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ホストファミリーをしたら、人生が何倍も楽しくなった! 

ホストファミリーをしたら、人生が何倍も楽しくなった!

写真手前はホストファミリー、奥がYAのキャストです。

前回の記事 で、児童英語講師の湯原しのぶさんには、お子さんとご自身がヤングアメリカンズ(YA)のワークショップに参加し、ショーに出演した経験をご紹介いただきました。今回はホストファミリーとして、アメリカ人のキャストを家に招き、人生が何倍にも楽しくなった体験をお話しいただきます。

ホストファミリーってどんなことをするの?

初めてYAのショーを見た息子が、その場でYAのワークショップに参加したいと決心したのですが、それと同時に私はホストファミリーをやってみたい!と思い、一緒に申し込みました。

 

ホストファミリーが行うことは4つあります。宿泊と食事の提供、会場までの送迎、日用品の提供、洗濯または、洗濯機の提供などです。YAのキャストの子たちは、日中はワークショップで家にいないので、食事の世話と洗濯がホストの主な仕事になります。昼はお弁当を持たせてあげます。部屋は個室が用意できなくても大丈夫です。

 

私の場合は、まるで自宅にいるように、ゆっくりリラックスできるように、相手のタイプ、体調、気分に合わせた居心地のいい空間づくりを目指しています。1人になりたいタイプの子はあまり構い過ぎず、ワイワイにぎやかなのが好きな子にはたくさん話しかけるように心がけています。どういうタイプか最初に見極めます。または相手に直接どんなことがしたいのかを聞いてしまいます。

英語力は、あいさつと、入れ替えフレーズを練習しておけば準備OK!

ホストファミリーってどんなことをするの?

家族は英語が話せなくても何とかなりますが、少しでも英語ができたらもっと楽しいです。ホストファミリーになることがきっかけで家族全員、英語に対する意欲が湧いてきます。お迎えするために皆で一生懸命掃除をするので、家もきれいになります(笑)。

Make yourself at home.

くつろいでね。

What would you like to have (eat, try)for breakfast(lunch, dinner)?

朝食には何が食べたい(飲みたい)ですか?

Do you know how to use the shower(toilet)?

シャワー(トイレ)の使い方分かりますか?

Sleep tight.

おやすみなさい

Good morning. Did you sleep well last night?

おはよう!昨日はよく眠れた?

Do you have any laundry?

洗濯する物はありますか?

Have a good day. 

きょうも楽しんでね!

How was your day?

きょうはどんな日だった?

わが家に楽しい天使たちがやって来た

スティーブンの場合

その年はスティーブンというYAが3人もいました。ほかの2人のキラキラダンサーのスティーブン達に対し、わが家にやってきたスティーブンは物静かで、どちらかというとネガティブなタイプ。

 

歌は上手なのに踊りが苦手で、「あの踊りがやだ」「このナンバーは嫌い」などと暗~く言っていました。ですが、かわいいスイーツを見るとたちまちテンションが上がって女の子のように喜ぶ様子が面白かったです。一緒にステイしたティナは明るくて真逆のタイプの女の子。2人はとても仲良しでした。

 

みんなで両国の、土俵があるレストランにったとき、男性だけはその土俵に上がってもいいというので、スティーブンと息子は相撲を取りました。強そうに見えない男の子2人にヤジを飛ばしているティナのほうが男らしかったかも。

 

幼い息子はテンションの低いアメリカ人がいるということも、男の子っぽい女の子がいることも、女の子っぽい男の子がいることも普通に受け入れました。多様性を学ぶよい機会になりました。

Oちゃんの場合

息子はOちゃんが捨てていったボディソープの空きびんを何年も何年も自分の勉強机に飾って大事にしていました。

引き合わせの場でキャストが勢揃いしているときに、飛びぬけて身体が大きい男の子がいるのを見て「あの子をホームステイさせる家族は大変だなぁ」って思っていたら、まさにその子が来た!ということがありました(笑)。

 

彼は「Oちゃん」と呼ばれていてYAの中でも人気者で、とっても礼儀正しくて明るくて優しくていい子でした。ただ、その食欲は半端なく、一食分としてハンバーグを18個も作ったのに足りなくて、夜のスーパーに肉を買いに走ったのも今では笑い話です。

 

地元の盆踊りにOちゃんを連れてった息子は、クマを従えた小さな金太郎みたいでした。息子はOちゃんが捨てていったボディソープの空きびんを何年も何年も自分の勉強机に飾って大事にしていました。 

 

