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意外と難しい !? 英語で相手を「ほめる」表現4例

ほめられるとうれしい!

仕事で英語を使う人なら押さえておきたいのが、自分の意図を伝える機能表現」。今回は「ほめる」表現です。覚えておいて活用すれば、人間関係が円満になり、仕事もスムーズに。書籍『相手と場面で使い分ける 英語表現ハンドブック』 から紹介します。

相手と場面で使い分ける 英語表現ハンドブック

相手と場面で使い分ける 英語表現ハンドブック

 

ざっくり言うと

服装やアクセサリーから仕事の成果まで、人をほめるシーンはたくさんあります。カジュアルからフォーマルまで範囲が広いのも、この「ほめる」というシチュエーション。状況に応じて、さまざまな形容詞や構文が使われます。

注意したいのは、ほめたつもりがいわゆる「上から目線」になること。そこだけは気をつけましょう。

相手との距離を確認しよう

大事なのは相手との距離感です。親しい間柄の場合と、付き合いの浅い相手や上司に対する場合とではどう異なるか、こちらの図を見て考えてみましょう。

「社会的距離」×「心理的距離」

あなたと相手との、心理的、社会的距離によって、使う表現が変わってきます。相手との距離感をしっかりつかんで、状況に合った英語表現を使いたいものです。

カジュアル:相手は仲のいい友だち

図の左上Ⅰの領域。心理的にも社会的にも近い場合です。

あなた:Wow ! You look great ! That dress is really nice.

(わあー!すっごくすてき!そのドレス、とてもいいね。)

 

相手:Thanks. I like it, too.

ありがとう。私も気に入ってるの。)

親しい友人どうしでは、この “ You look great. ” (すごくすてき。)という表現が圧倒的によく使われます。この表現を使うのは親しい間柄の人だけにしましょう。

ちなみに、ほめられたときは、謙遜せず “ Thanks. ”(ありがとう。)と言うのが自然です。

カジュアル:相手は近所に引っ越してきたばかりの隣人

次は図の左下、Ⅲの領域。「社会的には近いけれど、心理的には遠い」という関係です。

あなた:I love your hat. Where did you get it?

(あなたの帽子、すてきですね。どちらでお求めになったんですか。)

 

相手:Oh, I bought it at Macy's.

(ああ、これはメイシーズで買ったんです。)

この状況では “ I love ... ” や、“ I like ... ” という、I を主語にした言い方が典型的です。

社会的に同等な立場でそれほど利害関係もない、気楽な相手に対して使われます。

ややフォーマル:相手は長年の付き合いで信頼する部下

図の右上、Ⅱの領域。長年付き合いがあり「心理的には近い」のですが、職場での上下関係があり「社会的には遠い」という関係です。

あなた:You've done very well. I'm impressed.

(本当によくやってくれました。感心したわ。)

 

相手:Thanks. That's nice to hear.

ありがとうございます。そう伺ってうれしいです。)

上司が部下をほめるといえば、仕事の出来栄えついてのケースが一般的です。

Youを主語にしているのは、心理的な近さはもちろん、ほめる対象が「相手の仕事の出来や能力だから

ちなみに上司が部下の服装をほめる場合は、 “ nice ” や  “ good ”のような、形容詞がよく使われ、 “ great ” や “ gorgeous ” といった、大げさな形容詞はめったに使われません。

よりフォーマル:相手は着任したばかりの上司

図の右下、Ⅳの領域。社会的にも心理的にも距離がある関係です。どんな表現を使うのでしょうか。

あなた:That's a nice suit. Is it new?

(そのスーツ、いいですね。新品ですか?)

 

相手:Thanks. Yes, it is.

ありがとう。そうなんだ。)

相手が社会的に上の立場なので、多少の遠慮がありYouを主語にした表現はあまり使われません。代わりに、“ That is a +形容詞+名詞(服装)+(you’re wearing)” の構文がよく使われます。また、この状況では “ nice ” や “ good ” がよく使われ、大げさにほめることはしないようです。

ポイントは、形容詞の “ nice ” を強調すること。 “ That's nice. ”と平たんに言うと嫌味に聞こえてしまいます

まとめ

いいね!

まず覚えておきたいのは、「Youを使った表現は親しい間柄だけに使う」ということ。また、“ What a nice ... ! ” などの感嘆文もカジュアルな言い方です。

上司には、“ That' nice ... ” や “ That's good ... ”を使うようにしましょう。

ほめられれば誰でもうれしいもの。日ごろから練習して、心理的、社会的な距離に応じた表現を使えるようにしたいですね。

相手と場面で使い分ける 英語表現ハンドブック

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構成・文:GOTCHA!編集部
GOTCHA(ガチャ、gάtʃə)は、I GOT YOUから生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。