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平昌五輪金メダルおめでとう!羽生結弦選手のヒストリーを英語で読もう

羽生結弦選手、大好き!

英語上達の秘訣は、なんといってもたくさんの英語に触れること。それには自分が好きなテーマを選ぶのが一番です。フィギュアスケートや羽生結弦選手のファンなら見逃せないのがこの本。その名も『英語で読む羽生結弦』。羽生選手のヒストリーを英語で読み、聞くことができる1冊です。

英語で読む羽生結弦 (IBC対訳ライブラリー)

英語で読む羽生結弦 (IBC対訳ライブラリー)

 

スケーター・羽生結弦の歴史を総まとめ

本書の魅力は、なんといっても羽生選手の軌跡がまとめてわかること。しかも英語の勉強にもなるので一石二鳥です。彼のターニングポイントを紹介しましょう。

4歳でスケートを開始

1994年12月7日に仙台で生まれた羽生選手。4歳で、姉とともに地元のスケートリンクに通うようになります。

このリンクは、トリノ五輪の金メダリスト・荒川静香選手のホームグラウンドでもあり、「荒川リンク」とも呼ばれていました。

Young Yuzuru started to love spins and jumps. When Yuzuru was six, Daisuke Takahashi, who was eight years his senior, was practicing at the same rink. This was stimulating for Youzuru.

幼い結弦は、スピンやジャンプが大好きになった。6歳の頃、8歳上(中学2年、14歳)の「お兄さん」高橋大輔が同じリンクに練習に来ていたことも刺激になった。

東日本大震災を経て世界選手権で銅メダル

成長するにつれて、目覚ましい活躍をするようになった羽生選手。「仙台に天才少年がいる!」と有名になっていきます。

13歳の夏にはトリプル・アクセルをマスター。順調に才能を開花させてゆく羽生選手でしたが、2011年3月11日、東日本大震災で被災します。

地震が起こったとき、羽生選手はホームの「アイスリンク仙台」で練習中でした。

Yuzuru escaped the rink with his skating shoes on. Usually, he put the covers on the edges of skates for protection, but he didn't have time to do that then.

結弦はともかくスケート靴を履いたままリンクの外に避難した。氷上から上がる時はエッジにカバーを付けて保護するのだが、そんな余裕はなかった。

一時はスケートを続けられるのかと悩みますが、翌年3月、ニースでの世界選手権では銅メダルに。会場からは大きな拍手とスタンディング・オベーションが送られました。

世界選手権のあとは、さらなる成長を求めて海外へ。名コーチ、ブライアン・オーサーに師事したいと考えた羽生選手は自ら英語で意思を伝え、活動の拠点をカナダへ移します。

ソチ五輪で日本人男子初の金メダル

カナダでさらなる成長を遂げ、躍進を続けた羽生選手。2014年2月に開催されたソチ五輪では、ついに金メダルを手にします。自分の優勝を知った羽生選手が、 Oh my God!と何度も叫んだシーンを目にした人も多いのでは?

He had won the first Olympic gold medal for Japan in the men's figure skating event, following Shizuka Arakawa's gold medal for the women.

荒川静香に次いで2人目、日本人男子として初のフィギュア金メダリストが誕生した。

その後、ケガや病気などのアクシデントにも見舞われたものの 、2017年3月の世界選手権では金メダルを獲得。2018年には平昌五輪という大きな目標が控えています。

He has often said, “ I want to accomplish something that only I can do,and become a legend.”  Yuzuru is always pushing himself  “ harder and higher,” and he will not change his attitude toward his life. His fans over the world are fascinated by his way of life, and will continue to cheer him on.

「世界で唯一無二の、誰もできなかったことをやりとげて、伝説(レジェンド)になりたい」とも言ってきた結弦は、常に「上へ、高みへ」と向かう生き方を変えることはないはずだ。世界に広がった結弦のファンは、その生き方にこそ声援を送り続けるのだ。

英語教材としておすすめの使い方

まずはリーディングに取り組もう

本書は、左ページに英文、右ページに和訳が掲載されています。英語のレベルは高校程度。社会人なら英文だけをどんどん読み進め、わからないところがあったら和訳を参照するという使い方がおすすめです。語注も付いているので安心

リスニングにも挑戦!

音声を収録したCD-ROM付き(MP3形式)なのでリスニング練習もできます。音声はナレーターが音読したもので、残念ながら羽生選手の肉声ではありませんが、リスニングの素材としては使いやすそう。英文を見ずに聞いてみて、聞き取れない部分があったら本でスクリプト確認しましょう。

「覚えておきたい英語表現」をしっかり復習

文法的に大切な表現は、「覚えておきたい英語表現」というコーナーで詳しく解説されています。

例えば、羽生選手の失敗してもさらに上を目指すポジティブな精神力に言及した部分では、次のような表現が使われています。

That is what sets him apart from ordinary people.

それこそが彼を通常の人からかけ離れた存在にしているものなのだ。

That is what ~ で「それこそまさしく~だ」と強調する表現。次のような文も紹介されています。

That's what teenage girls do.

10代の女の子ってああだよね。

Oh, that's what I call rock'n'roll.

これこそが本物のロックだよ!

覚えておいて、ぜひ日常会話や英語日記で使ってみたいですね。

このコーナーは本文を読む息抜きにもなりますし、後からまとめて復習してもよさそうです。

羽生選手の英語も聞きたい!

羽生選手本人も、英語が堪能なことで知られています。競技後のインタビューでは流ちょうで説得力のある英語を披露していますよね。

「羽生選手が話す英語を聞いてみたい!」という方はこちらをどうぞ。

[音声DL付]ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2017年4月号 ?英語学習・英語リスニングのための月刊誌 [雑誌]

[音声DL付]ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2017年4月号 ?英語学習・英語リスニングのための月刊誌 [雑誌]

 

羽生選手は英語の習得にもとても熱心だとか。プロの通訳の方も関心しているようです。

平昌五輪での滑走のあとには、どんなコメントが聞けるのでしょうか。楽しみですね。それまでに、私たちも英語力を鍛えておきましょう!

英語で読む羽生結弦 (IBC対訳ライブラリー)

英語で読む羽生結弦 (IBC対訳ライブラリー)

 

gotcha!

構成・文:GOTCHA!編集部
GOTCHA(ガチャ、gάtʃə)は、I GOT YOUから生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。