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TOEICパート2の初・中・上級攻略テクニックをプロがすべて解説します

PR 株式会社アルク

TOEIC(R) L&R Part 2は「メリハリ」で集中力を切らさないのがコツ~初・中・上級テクニックをすべて解説します

TOIEC(R) L&Rの各パートのレベル別攻略法を、TOEIC満点講師の方々によるリレー形式でお届けしています。今回はパート2の攻略法を、アルクの通信講座「TOEIC LISTENING & READING TEST 完全攻略500点コース」監修を務めた、神田外語大学講師の冨田三穂さんに解説していただきます。

Part 2の概要

問題形式 応答問題
問題 25問
選択肢 3
解答時間 約5秒(問題間のポーズの長さ)
解答の仕方 問いかけ(質問または陳述)と、それに対する3つの応答が流れる。最も適切な応答を選ぶ。
特徴 問題文、選択肢問題用紙に印刷されていない。耳だけが頼りとなる、集中力が必要とされるパート。

初級テクニック

ディレクションの間は脳の休憩時間

ディレクションの間は脳の休憩時間

Part 1が終わったら、次はPart 2です。最初にPart 2に関するディレクション(指示)が流れますが、ここでもPart 1同様、内容は毎回同じなので特に意識して読んだり聞いたりする必要はありません。

Part 2は、文字情報が全くないので、最も集中力が必要とされるパートです。ディレクションの時間(約30秒)は、肩を回したり深呼吸をしたりして、脳を休めることをオススメします。そして、“Now let us begin with question number 7.”が聞こえたら、集中力をMAXにしてスタンバイしてください。

5W1H疑問文は冒頭の疑問詞を絶対に聞き取る

5WH1疑問詞で始まる問いかけは、Part 2全体の約4割から5割を占めます。このタイプの問題を解答するには、質問文の最初にくる疑問詞をしっかり聞き取ることがポイントとなります。

題を見てみましょう。

題1

  Q:When do you plan to take your vacation this year?
   (今年はいつ休暇を取るつもりですか)
   ↓
   冒頭を聞く!
   ↓
   When「いつ?」が聞けた!

  (A) We’re going to Mexico.
   (私たちはメキシコに予定です)
   ↓
   場所で答えているから×

  (B) Yes, we’re planning to.
   (ええ、私たちは計画中てです)
   ↓
   5W1Hに対してYes, Noは×

  (C) In March.
   (3月です)
   ↓
   時期で答えている!

題1 音声

(C) が正解!

このように、5W1H疑問文は全てが聞き取れなくても、冒頭の疑問詞だけで正答を選べることが多くあります。とにかく疑問詞を全力で聞き取りましょう。

また選択肢(B)のように、5W1H疑問文に対してYes/ Noで始まる応答が聞こえてくることがあります。5W1H疑問文は、具体的な情報を尋ねているので、「いつ休暇を取るのですか?」と聞かれて、「はい」や「いいえ」では答えになっていません。

応答でYesやNoが聞こえたら(それに準じる“Sure.”なども同様)、たとえその後ろが正解らしく聞こえたとしても、絶対に選ばないようにしましょう。

音の引っかけに注意

Part 2では、問いかけの文で出てきた単語と同じ(または似た)発音の単語が応答の選択肢で繰り返されることがあります。

  
  Q:Why did you reserve the meeting room?
   (あなたはなぜ会議室を予約したのですか)

  (B) I reserved it this morning.
   (私が今朝、予約しました)

これは受験者に「質問に関連のあることを言っている」と思わせる引っかけです。「同じ語や似た音が聞こえた」という理由で選択肢を選ばないようにしましょう。

ただし、二者択一の選択疑問文(or疑問文)などでは、あえて同じ語を正解の選択肢で繰り返す場合もあります。あくまでも、自然なやりとりになっているかどうか注意しながら解答しましょう。

中級テクニック

「脳内リピート」のススメ

「脳内リピート」のススメ

Part 2で正答率を上げるためにオススメの方法が「脳内リピート」です。「脳内リピート」とは、問いかけ文を聞いた瞬間、その内容簡単な日本語に要約して脳内で繰り返すことです。簡単な日本語に要約できたらそれを頭の中に留めます。そして、各選択肢が聞こえてくる直前に、思い出します。

