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スマホで簡単!米国の若者がハマる人気のサービスとは?

アメリカで人気のスマホアプリ

こんにちは!
シリコンバレー在住のKANAです。世界のIT産業をリードするこの地で今流っていることや、日々の出来事などホットな話題をお届けします。

突然ですが、 Millennial Generation(ミレニアル世代)という言葉をご存知ですか?
2000年代に成人を迎える世代(1980年台前半から2000年代初期生まれ)を指す言葉として、アメリカでよく使われているのですが、インターネットへのアクセスが当たり前の環境で育ち、情報リテラシーに大変優れた最初の世代であると言われています。

情報過多の中で生きる彼らは「デジタル・ネイティブ」と呼ばれ、非常に優れた選択眼を持つことで知られています。今回は、そんなミレニアル世代の間で人気のアプリをご紹介します。

アメリカで流中の個人間送金アプリ:Venmo

Venmo

「今ちょうど細かいお金がなくて・・・次回必ず返すから」なんて言われて、つい友人の飲み会費を立て替えてあげてしまったことはありませんか?1週間、2週間が経ち、今さら「まだ返してもらってないんだけど・・・」なんて言い出せなくなってしまった、言ったところでセコイ奴と思われるのも嫌だし・・・皆さんも身に覚えがあるはず。このアプリがあれば、もうそんな居心地の悪い思いをする必要はありません。

Venmo を使えば、個人間のお金のやりとりが、すべてこのアプリ上で完結しちゃいます
アプリの使い方はとてもシンプル。あらかじめ、銀口座やデビットカード、クレジットカードを登録し、あとは登録されている友人リストから相手を選んで、「Pay(支払い)」あるいは「Request(未払金の督促)」を選ぶだけ。(アメリカ国内の銀口座と、電話番号が必要になります)

このアプリが特に若い世代に支持されているのは、送金機能だけに留まらず、ソーシャル機能も兼ね備えている点です。お金を送金する際に絵文字付きのメッセージを付けることができたり、飲み会や旅といったイベントごとのお金の流れ・情報をタイムライン上でシェアできるため(金額は非表示)、ちょっとした話題作りにも一役買っているのです。

大学のサークル費用回収したり、Uber の乗車代金を割り勘したり、ミレニアル世代のさまざまな生活シーンで発生する「お金のやりとり」。「金の切れ目は縁の切れ目」と言いますが、何かとトラブルに発展しやすい「友人間のお金の貸し借り」も、このアプリがあればタップひとつでラクラク解決です。

“Like” me on facebook. (Facebookで「いいね」してね)
Just “google” it. (ググってみて)

など、時代の流れとともに新しい単語が「動詞」として通用するようになって久しいですが、ミレニアル世代では

Just “Venmo” me later. (後でお金返してね)
I’ll “Venmo” you later.(後で払うね)

と言います。つまり送金」とう意味を持つ単語として、立派に市民権を得ているわけです。将来アメリカで学生生活を送る予定の方には、ダウンロード必須のアプリと言えるでしょう。

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Venmo

Venmo

  • Venmo
  • Finance
  • Free

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アルコールデリバリーアプリ:Minibar Delivery

Minibar Delivery

ワインやビールなどのお酒を指定した場所へ届けてくれる、アルコール宅配サービスのアプリです。(限定地域のみ、30分〜60分以内の配送も可能。配送を請け負う小売店のストック状況によって入手できるお酒の種類が変わってくるため、その都度必ず住所を入力する必要があります。)

シリコンバレーのスタートアップ企業にインターンとして勤務するミラさんは、友人とのホームパーティーや会社のバースデーパーティーなどで、このアプリを利用しているそう。「週末はアルコール売り場がすごく混雑していてく気になれないのよね。このアプリを使えば、指定する場所まで届けてくれるから、重たいボトルを持ち歩いたり、車での移動中に瓶が割れたりする心配もなくてストレスフリーよ。一定料金を満たせば配送代は無料になるから、いつもまとめ買いしているわ」。

