純ジャパで英検1級、TOEIC満点、オーストラリアで会計士として働くATSUさんの英語習得法とは

「海外でバリバリ働いている人は、帰国子女か留学経験者」なんて思っていませんか?オーストラリアで会計士をしているATSUさんは、日本生まれの日本育ちという、完全国内組。でも、独学で数々の英語の資格を取り、学生時代の目標を実現しているんです!早速、お話を聞いてみましょう。

オーストラリア在住のATSUです!

皆さん、こんにちは!

この度、このGOTCHA!で、英語の学習法に関する記事を書くことになったATSUと申します。

英語学習についての記事を読むとき、どういう人が書いているか気になりますよね。そこでまずは、自分の生い立ちやスキルについて話したいと思います。

私は現在27歳で、オーストラリアのメルボルンという街で、公認会計士として世界4大会計事務所の一つに勤務しています。就職する前は、オーストラリア国立大学(QS世界大学ランキング20位)の大学院で学び、会計学修士を修了しました。

仕事の上での専門的な資格としては、米国公認会計士(ワシントン州)というものを保持しています。

さて、気になるのは英語力ですよね。こちらは、現在はTOEIC満点、英検1級、IELTS Academic 8.5点、TOEFL iBT 114点を保持しています。

「でも実際に話せるの?」と思った方は、YouTubeにいくつか動画を投稿しているので、ぜひ見てください。こちらの動画では全て英語で話しています。

留学前にTOEIC970点を取得

こう書いてくると、「この人、どうせ帰国子女なんだろうな」と思うかもしれませんね。全くそんなことはありません。

日本生まれ日本育ちの純日本人で、インターナショナルスクールや英会話学校に通った経験も一切ありません。22歳までずっと日本にいました。
「じゃあ、東大とか早慶みたいな高学歴なんでしょ」と思いましたか?それも違います。出身大学・学部は地元北海道の小樽商科大学商学部という普通の大学です。

また、「留学したなら英語はできて当たり前」と思うかもしれませんが、私の場合、本格的に英語学習を始めたのは高校2年生の終わりで、留学前にはすでに、TOEIC970点、英検1級、TOEFL iBT 103点は取得していました。これらの資格は全て、大学2年生のときに取ったものです。

私が皆さんにお伝えしたいのは、「もともと英語ができる環境で育った人間」の話ではなく、さまざまなことを自分で考え、挑戦しながら英語を学び、前に進んできた人間の経験に基づく情報です。国内で英語を独学している人や、これから海外留学・就職を目指している人にとって役立つ記事を書こうと思いますので、「この人の話は役に立ちそう!」と思った人は、ぜひお付き合いください。

大学受験勉強をきっかけに英語学習をスタート

先ほども書いた通り、私が初めて英語を本格的に勉強し始めたのは高校2年生の終わり。大学受験がきっかけです。これは日本で英語を勉強している人の多くに共通するのではないでしょうか?

勉強にはそれほど興味がなく、大学進学すら、するかしないか迷っていた私が、唯一興味を持てたのは「英語」でした。その理由は・・・

  1. 英語が話せたらカッコいい
  2. 異文化交流ができるようになりそう
  3. そうなったら楽しそう

ただ、それだけでした(笑)。 

そんなフワっとした、でも純粋な気持ちから英語を勉強し始め、それがドンドン楽しくなり勉強し続けました。

グローバル人材になるために

勉強を続けていくうちに、英語の素晴らしさと、そして将来自分がどんなふうになりたいか、ちょっとずつ考えるようになりました。
私が気付いた「英語の素晴らしさ」。それは、他の教科と違って、日本から世界へ、大きく視野を広げてくれることです。別に、ほかの教科が重要ではないとか、つまらないとか言っているわけではありません。

全ての教科や学問がこの世で重要な役割を果たしていて、そのために存在していると考えています。しかし、それらは勉強すればするほど、その学問領域の専門性が高まるため、ある意味では、自分の目はその領域に特化してきます。

しかし、英語はできるようになればなるほど、日本だけでなく世界中でチャンスを得られるようになると感じました。

今でも、そういう点で英語は素晴らしいものと思っています。

そして、英語の勉強をするにつれ、次第に自分は「グローバルな人材」になりたいと考えるようになりました。私にとっての「グローバルな人材」の定義は何か?

「世界中どのような環境においても、良好な人間関係を構築し、慣習に適応し仕事ができる人」 ・・・です。英語ができるかどうかはこの定義とイコールではないですが、それを満たす重要な要因になることは間違いないと思います。

また、仕事(ビジネス)の観点から言うと、数字も共通言語だと考え、会計の勉強もするようになり、現在ではそれが職業になりました。

こうして振り返ってみると、全て高校2年生のときに英語学習を始めたことがもとになり、そこから派生して現在の自分が形成されてきたように思います。

英語学習にしても、会計の勉強にしても、とにかくまずは行動することが、人生を大きく変えることになるのだなぁとつくづく実感しています。

簡単そうで難しいことかもしれませんが、まずはやってみることですね。

英語学習法を伝えることで人の役に立ちたい

高校2年で英語学習を開始してから現在に至るまで、私は英語力を伸ばすために、何をすべきかを常に考えてきました。英語の問題に答えるときは、できる限り論理的に考え、細かく分析し、解答を導く作業を積み重ねてきました。その結果、自分なりの英語学習法を確立しました。

私の英語学習方法は、かなり筋肉質で、無駄がないと自負しています。そして、それを実践した結果、先に書いたような結果を効率よく出すことができたのです。

こうして自分が効果を実証した学習法を、今、英語学習がうまくいかず困っている人のために役立てることができないかと思いたち、Atsueigoという名前で、YouTube やブログを通して情報提供を始めました。

これからGOTCHA!で書いていく記事もその一環です。少しでも私が提供する情報を通じて皆さんの役に立てればと思っています。

次回は、英語学習ではとにかく重要な文法についてお話ししたいと思いますので、楽しみにしていてください。それでは!

ATSU
ATSU

オーストラリアにて世界4大会計事務所の一つに勤務する傍ら、登録者7万人を超えるYouTubeチャンネルとブログをメインとしたAtsueigoを運営し、独自の英語学習方法をシェアしている。所有資格は、米国公認会計士(ワシントン州)、オーストラリア国立大学会計学修士修了(成績優秀)、TOEIC満点、英検1級、TOEFL iBT 114点、IELTS Academic 8.5点。
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