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『ロイヤル英文法』名詞クイズ! 単数か複数か?モヤモヤを吹っ飛ばそう

『ロイヤル英文法』名詞クイズ! 単数か複数か?モヤモヤを吹っ飛ばそう

『ロイヤル英文法』を読了したChipmunkさんが、英文法の復習クイズを出題します。2回目は「名詞」。『ロイヤル英文法』マスターのChipmunkさんと一緒なら、スーッっと理解できて、自分の言葉として会話で使えるようになりますよ!

こんにちは!Chipmunkです。「名詞」の項目は昨年の5月頃に読んだので、すっかり忘れている内容がたくさんありました! でも、めげずに復習しましたよ。今回は、「普通名詞の注意すべき用法」からクイズを出します。

ロイヤル英文法―徹底例解

ロイヤル英文法―徹底例解

冠詞でニュアンスが変わる名詞

冠詞とは、a 、an、the、など、名詞の前について、名詞を修飾するのが冠詞です。このうちの、a と an は、不定冠詞と呼ばれ、不特定なものをします。日本語に訳されることはあまりありません。

the は定冠詞と呼ばれ、特定のものであることをします。そのため日本語では「その」と訳される場合が多いようです。

クイズ

下記の、「コウモリは哺乳類です」という意味の3つの英文の違いが分かりますか?

いちばん一般的な表現はどれでしょう。また、格式ばった学問的な記述はどれでしょう。

① Bats are mammals. ・・・「無冠詞+複数形」のコウモリ
② A bat is a mammal. ・・・「不定冠詞+単数形」のコウモリ
③ The bat is a mammal. ・・・「定冠詞+単数形」のコウモリ

答え

①がもっとも一般的で、③が②より形式ばった学問的記述などに用いられるということです。できるだけ、時と場合によって使い分けができると英語上級者!な感じがしますね。

種類全体をす用法を「総称用法」といいます。

種類全体をすには、「無冠詞+複数形」がもっとも一般的です。

I like apples.(りんごが好き)

 

②「~というものならどれでも(=any)」という意味で、不特定の1つを代として取り上げて、その種類のものすべてについて、特有の性質を述べる形です。

A house built of wood is more easily burnt than a house of stone.

(木造の家は石造りの家よりも燃えやすい)

 

③「~というもの」という意味で、その種類全体の性質や抽象的な概念をす形です。やや格式ばった学問的記述などに用いられます。

The pen is mighter than the sword.(文筆の力は武力より強い)

私がずっとモヤモヤしていたのは、いろいろな物の種類全体をす「総称用法」。複数か単数か、そして、冠詞をつけるかつけないか、ずっとスッキリしていませんでした。とうとう整理がついたので、気分晴れ晴れ~!

複数形になると意味が変わってしまう名詞

では、複数形になると意味が変わってしまう名詞の復習です。これは、誤読回避に役立つ知識だと思いました。 ヒントは文中の動詞です。こういうことのために、動詞の形が主語の数によって変わるルールができたのではないかと思いました。

クイズ

(  )内の語のうち、どちらが正しいでしょう?

① (Statistics・Statistic)(do・does) not interest me.

  統計学は私の興味を引かない。

 

② The president's (politics・politic)(are・ is) rather conservative.

  大統領の政見はかなり保守的だ。

 

③ The (economics ・economic)of steel production (are・is)discouraging right now.

  鉄鋼生産の経済状態は目下思わしくない。

答え

正しい英文は以下の通り。

Statistics does not interest me.

  統計学は私の興味を引かない。


② The president's politics are rather conservative.

  大統領の政見はかなり保守的だ。


③ The economics of steel production are discouraging right now.

