院を後にする際、指を3本出して「これで心配事が3倍になった」と冗談を言い、夫妻はとても幸せだと述べた。

3800グラムとは立派な男児。ご生誕おめでとうございます!

5月19日の挙式日程を英国民が喜ばない理由

次は、5月19日に予定されている、ヘンリー王子とメーガン・マークルさんのウェディング関連ニュース。こちらも「初」にあふれた祝い事になりそうです。

www.harpersbazaar.com

記事にはいろんな「初」が並んでいますが、たとえばこんなこと。もちろん前例があるはずで、正確には「初」ではない気もしますが…。

To the disappointment of British citizens, Prince Harry and Markle will marry on May 19, which falls on a Saturday. Traditionally, a royal wedding falls during the work week (Prince William and the Duchess of Cambridge were married on a Friday), and the residents of the British Commonwealth are granted a "bank holiday" (i.e. no work). 

英国民が残念に感じているのは、ハリー王子(ハリーはヘンリー王子の英国での愛称)とマークルさんが5月19日に式を挙げることだ。この日は土曜日なのだ。伝統的に王室の結婚式は平日に行われ(ウィリアム王子とケンブリッジ公爵夫人は金曜日に挙式を行った)、英連邦の国民は「バンクホリデー」を与えられるのだ(つまり仕事が休み)。

土曜日はもともと仕事!という人も多いとは思いますが、週末がもともと休みの人とって、それは残念なことに違いありません(笑)。 

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文:山本高裕(GOTCHA! 編集部)

高校の英語教師を経て、今は編集者として、ときに写真家として活動中。編集者歴18年。