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『ロイヤル英文法』冠詞クイズ! a なの? the なの? なんてもう迷わない

『ロイヤル英文法』冠詞クイズ! a なの? the なの? なんてもう迷わない

『ロイヤル英文法』を読了したChipmunkさんが、英文法の復習クイズを出題します。3回目は「冠詞」。『ロイヤル英文法』マスターのChipmunkさんと一緒なら、日本人が間違えやすい冠詞の使い方もスーッっと理解できて、自信を持って会話で使えるようになりますよ!

こんにちは!Chipmunkです。今回は「冠詞」のクイズです。「へぇ~」「なるほど」と驚いたり納得したりした文をまとめてクイズにしました。詳しい文法の説明を聞くよりも、クイズをたくさん解くことで、文法が整理されることがあると思います。ぜひ、トライしてくださいね!

ロイヤル英文法―徹底例解

ロイヤル英文法―徹底例解

冠詞とは

冠詞には、a 、an、the、などがあり、名詞の前について名詞を修飾します。このうちの、a と an は、不定冠詞と呼ばれ、不特定なものをします。日本語に訳されることはあまりありません。

the は定冠詞と呼ばれ、特定のものであることをします。そのため日本語では「その」と訳される場合が多いようです。

それでは、冠詞のクイズに挑戦してみましょう!

不定冠詞 a の慣用表現クイズ

こんどは、不定冠詞の慣用表現クイズです。さあ、いきますよ♪

クイズ

(  )の中に適切な語を入れて文を完成させましょう。

① My father is angry(  )(  )degree.

  父はひどく怒っている。

 

② He works hard with (  )(  )to receiving a scholarship.

  彼は奨学金を獲得しようと一生懸命に勉強している。

答え

① My father is angry to a degree.

  父はひどく怒っている。

to a degree「とても」と、in a degree「ある程度」は混同しやすいので要注意ですね!

 

② He works hard with a view to receiving a scholarship.

  彼は奨学金を獲得しようと一生懸命に勉強している。

「~を視野に入れて」って感じですねぇ。なるほど~。

定冠詞のクイズ

つぎは、定冠詞の一般用法と特別用法の復習です。

クイズ

(  )の中に適切な語を入れて文を完成させましょう。

① (  )bat judges distances by (  )kind of echo-location.

  コウモリは一種の音響レーダーで距離を判断する

 

② (  )Japanese are diligent workers.

  日本人は勤勉な働き者だ。

 

③ (  )(  )in spirit enjoy life.

  精神的に若い人たちは人生を楽しむものだ。

 

④ Talk of (  )(  )and he'll appear.

  噂をすれば影。(ことわざ)

答え

The bat judges distances by a kind of echo-location.

  コウモリは一種の音響レーダーで距離を判断する

「定冠詞+単数普通名詞」による、総称表現ですね~。立派に形式ばってます!

 

The Japanese are diligent workers.

  日本人は勤勉な働き者だ。

「定冠詞+複数名詞」による、総称表現ですね~。「日本人全体」を指していて、数名の日本人を指しているのではないということです!

 

The young in spirit enjoy life.

  精神的に若い人たちは人生を楽しむものだ。

元々形容詞の働きをしていた語に the が付くと、「~な人々」のように複数扱いになります。

 

④ Talk of the absent and he'll appear.

  噂をすれば影。(ことわざ)

③と形は同じでも、習慣的に単数の「~な人」という意味になることもあり、注意すべき用法です!同じように、The judge asked the accused to stand up.「判事は被告に起立を求めた」という場合も、被告人ひとりのことを言っています。

この the accused、そして、the deceased 「故人」は、単・複の両方に用いられるとのこと。モヤモヤしていましが、ここで納得したのでした。

冠詞がスーッと覚えやすい、ことわざクイズ

ことわざなら、丸ごと覚えてしまったら、a か the で迷うこともなくなりますよ!

クイズ

つぎのことわざを英語で言ってみましょう!

① One man’s meat is (  )man’s poison.

  甲の薬は乙の毒。

 

② Rome was not built (  )(  ) day.

  ローマは一日にして成らず。

 

③ Birds of (  )(  )flock together.

 類は友を呼ぶ。

 

④ (  )(  ) has nine lives.

 猫は九生。

 

⑤ (  )(  ) learning is a dangerous thing.

  生かじりは危険=生兵法は大けがのもと。

 

⑥ Money (  ).

  金はものを言う。

 

⑦ Beauty is in (  )(  )of the beholder.

  美は見る人の目の中にあり。

答え

① One man’s meat is another man’s poison.

  甲の薬は乙の毒。

② Rome was not built in a day.

  ローマは一日にして成らず。

③ Birds of a feather flock together.

  類は友を呼ぶ。

A cat has nine lives.

  猫は九生。

A little learning is a dangerous thing.

  生かじりは危険=生兵法は大けがのもと。

⑥ Money talks.

  金はものを言う。

⑦ Beauty is in the eye of the beholder.

  美は見る人の目の中にあり。

今回はこれで終了です。細かなルールを覚えるのは大変ですが、英語らしく語呂のいいことわざだったら、正しい冠詞が覚えられそうですよね?何回も声に出して体に染み込ませたいなあと思います。

a と one ではどう違う?日本語訳クイズ(おまけ)

a と one で意味が大きく異なるこの2つの英文に、衝撃を受けました!みなさんもチャレンジしてみてください。

クイズ

この2つの英文の意味の違いは?日本語に訳してみましょう。

① A shotgun is no good.
② One shotgun is no good.

答え

① A shotgun is no good.

 猟銃ではだめだ。(ほかのものが必要という意味)


② One shotgun is no good.

 猟銃1丁ではだめだ。(2丁以上必要という意味)

すごいでしょう?a と one では、全く異なる意味になってしまうんですね。 「1つの」という意味をすといっても、常に one と置き換えることができるわけではないというです。

さて、次回は代名詞の復習をしようと考えています。たとえば、こんな問題です。

予告クイズ

次回は「代名詞」の復習クイズです。予告クイズを解いてみください!

「いずれそのうちは、いつになっても来ない」を英語で言うと?

One of these days is(  ) of these days.

いずれそのうちは、いつになっても来ない。

答え

One of these days is none of these days.

いずれそのうちは、いつになっても来ない。

声に出して読んでみると、いいリズムの英文だなあと思いませんか?ことわざの意味については、ちょっと耳が痛いんですが、めげずに頑張りましょう!では、次回もお楽しみに。See you soon!

chipmunk

文:chipmunk
自宅の英語教室で25年ほど教えた経験を持ち、最近では出版翻訳の仕事として3冊訳すなど翻訳者としても活動中。最近はもっぱら翻訳の勉強をメインに精進中。洋書も和書も、ジャンルを問わず(面白ければ)なんでも読みます。英検1級、TOEIC915。

編集:honeybun