  鉄鋼生産の経済状態は目下思わしくない。

このように、複数形でも学問名であれば単数扱いになります。
複数扱いされていたら、politics、economicsそれぞれ「政見」や「経済状態」の意味になる。なるほど~。気をつけよう。 

名詞の所有格「’s」と「of +名詞」の使い分け

次は、「名詞の所有格」の復習です。名詞には所有格というのがあります。代名詞だけでなく名詞そのものに所有格があるという発想で、その所有格と、「of +名詞」の注意すべき使い分けを本書から学びました。

's をつけて所有格を作るのは人間や動物で、無生物の場合は「of +名詞」の形にします。例えば

the painting of John(ジョンが絵のモデルになっている絵)

John's painting(ジョンが所有する絵)

使い分けのクイズ

では、次に使い分けのクイズです。

以下の語句は、どういう意味でしょう? 違いに気をつけて、トライしてください!

①  the Queen’s English
②  the English of the Queen
③  today's newspaper
④  newspapers of today 
⑤  three printer's errors
⑥  three printers' errors

答え

① the Queen's English

 標準イギリス英語

② the English of the Queen

 女王の話す英語

③ today's newspaper

 今日の新聞

④ newspapers of today 

 現代の新聞

⑤ three printer's errors

 3つの誤植

⑥ three printers' errors

 3人の印刷者のミス

以上です。いかがでしたか? 普通だったら、文脈や文の流れでだいたいは見分けがつくのでしょうが、やっぱりこういう違いは知っていて損はないですよね?

おまけのクイズ 

では、おまけのクイズです。単語自体は簡単なので、これだけは和英でトライしてください! つぎの日本語英語でどう言うでしょう?

ヒント:同じ単語の単数形か複数形が入ります。

① ジルは爪をよく見た。Jill had a good (  )at her nails.

ジルは美人だった。Jill had good (  ).

② 忠告(  )、通知(  )

③ 空気(  )、気取り(  )

④ 腕(  )、武器(  )

⑤ 灰(  )、遺骨(  )

⑥ 色(  )、軍旗(  )

⑦ 日(  )、時代(  )

効果(  )、動産(  )

⑨ 力(  )、軍隊(  )

文字(  )、手紙(  )、文学(  )

方法(  )、礼儀作法(  )

⑫ 4分の1(  )、地域(  )

⑬ 破滅(  )、遺跡(  )

⑭ 光景(  )、眼鏡(  )

⑮ 精神(  )、気分(  )

⑯ 仕事(  )、工場(  )

答え

① ジルは爪をよく見た。

 Jill had a good (look)at her nails.

 ジルは美人だった。

 Jill had good (looks).

 

② 忠告、通知

 advice, advices

 

③ 空気、気取り

 air, airs

 

④ 腕、武器

 arm, arms

 

⑤ 灰、遺骨

 ash, ashes

 

⑥ 色、軍旗

 color, colors

 

⑦ 日、時代

 day, days

 

効果、動産

 effect, effects

 

⑨ 力、軍隊

 force, forces

 

文字・手紙、文学

 letter, letters

 

方法、礼儀作法

 manner, manners

 

⑫ 4分の1、地域

 quarter, quarters

 

⑬ 破滅、遺跡

 ruin, ruins

 

⑭ 光景、眼鏡

 spectacle, spectacles

 

⑮ 精神、気分

 spirit, spirits

 

⑯ 仕事、工場

 work, works

お疲れさまでした。いかがでしたか? 私は、半分くらい忘れていました。読み返して、「ああ、そうだった!」と思ったりしましたよ。復習してよかったです!  次回は、冠詞と代名詞の復習をしたいと思います。どうぞ、またお付き合いくださいね! それでは、またSee you soon!

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chipmunk

文:chipmunk
自宅の英語教室で25年ほど教えた経験を持ち、最近では出版翻訳の仕事として3冊訳すなど翻訳者としても活動中。最近はもっぱら翻訳の勉強をメインに精進中。洋書も和書も、ジャンルを問わず(面白ければ)なんでも読みます。英検1級、TOEIC915。

編集:honeybun