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英語ニガテ組から音読中心の学習で、TOEICスコア300点台→700点台に

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TOEICスコアを伸ばしたい!でもどうやって?そんな悩みを持つ方必見!スコアアップを達成した方々にその秘けつをインタビューします。今回は大学時代に目標スコアを達成した阿部円香さんの体験談を紹介します。

夢をかなえるために苦手な英語の克服を決心

阿部円香

阿部円香さん
明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部3年生(当時)。高校時代は英語嫌いだったが、フライトアテンダントになる夢をかなえるため、英語を克服することを決心。大学入学後、「TOEIC特別対策講座」を受講した結果、2年間で300点台から700点台前半に。現在は800点突破を目指す

 

「将来の夢は国際線のフライトアテンダントになること」。高校生の時に見たテレビドラマがきっかけでフライトアテンダントに憧れ、夢をかなえるために観光と接客を専門的に学ぼうと決め、進学先を選んだ阿部さん。 明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部は、航空・ホテル・旅・エンターテインメント業界で活躍する人材を育てる専門的かつ実践的な教育で知られ、英語教育にも熱心に取り組んでいます。

TOEICテストに基づいたカリキュラムを組み、決められたスコアに到達できないと進級できない仕組みで、具体的には、1年生で500点以上、2年生で600点以上を取ることが進級要件となり、3年生の後期までに700点以上を取ることが推奨されます。 こうした厳しい環境の中、阿部さんは入学以降、毎月TOEICテストを受け(団体向けのIPテストを含む)、着実にスコアを伸ばしてきました。入学直後は315点でしたが、その後400点、500点と次々にスコアを上げ、そして、自己ベストの725点を取りました。順調に見えますが、「実は、高校まで英語が苦手で、むしろ嫌いでした」という阿部さん。しかし、フライトアテンダントになるには英語力は不可欠!夢を諦めたくないから、大学では英語から逃げずに取り組もうと決めたそうです。

毎日、TOEIC頻出200語を「英語日本語訳」の順で音読

英語克服を決心した阿部さんは、1回目のTOEICテスト受験の後、TOEIC特別対策講座」を受け始めました。そして出合ったのが「音読」です。授業では、市販のテスト対策用の単語集や模擬問題集、公式問題集を用い、1年間繰り返し音読をしました。

「単語集は1回の授業につき約200語を、『英語日本語訳』の順番で、例えばexecutive→重役』『book→予約する』というふうに、口に出して読んでいきます。公式問題集はPart 7の問題文を音読しました。同じテキストを毎日繰り返し音読しているうちに、まず音読の習慣が付きましたね。そして、徐々に英語の読み方も身に付き、単語も自然と頭の中に入っていきました」。

高校時代まで英語を避けてきたので、当初は単語の読み方すらわからず、先生の発音を聞いて読み方をカタカナで書き込むレベルで、英語を見ると頭痛や吐き気がするほどつらかったと言います。でも、夢を諦めたくないという気持ちと、周囲の友達に負けたくないという気持ちで頑張れたそうです。

また、「リスニングも大事」という先生のアドバイスを受けて、自宅から大学までの通学時間を利用して、単語集の音声と公式問題集のPart 2、3、4を聞くようにしていたという阿部さん。時には、音声を聞きながらブツブツと口の中でシャドーイングすることもあったそうです。

授業で疑問に思ったことは、自分で徹底的に調べてテキストに書き込み、わからない単語をオリジナルのマイ単語帳にまとめて、通学中の電車の中などで音声を聞きながら確認するのに活用したそうです。 こうした努力のかいあって、TOEICのスコアはぐんぐん伸びていき、1年生の1月に540点を獲得できたことで自信にもつながったといいます。

インターンシップや留学で学習の成果を実感

2年生の進級直後に受けたTOEICテストでは、一気に620点にアップ。3年生への進級要件であり、インターンシップや語学留学参加する要件である600点を早々にクリアした阿部さん。

早速、2年生の夏休みには長野県野尻湖にあるリゾートホテルで1カ月強インターンシップに参加しました。現地では、外国人のお客さまに自分から英語で話し掛けたそうです。実際に英語を使ってやりとりできたことで、とても刺激を受けたといいます。

また、3年生に進級する直前の春休みには、アメリカ・フロリダ州のUniversity of Central Florida付属語学学校に4週間留学。現地の学生たちと交流する機会もあり、日米の文化の違いについて意見を交換しました。その時仲良くなった友達とは、今でも連絡を取り合っているそうです。

留学してみて、自分のこれまでの学習法は間違っていなかったと確信できました。何度も音読したおかげで公式問題集のPart 2はすっかり覚えていたのですが、そこに出てきた表現を使ってスムーズに会話ができたんです」。

阿部さんは今、就職活動に向けた資格試験の勉強と並し、TOEIC800点突破を目指して毎日学習に励んでいます。目下の目標はリーディング力を上げること。音読中心の学習でリスニング力は大幅に上達しましたが、読むスピードがまだ遅く、これからはスキミングとスキャニング、そしてタイムマネジメントの練習をしていきたいそうです。

これまでの学習で、毎日続けることの大切さがよくわかりました。大学生活で培った自信と忍耐力で、人一倍努力するフライトアテンダントになりたいです」。

苦手な英語から逃げず、コツコツと地道な努力を積み重ねてきた阿部さん。夢の実現に向けて確実に前進しています。

阿部さんがよく使用した教材

CD-ROM付 新装版 TOEIC(R)テスト スーパー英単語

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  • 作者: ロバートヒルキ,小石裕子,ヒロ前田,白野伊津夫,ポールワーデン
  • 出版社/メーカー: アルク
  • 発売日: 2016/01/27
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TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

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※本記事は、アルクの情報誌『マガジンアルク』2013年9-10月号に掲載したインタビューを再編集しています。

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取材・文 岡田真紀/マガジンアルク編集部
編集:末次志帆