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SNSで全てをさらけ出す危険とは?エマ・ワトソン主演映画『ザ・サークル』

エマ・ワトソン主演映画『ザ・サークル』の内容と見どころ紹介

(C)2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.

2017年11月10日(金)より全国で公開される、巨大SNS企業〈サークル〉に入社した新入社員メイが、SNSによって人生を狂わされていく様子を描いた『ザ・サークル』。この映画のおすすめポイントを、映画ライター中島もえがご紹介します。映画について英語説明できるフレーズもありますよ。

『ザ・サークル』のあらすじ

4コマ漫画でざっくり説明してみるとこんな感じ

エマ・ワトソン主演映画『ザ・サークル』のあらすじを4コマで1

エマ・ワトソン主演映画『ザ・サークル』のあらすじを4コマで2

エマ・ワトソン主演映画『ザ・サークル』のあらすじを4コマで3

エマ・ワトソン主演映画『ザ・サークル』のあらすじを4コマで4

地元で退屈な日々を送っていた24歳のメイ(エマ・ワトソン)は、ある日、親友からの誘いで世界最大のSNS企業「サークル」に入社します。「サークル」は「全人類が全てを隠さずオープンにする“完全な”社会」を理想として掲げ、誰もがいつもつながり合い、お互いの体験をシェアし、刺激的な毎日を過ごせることを目指しています。

憧れていた大企業で日々奮闘するメイは、ある事件をきっかけに「サークル」の創業者ベイリー(トム・ハンクス)の目に留まり、新SNSサービス「シーチェンジ」の実験モデルに大抜擢されます。それは超小型カメラを身の回りにいくつも設置し、自分自身の24時間を全て公開するというもの。この実験でメイは瞬く間にフォロワー1000万人を超えるアイドル的存在になります。

そして彼女は、ベイリーの理想「全人類の透明化」を実現するための更なる新サービス「ソウルサーチ」の公開実験に臨みます。しかし完璧なSNSだと思われたこのサービスの実験には、思わぬ悲劇が待ち受けているのでした……。

全米に一大センセーションを巻き起こしベストセラーになった小説を映画化。SNS社会の光と闇を描き、そのあり方を人々に問い掛けるサスペンス・エンターテインメントです。

予告編はこちら!


映画『ザ・サークル』本予告

映画の見どころと映画を語れる英語フレーズ

「透明化」された社会ってどんな社会?

エマ・ワトソン主演映画『ザ・サークル』の内容と見どころ紹介

(C) Loving Vincent Sp. z o.o/ Loving Vincent ltd.

この作品はSNSによって全てのプライベート情報を公開するとどうなるか、何が起きるかということを描いたサスペンスです。

作中、巨大SNS企業〈サークル〉の創業者であるベイリーは「人は見られていないから悪事を犯す。隠すことは罪だ!」と言います。そして自社で開発した超小型カメラとSNSサービスを使って人々がお互いの情報を全て共有する、隠し事のない社会を創り出そうとします。それが「透明化」された社会です。

確かにそこらじゅうにカメラが設置されていて、全ての人の情報が何もかも共有されていれば、痴漢や万引き、誘拐、テロなどの犯罪は起きにくくなるかもしれません。遠方に住む家族の様子が分かるので、親の介護なんかにも役立ちそうです。役所が私のことを全部知っていたら、面倒な手続きとかもわざわざ自分でやらなくてもよくなって便利だし。

いいことずくめで「透明化社会、万歳!」となりそうなところですが、そもそもSNSで自分のプライベートを世間にさらすことにかなり抵抗感がある私にとっては、いつも誰かが自分のことを見ていてプライベートが一切ない社会なんて、正直ホラーです。

でもよくよく考えてみると、私たちは多かれ少なかれ常に世間やご近所さんの「目」にさらされながら生きているわけです。それに、SNSに「どこにったか」「何を食べたか」「結婚した」「子どもが生まれた」などなど自ら進んでプライベートを公開する人も多いですよね。人によっては、「透明化」された社会は外身近にあるのかもしれません。

『ザ・サークル』の原作に挑戦したい人はこちら
The Circle

The Circle

 
日本語版はこちら
ザ・サークル

ザ・サークル

 

使ってみて!この映画を語るときに使える英語フレーズ(1)

It’s starring Emma Watson, who’s an actress that I really enjoy.

私が好きなエマ・ワトソンを主役に起用しています。

自分だけ「不透明」な経営者ベイリーに注目!

エマ・ワトソン主演映画『ザ・サークル』の内容と見どころ紹介

(C)2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.

映画の舞台となる企業「サークル」は、創業者のベイリーが目指す「透明化」社会の縮図です。ガラス張りの明るくて開放的なオフィス、小川が流れる庭園、バーやジム、健康管理センターなど、快適に仕事をするのに必要な施設が完備された理想的な職場環境です。

「大きな輪」を意味する「サークル」という社名のとおり、社員たちは仕事のことはもちろん、休日の過ごし方や家族のことなどプライベートな情報まで、全てお互いに共有しています。お互いのことを何でも知っていて、仕事のこともプライベートのことも助け合える会社のシステムを、メイも最初はありがたく感じます。そんなすてきな会社に嬉々として入社したメイが、自らを「透明化」することに傾倒し、やがて精神的に疲弊していく様子は、かなりリアルで恐ろしいものがありました。

そしてこの映画で最も注目してほしいのがベイリーです。彼は何かにつけ社員たちに「隠し事はダメ! 透明化! 透明化!」と言っているわけですが、実は彼自身は自分のことを全く「透明化」していません。社内で最も不透明な人物です。メイが何か聞いても、曖昧な返事しかしませんし、一般社員は入れない「秘密の部屋」もありますし……。「他人の秘密は知りたいけど、自分のことは知られたくない」という彼の立ち位置は、人間の本性をしているのではないかなと私は思いました。

SNSの使い方や、個人情報の扱い方、共有すべき情報とそうでない情報の区別など、いろいろなことを考えさせられる作品です。

使ってみて!この映画を語るときに使える英語フレーズ(2)

I saw myself in this film so much.

映画が自分のことを描いているように思えてならなかった。

次はどんな映画を見ようかな~♪

英語フレーズは「1000時間ヒアリングマラソン」の映画コーナーからの抜粋です。映画を英語音声で聞き取れるようになるための練習や、ネイティブスピーカー同士の映画を見た感想なども「1000時間ヒアリングマラソン」に教材として収録されているので、興味があるかたはぜひ!

映画情報

『ザ・サークル』は2017年11月10日(金)から全国で公開です!

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映画ライター中島もえ

文・イラスト:中島もえ
イラストレーター・編集者・ライター。面白い映画を探して試写会を渡り歩く。映画鑑賞のほか、動物園や水族館、美術館めぐりが趣味。野菜作りも好きで、東京・三鷹の菜園インストラクターの資格を取得WebsiteInstagram

構成・編集:Natsue Tanaka(GOTCHA!エディター/ライター)