数年後、横須賀米軍基地のスーパーで同じ商品を見つけ「Oちゃんの匂いだ!」と、とても喜んでいました。そして、Oちゃんに会いにカリフォルニアまできました。

JR(ジェイ・アール)の場合

“I love you all. JR” のつもりで書いた渾身(こんしん)の「みんな大好きJR」というサインが、まるで「鉄ヲタ」みたいだ!と子どもたちからは大不評、大人達は大爆笑。という伝説があります。

今ではディレクターになったJR(ジェイ・アール)が、わが家にステイしたときは、まだまだ若手キャストなので体力が有り余っていて、にぎやかに深夜のボーリング大会をしたこともありました。

 

JRは日本語の勉強を熱心にしていて、会話だけでなく読み書きもできるようになっていました。ショーのあと、子どもたちがキャストからパンフレットやTシャツにサインをもらうのですが、JRは覚えたての日本語で “I love you all. JR” のつもりで書いた渾身(こんしん)の「みんな大好きJR」というサインが、まるで「鉄ヲタ」みたいだ!と子どもたちからは大不評、大人達は大爆笑。という伝説があります。

驚きと笑いと感動のホストファミリー体験 

驚きと笑いと感動のホストファミリー体験

アメリカ人はコカコーラLOVEとは限らない

最初にステイした子たちが「炭酸大好き!コカコーラ命」だったので、アメリカ人は皆そうなのか!と思い込み、翌年にコストコで大量にコーラを仕入れて置いたら、次にステイした子たちは、2人とも健康志向の「お茶派」で、わが家は炭酸飲料の余剰在庫を抱える羽目になりました。

 

文化の違い、個々の志向の違い、いろんな驚きや学びがあります。多様性を楽しめるようになりました。

アメリカ人は裸足が好き?

マンションの共用廊下とかベランダとか、どこでも裸足で歩くキャストがステイしたときは驚きました。ドアの隙間から冷気が!寝室のエアコンの設定温度の低さにびっくりしました。真夏、キンキンに冷やした部屋で薄着で毛布にくるまって寝るのが好きな子が多いです。 

「大きなハゲになってください!」伝説

日本に来るキャストはワークショップで使う日本語を勉強してきます。皆が集合したときに、英語で“Let’s make a semicircle.”と言うところを日本語で「半円になってください!」言ってくれました。

 

しかし、その日本語の「半円」が「ハゲ」に聞こえる発音だったため、頭の薄いお客様がビクッと反応し、周りがクスクス笑い出したハプニングがありました。

 

わが家にホームステイしたキャストに、「半分のまる」という言い方のほうがいいかも・・・と教えてあげました。  

息子の誕生日を大合唱で祝ってくれた

ちょうど息子の誕生日と公演日が重なった年があり、ワークショップの休憩時間に大きなホールで参加者、キャスト、スタッフと大勢の人たちに大合唱で祝っていただきました。とってもうれしい思い出です。

同じマンションの複数家庭で協力し合った

同じマンションに入居する複数家庭でホームステイの受け入れをしていたので、YAのキャストや子どもたちの送迎や買い物を分担したり、マンションの集会室で持ち寄りパーティをしたのもとてもいい思い出です。

 

ホストファミリー同士が協力し合うと楽しいですし、負担が減ります。10年たった今も、地域のみんなでホームステイをしたご近所のつながりは固く、いつまでも忘れられないすてきな思い出になっています。

ホームステイの受け入れを体験してみたい方へ 

ホームステイの受け入れを体験してみたい方へ

YAのキャストはホームステイに慣れている子が多いので、あまり身構えず、思い切ってホストファミリーに挑戦してみるといいと思います。

YAのキャストはアメリカ人、ドイツ人、オーストラリア人など国籍はさまざまです。日本人キャストがホームステイする場合もあります。

 

ずーっと家族で共有できる宝物の思い出になること間違いなし!基本的には、ワークショップに参加している受講生の家族がホストファミリーになれます。

 

希望者が多い場合は、優先される条件などがあるようです。詳しくは こちらをチェックしてみてくださいね。 2018年春ツアーが1月からスタートするので、公演会場をチェックして、ぜひ、YAと忘れられない思い出を作ってみませんか?

www.facebook.comヤングアメリカンズ・ジャパンツアー2018春

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gotcha.alc.co.jp

湯原しのぶ

文:湯原しのぶ
総合商社での10年間のOLを経て出産後、児童英語講師になる。2006年からヤングアメリカンズの地域ボランティアとしてサポート。自宅教室で寺子屋教室、公民館などで親子サークルを主宰。小学校での読み聞かせのほかに、アロマコーディネーター、パステルアート講師、絵画セラピー、霊気療法師として活動中。

ウェブサイト:風に揺れる木々|絵画セラピー|ケアエクサ

編集:honeybun