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ためらいなく英語を話したいなら、『ロイヤル英文法』を1日1ページ読んでみない?

ためらいなく英語を話したいなら

学習した英語は使ってなんぼ!文法に自信があったら堂々としゃべれたのになぁ・・・と悔しい思いをした経験はありませんか。『ロイヤル英文法』(旺文社)は、「ためらいなく英語を話したい」と思う日本人の心に寄り添ってくれる心強い文法書です!だけど、そのページ数の多さに圧倒されてしまうことも。

そこで、『ロイヤル英文法』を毎朝1ページ読んで、その日に見つけた、ためになったことを、英語コミュニティアルコムワールド内の日記で共有してくれる、「chipmunk」さんに、「誰かに伝えたくなるくらいためになったこと」をまとめていただきました。chipmunkさんの「なるほど!」を通して、ご一緒にアウトプット力を磨いていきましょう!

 

chipmunk

文:chipmunk
自宅の英語教室で25年ほど教えた経験を持ち、最近では出版翻訳の仕事として2冊訳すなど翻訳者としても活動中。最近はもっぱら翻訳の勉強をメインに精進中。英検1級、TOEIC915。 

『ロイヤル英文法』を毎日1ページ読みたい理由

ロイヤル英文法―徹底例解

ロイヤル英文法―徹底例解

 

何冊も読むのはしんどいので、これ一冊でOK!という文法書がいいなと思いました。分厚くて内容の濃いもの。ということで、『ロイヤル英文法』を毎日1ページを30分かけて読もうと決めました。読み始めたら、生き生きとした表現や、翻訳の勉強になる訳がたくさんあり、毎朝の30分が楽しみになってきました。しかも、この気持ちは翌日からもう湧いて来たんです。早いでしょう!?(笑)これまでに、発見した面白ポイントをご紹介します。

 

文は、ネイティブ・スピーカーが使う表現がたくさん!

イキイキした表現が見つかる

読んでいて面白いなと思ったところを見つけると、「ヤッタ!」と思ってマーカーを引いて、横の欄に大きく〇訳と印を入れてます。そこをまた後で自分で読みなさいよ、という印。 例えばこんな表現

The learned are apt to despise the ignorant.

学のある人はとかく無知な人を軽蔑する。 

⇐この「とかく」を私も使えるようになりたい。

 

He took it for granted that I knew the answer.

彼は私が答えを知っているものと決めてかかっていました。

⇐この「決めてかかっていました」なんて訳は、なかなか出てきません。

オマケで見つけた、早口言葉に加えたいくらいの「ことわざ」。覚えたいと思います。

He who makes no mistakes makes nothing.

失敗せぬ者には何もできぬ

過ちや失敗を恐れるな

 

人称の語順で気持ちを表現できることが分った!

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英語の語順は意外に自由なところもあり、特に会話ではある程度、融通がきくものですが、こんな語順の深い意味を知りました。話し手の心証を左右するような留意点です。私も気をつけなければならないと思いました。 

今朝学んだこと。 人称の語順に語り手の敬意や気持ちがれるということ。 これは日本語にも通じますね。英語にもこれがあるのを薄々感じていましたが、きちんと説明されてとても清々しくなりました。改めて英語って素晴らしい言語だな」と思いました。カッコ内は私個人の印象・感想です。

youを最初にIを最後に

You and I had better start at once.

君と私はすぐ出発したほうがいい。

(相手を尊重した語順)

何か悪いことを言う場合は、Iを先に

I and Bob were arrested for speeding.

僕とボブはスピード違反でつかまった。

(潔さを感じる語順)

身分の差がある場合は、上から下へ

I and my husband...

私と夫は・・・

(ヴィクトリア女王なら許される語順)

I and my children and my dog....

私と子どもたちと犬は・・・

(この語順がとても自然、これが乱れたら過保護か何か異常な事態を想像してしまう)

Your mother and I want to speak to you.

お母さんと私からお前に話があるんだ。

(父親が母親を尊重した語順、この場合、Iが父親、youは子ども)

 

「書き言葉・口語」など区別されているから、表現の使い分けセンスが身に付く!

今すぐに使いたくなる表現がいっぱい

『ロイヤル英文法』は、本文の説明にある文法用語がしっかり分からなくても、文を読めばすぐに説明の意味がスカッと分かるようにできているんです。とても、ありがたいです!しかも、文には、自分の気持ちを伝えたいときに使える表現がふんだんにあります。これはうれしい発見でした!例えば

His performance is more wooden than before.

彼の演技は以前よりぎこちない

また、米国と英国、書き言葉と口語表現、そして昔と今の傾向がきちんと区別されて書かれているので、この区別を知っていれば、話し手(または書き手)の気持ちをいち早く察知できるようになると思うんです。そして発信する際にも、時と場所に合わせた表現や、自分のキャラクターに合った表現を使い分けられるようになりたいなあと、この文法書を読んで思うようになりました。

例えばalso は too よりも堅い感じで、改まった書き言葉や丁寧な依頼に用いられます。

Could you also copy this, please?

これのコピーも取っていただけますか?

他には、 「小さい」という意味でのlittleの比較変化として、米国ではlittler、littlestが用いられることもあるが、これは英国ではくだけた話し言葉に見られる、とのことなど

I didn’t like him when he was littler.

彼がもっと小さかったころは彼が嫌いだった。

 

『ロイヤル英文法』を、まるっと1冊読むコツ

1冊まるっと読んでみない?

『ロイヤル英文法』のおかげで、私は自分がどれだけ思い込みや勘違いをしていたか、または部分的にしか理解していなかったかなどに気付かされました。本当に読み始めて良かったです!例えば、ここ数日で最も衝撃的だったのは、just now が現在完了でも用いられる場合があること。これはショックでした。と同時に、ちゃんと最後まで読まなければ!とさらに強く思いました。

日記に書くことって意味がある

『ロイヤル英文法』を読んで発見したことを毎日アルコムワールド内の日記に書いていますが、日記とはいっても誰かに読んでもらうつもりで書いているので、一人でも読んでくれたら励みになります。なるべく、その時の驚きを恥も外聞も捨てて書きます。他の人にとっては当たり前の内容かもしれませんが、自分にとっての発見や好きな表現を書き残していくことに意味があると思っています。

Q&A Diary 英語で3行日記

Q&A Diary 英語で3行日記

 

一気に大量に読まないほうがいい

毎日少しずつ、というのが無理なくできて良いです。英語はやっぱり、毎日コツコツと学習するものだと思います。 登る山をひとつ決めて、着実に(途中で休みながらも)歩いていく感じ。少しの距離を進んでも充実感を得られます。今、私はほぼ4合目を歩いています。他の誰との比較でもなく、自分の歩みを確かめていける、コツコツ読みがとても楽しいです。これが、今の実感です。

 

編集:honeybun(GOTCHA!エディター/ライター)