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英語で「文句・苦情を言う」。使える表現4例

文句を言ってやりたい!

勤務先が外資系だったり、上司や同僚に外国人がいたり。仕事で英語を使う方なら押さえておきたいのが、自分の意図を伝える機能表現」です。覚えておけば、仕事がぐっとスムーズに。書籍『相手と場面で使い分ける 英語表現ハンドブック』 から紹介します。今回は、「文句・苦情を言う」表現です。

相手と場面で使い分ける 英語表現ハンドブック

相手と場面で使い分ける 英語表現ハンドブック

 

ざっくり言うと

面と向かって文句や苦情を言うのは、なかなか難しいもの。相手との関係による表現の差はあまりなく、“ I'm not happy with  ...” (…にがっかりしています)のように、さらっというケースが多いようです。

とはいっても、“ I think we have problem.” (問題があるように思います)のように、上司など目上の人に対して苦情を伝えやすくなる表現もあるので、しっかり覚えておきましょう。

相手との距離を確認しよう

大事なのは相手との距離感です。親しい間柄の場合と、付き合いの浅い相手や上司に対する場合とではどう異なるか、こちらの図を見て、考えてみましょう。

「社会的距離」×「心理的距離」

あなたと相手との、心理的、社会的距離によって、使う表現が変わってきます。文句や苦情を言うという状況では、なおさら相手との距離感をしっかりつかんで、状況に合った英語表現を使いたいものです。

カジュアル:相手は仲のいい友だち

図の左上Ⅰの領域。心理的にも社会的にも近い場合です。

相手:Sorry I'm late.

(遅れてごめん。)

 

あなた:Don't take it personally, but this is the third time this month you've made me wait.

(当て付けに取ってもらったら困るけど、これで今月3回目よ。私を待たせたのは。)

親しい間柄でよく使われる表現です。「当て付けではない」と言いながら、実際には抗議の気持ちが込められています。また、相手からこう言われたら、もう遅刻はしないように!

カジュアル:相手は近所に引っ越してきたばかりの隣人

次は図の左下、Ⅲの領域。「社会的には近いけれど、心理的には遠い」という関係です。

あなた:Excuse me, but do you realize it's after midnight? Your music is very loud.

(すみませんけど、もう12時過ぎだというのをご存じですか。音楽がすごくうるさいんですけど。)

 

相手:Oh I'm sorry, I'll turn it down,.

(あっ、すみません。小さくします。)

この状況では、“Excuse  me, but  ...” (すみませんけど…)と切り出すのが典型的。この切り出し方ひとつで、口調が少し和らぎます。ほかの状況でもよく使われるので覚えておきましょう。

ただし、“Excuse” を強調しすぎると嫌味に聞こえるので気をつけて。

 

よりフォーマル:相手は長年の付き合いで信頼する上司

図の右上、Ⅱの領域。長年付き合いがあり「心理的には近い」のですが、職場での上下関係があり「社会的には遠い」という関係です。

あなた:Mr. Lee, I think we have a problem. Some staff members aren' t pulling their weight.

(リーさん、ちょっと問題があるように思います。スタッフの中に自分の職務をちゃんと果たしていない人がいます。)

 

相手:I know. Let me see what I can do.

(知っているよ。何とかしてみよう。)

この状況では、“ I think we have a problem.” や “ We seem to have a problem.” (問題があるように思います)がよく使われます。

相手が上司なので気を使って、はっきり文句を言わず、「~のようだ」とぼかして表現しているわけです。

 

よりフォーマル:相手は着任したばかりの上司

図の右下、Ⅳの領域。社会的にも心理的にも距離がある関係です。どんな表現を使うのでしょうか。

相手:How is your resarch going?

(リサーチのほうはどんな具合だい?)

 

あなた:I'm not happy with the way things are right now. I've been too busy with paperwork.

(今の状況は好きではありませんね。書類整理でずっと忙し過ぎて。)

“ I'm not happy with  ...” は、「…にがっかりしている」という意味。

“Ⅰ'm rather disappointed with  ...” もよく使われますが、こちらは “ rather(むしろ/どちらかというと)”と、口調を和らげる表現を使っているのが特徴。“ rather ” がないと、かなりはっきり不満をすことになるので、注意必要です。

まとめ

上手に苦情を言って円満な人間関係を

文句も苦情も、なかなか伝えづらいもの。でも、特にビジネスの場合は、言うべきシーンでは、はっきり言ったほうがお互いのためです。

また、相手が今回紹介したような表現を使った場合には、しっかり受け止め、対処するようにしたいもの。今回紹介した表現を、しっかり覚えておきましょう。

相手と場面で使い分ける 英語表現ハンドブック

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構成・文:GOTCHA!編集部
GOTCHA(ガチャ、gάtʃə)は、I GOT YOUから生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。