各ワインには詳しい説明が書かれているので、あまり知識のない人でも選ぶ際の参考にできます。また、そのワインに合うお料理も幾つか挙げられているため、ホームパーティーなどであらかじめ食べ物のメニューが分かっていれば、お料理との「ペアリング」をあれこれ考えながら選ぶのも楽しいですね。私がチェックしたときは、日本のお酒やウィスキーまであってびっくりしました。

最長で2週間前から配達をスケジュールできるので、パーティーやイベントの詳細が分かっていれば、余裕を持ってオーダーできます。パーティー好きの若者や、車を持たない学生の需要に見事にマッチしたアプリだと言えます。

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Minibar Delivery

Minibar Delivery

  • Minibar
  • Food & Drink
  • Free

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空き駐車場と利用者のマッチングサービス:Spot On Parking

Spot On Parking

サンフランシスコの交通事情についてこれまでの記事でも書いてきましたが、市内に月極めの駐車スポットを確保するのに、だいたいどの位コストがかかると思いますか?場所による多少のバラつきこそあるものの、1カ月平均でおよそ300〜500ドル(33,000 〜55,000円)と言われています。これはミレニアル世代にはかなりの負担額(というより、どの世代にとっても高過ぎです^^;)。

こんなにコストがかかる割に、市内は月極めの駐車場スペースが不足しているという現状に目をつけたのが、この Spot On Parking のアプリ。自宅の駐車スペースを提供したい人と、安価で確実に毎月車を駐車できるスポットを探す人をマッチングします。

アプリを開くと、駐車できる場所の地図やリストを見ることができます。リストには、駐車スポットの写真や月ごと(あるいは1時間ごと)のレート、駐車場の詳細(屋根の有無など)が出ており、それはまるで不動産物件リストのよう(笑)。

子供が成人して家を出たため駐車スポットに空きができたオリビアさんは、オーナーの立場でこのアプリを利用しています。「毎月自宅の空いているスポットを貸すことで収入が得られるなんて。それに地元の交通緩和にもほんの少しだけど貢献できるのが嬉しいわね」。オーナーは住所や月極め料金、毎月の駐車スケジュール(時間帯など)を掲載し、あとは条件に合うドライバーからの予約を待つだけ。

All-You-Can-Eat (食べ放題)をもじったAll-You-Can-Park (駐車し放題)なんていうオプションもあるとか。こちらは、アプリ上に表示される駐車可能スポットであれば、どこでも1カ月間その都度自由に借りることができる「アクセスパス」的なサービスのようです。

コンサートやスポーツイベント時は、駐車場を探すのが本当に大変。借りる側は、家を出る前から駐車場が確保できているという安心感を、貸す側は、自宅の空いたスペースを一時的に貸し出すことで収入を得られるという、まさに win-win のアプリです。

現在はサンフランシスコ市内のみのサービスですが、今後全米各地に広がっていくかもしれません。

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SpotOn Park

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先日、知り合いの息子さん ウィルくん(UC Berkeley に通う22歳)と話していたら、彼からこんな面白い話を聞きました。

「この前急に友人が訪ねてきたんだけど、テスト期間が終わったばかりで、家にはあいにく食べ物もアルコール類も何もなくて。これから調達しにくのは面倒臭いってことで、Minibar で飲み物を、Door Dash で食べ物のデリバリーを依頼したんだ。思いのほか飲んでしまった友人は、うちにそのまま車を置いて、Uber を呼んで帰ったよ。飲食代は後日もちろんVenmo で割り勘させてもらった。」

シリコンバレーのミレニアル世代にとっては、こんなスマートフォンの使い方はごくごく日常的な光景なのだそうです。我が家の長男もギリギリミレニアル世代。置いてきぼりにされないように話題についていかなければ・・・と焦り始めた今日この頃です。

スマホ時代の本格的英語学習サービス【HiNative Trek】

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文:KANA
カリフォルニア州在住の翻訳家・フリーライター。元大手英会話学校講師の経験を生かし、英語学習や海外生活に関するコラムの執筆および英会話教材の制作なども手掛けている。シリコンバレーを東奔西走中の3児の母。