題2

  Q:When is the keynote speech supposed to begin?
   (基調演説はいつ始めることになっていますか)
   ↓
   簡単に要約「いつ始まる?」
   ↓
   脳内に留める

   脳内リピート「いつ始まる?」
   ↓
  (A) Not for another 30 minutes.
   (あと30分は始まりません)

   脳内リピート「いつ始まる?」
   ↓
  (B) Yes, the speech was great.
   (はい、スピーチは素晴らしかったです)

   脳内リピート「いつ始まる?」
   ↓
  (C) On the second floor.
   (2階です)

題2 音声

「いつ始まる?」という問いかけに対して、「あと30分は始まりません」と答える (A)が正解です。このように問いかけを要約して、それを都度脳内でリピートすれば効率よく正答を見つけることができます。

なお、問いかけが5W1H疑問文の場合などはあえて和訳せず、英語の疑問詞のまま、“When?”のようにリピートしてもいいでしょう。

「なりきり音読」で正答パターンのストックを増やす

Part 2では、よくでる正答パターンがあります。たとえば、”Why don’t we ~?”など提案表現が聞こえたら、次のようなパターンが頻出します。

  • Sounds good.【受け入れる】
  • I'd like to, but ...【理由を言って断る】
     

問いかけ文に“or”が聞こえる選択疑問文では、次のような決まり文句がよく使われます。

  • Neither, thanks.【どちらでもない】
  • Either will be fine.【どちらでもよい】
  • I haven't decided it yet.【まだ決めていない】
     

このように、Part 2の問いかけ文と応答には「よくあるコンビネーション」があります。

問題を解き終わったら、復習として正答ペアを何度も音読するようにして、やりとりのパターンを身体にしみ込ませてしまいましょう。正答ペアのストックを多く持っておけば、似たようなやりとりが出たときに、反射的に正解を選ぶことができるようになります。

上級テクニック

婉曲(えんきょく)パターンには「消去法」が効く

婉曲(えんきょく)パターンには「消去法」が効く

最近傾向として、問いかけにストレートに答えていない、一見遠回しにも思える応答が正解となる「婉曲パターン」が徐々に増えてきています。

  Q: Who designed this department store?
   (誰がこのデパートのデザインをしたのですか)

  A: It must have cost a lot.
   (かなり費用がかかったんでしょうね)

Part 2で高得点を出すには、このように問いかけに直接的な返事をしていない応答パターンにも強くなることが大切です。

はっきりと正答とわかりづらい婉曲パターンの答えを見つけるには、「消去法」が有効です。(A)、(B)、(C)のうちで明らかに違う選択肢が瞬時にわかれば、消去法で正解に近づけるからです。

消去法に強くなるには、普段から不正解の選択肢も十分に復習し、「なぜ、違うのか」と根拠を吟味する癖をつけるとよいでしょう。

“Who designed this department store?”に対する3つの応答を見てみましょう。

  (A) It must have cost a lot.
   ↓
   相手の「素晴らしいデパートだ」という隠れた意図を察したコメント。正解!

  (B) Yes, that’s my apartment.
   (はい、あれは私のアパートです。)
   ↓
   5W1Hに対してYes, Noは×、音の引っかけも!

  (C) Two days ago.
   (2日前です)
   ↓
   時期は聞いていない!

不正解の応答を聞いた瞬間に「これはあきらかに違う」と判断ができれば、苦労なく正解を選べますね。

メリハリをつけながら解く

Part 2では短いやりとりが25セットも休みなく続くので、上級者であってもふとした瞬間に聞き逃してしまうなど、「うっかり」が出やすいパートです。

Part 2で高得点を取るためには、とにかく集中力を切らさないことが重要となります。選択肢(A)を聞いて明らかに正解だとわかったら、(B)、(C)は全力で聞かずに気持ちをゆるめて聞くなどして、メリハリをつけながら進みましょう。

全問に全力投球をするのではなく、上手にメリハリをつけながら進むことで、集中力を保つことができます。

冨田三穂

冨田三穂(とみた みほ)

神田外語大学講師。東京都出身。慶應義塾大学文学部卒業。英検1級、TOEIC990点。大手英会話スクール講師や通訳・翻訳者を経て、現在は、大学生、ビジネスマンを対象とした授業やセミナーを担当する。アルクの通信講座「TOEIC(R) LISTENING AND READING TEST 完全攻略500点コース」監修。

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