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ようこそ、お魚天国へ!千葉県銚子市の魅力を英語と日本語でおもてなし

妙福寺の藤

アルクが日本各地の魅力を日本語英語で発信する連載、「アルクの勝手にお国自慢」。今回は千葉県の最東端に位置する銚子市です。筆者が彼の地に住んでいたのは中2まで、かれこれ50年近くも前(!)のことになりますので、懐メロ的記述が多くなるのはお許しください。

銚子といえば、わたしの年代ならば、高校野球で毎年のように甲子園をわかせていたので、説明必要はさほどなかったのですが、昔ほどじゃないし。例えば、日本有数の水揚げ港、醤油産業が盛んでヒゲタとヤマサの工場を持つ、初日の出が本州で最も早く拝める街……弱いですかね。そう、いま話題の「千葉科学大学」のある街、というのではいかがでしょうか?

1.やっぱりお刺身 まずは鰯!

お刺身

年に何度か帰省する銚子ですが、楽しみはズバリお魚です。特に、梅雨時の「入梅鰯」は格別です。ピチッと脂の入った身の美しい色合い、そして香り立つお刺身を生姜醤油で口に放り込む、がぶがぶと酒を、ご飯を流し込む、たまりませんなぁ。鰯をネギ・味噌・生姜とたたき込んだ「なめろう」、これまたオツなもので、銚子にいらした際にはおすすめです。

Choshi is my hometown and I go back several times a year. What I enjoy the most is its gourmet seafood. Sardines caught in the rainy season (nyuba-iwashi in Japanese) taste especially marvelous. The gorgeous sardines with their shiny silver bodies and plenty of fat are served as sashimi with ginger soy sauce. I can’t help gulping down some sake, between mouthfuls of rice, followed by the delicious sashimi. It’s just an irresistible combination.

2.やっぱりお魚 金目鯛や磯ガキも!

金目鯛の煮つけ

そうそう、忘れちゃいけないのが、甘辛く煮付けにした「金目鯛」でしょう。最後に残った煮汁を白いご飯にかけてぐいぐい食べるのが、いかにも現地風です。もう一つ、カキなのに旬は夏の銚子の磯ガキ。お値段はちょいと高めですが、大ぶりの、汁気タップタップのカキをぜひ味わってみてください。個人的にはフライがおすすめです。

Another must-eat is rock oysters, which are in season in the summer. They’re a little hard on your wallet but worth a try. These large, juicy oysters are best served deep-fried, I think.

3.銚子電鉄でチューチューガタゴト

銚子電鉄

昔で言う国電・銚子駅(総武本線・成田線の終着駅)から、ぐるりと銚子半島をめぐる銚子電鉄は、全線6.4キロ。車窓からは、梅雨の季節ならば「本銚子」付近の紫陽花がみずみずしく、また雄大な利根川を見下ろすこともできます。名物・灯台キャベツの畑、そして太平洋の荒波打ち寄せる犬吠埼灯台の横を抜け、最終駅である漁村「外川」まで、20分あまりの旅程を楽しむことができます。銚子電鉄の車両ですが、「営団地下鉄」の勇姿など、各種ベテラン勢がさまざまな色や形で活躍している点も、また楽しめます。ちなみに、映画『トモシビ』(2016)では、この銚子電鉄が登場し、大いに物語を盛り上げています。

映画『トモシビ』公式サイト

4.銚子みなと祭り

子どもの頃、夏休みに入ったばかりの、8月の第1土曜日に催される「銚子みなと祭り」が楽しみでした。昼は「跳ね太鼓」にのせた「やっぺ踊り」、夜は地面までとどろかす花火大会(もう、花火が近くて、やけどしそう!)でワクワクドキドキしたものです。いまでも「跳ね太鼓」の笛のメロディと太鼓のリズムのウネウネした絡みを聴くと、身体が勝手にウズウズしてきます。

When I was young, Choshi Port Festival, which is held on the first weekend of August, was one of my favorite summer events. During the day I excitedly looked forward to seeing the yappe dance accompanied by the hanedaiko drum. As night fell the dynamic fireworks shook the ground and rattled our hearts (we used to stand so close to the fireworks that we would be in danger of getting burnt!).

5.醤油工場見学

醤油ソフトクリーム

父が醤油工場で働いていたこともあり、ヒゲタやヤマサの工場には親近感を抱いていました。小さかった頃は、住んでいた町中にもろみのニオイが漂っていた、そんな懐かしい記憶もあります。先日帰省した折も、ついつい工場見学にくことに。「醤油のできるまで」の短編映画も興味深く、お土産物屋さんには醤油関連グッズがひしめいています。なかでも、醤油ソフトクリームはかなりの逸品だといえるでしょう。イチオシですよ!

The short film “The Making of Soy Sauce” (“Shoyu-no dekirumade”) is interesting to watch. There are so many soy sauce goods in the souvenir stores. Among them I highly recommend the soy-sauce flavored ice cream in a cone. It’s just so good!

OMOTENASHIフレーズ

料理店にて/ At the restaurant

What fish are in season?
いまの季節、おいしいお魚は何ですか?

What’s the best way to eat it?
どのように食べるのがおすすめですか?

I’ll have that then.
ではそれをお願いします。

観光協会で/ At the tourist information center

A : Is it possible to tour the soy sauce factory? Do I need to make an advance booking?
醤油工場の見学をしたいのですが、予約は必要ですか?

 

B : Please give us a call here.
こちらまでお電話ください。

土産物屋で/ At souvenir store

A : How do you make nuresenbei (moist rice crackers)?
「ぬれ煎餅」はどのように作るのですか?

 

B : We bake rice crackers then soak them in soy sauce, and this is Choshi’s signature product. You can also try making nuresenbei.
一度焼いてから銚子の醤油ダレに浸します。体験コーナーもありますよ。

銚子電鉄で切符を買う/ Buying a train ticket at Choshi Electric Railway

A : Do you have any discounted tickets?お得な切符はありますか?

 

B : We have a one-day ticket which comes with special coupons to various spots. 1日乗り放題の切符があります。いろいろな特典もついています。

 

A : Could I have two of those please?それを2枚ください。

 

おまけ:銚子のゆるキャラ・・?頑張れ、ちょーぴー!

「ちょーぴー」というのがいるらしいのですが、詳細は不明。以前、「ふなっしー」に模した「きゃべっしー」が物議をかもしたことがあるようです。ちなみに、「灯台キャベツ」は銚子の名産品です。軟らかくおいしいのですが、畑は肥料で多少においます。

 

かつてのような、にぎやかな銚子に戻ってほしい、そんな願いを込めて原稿を書きました。次は、お盆のころに帰省する予定です。銚子のいいところをもっと探して、そしてアピールしていきたいと思います。皆さま、よろしくお願いします。ぺこり!

次回の「アルクの勝手にお国自慢」は、山形編をお届けする予定です。

 

古市眞人

構成・文・写真:古市眞人(出版編集チーム)
英語日本語教育以外の学習書を作っています。飲食とロック音楽(60年代末-70年代初頭)が大好きです。